第2話


「ユリもう帰るよ!私ゆーやんところ泊まるから、ここでじゃーね。

また月曜日!」


この時を待ってました。終電までまだあと30分ある!

最高!


「じゃあ私もこれで!気をつけて帰ってくださいね」


「あの良ければもう一軒どうですか。」


「すみません、終電がもうそろそろなので」


まさか誘われると思ってなかったため驚いたが終電は絶対に逃せない

顔はかっこいいが私が相手にされるわけがない

現実を見よう、そして早く電車に乗ろうと駅までの道を歩き始めた


同じ電車ということで、不機嫌モンスターこと一希さんと歩き始めた


「電車なんとか間に合ってよかったですね。最寄りどこなんですか?」


「…4つ先です。ユリさんは?」


「間に合ってよかったです!4つでもタクシーとかだと結構かかりますもんね!私最寄りが遠くてあと40分は乗りっぱなしなんです」


意外にも電車での方が会話が盛り上がり、4つ目の駅まであっという間につき一希さんとはお別れをしました


「さてと、0時過ぎたし漫画更新されてるかなー」


更新された漫画を観ながら電車に揺られ、その後の土日も家から出ることなく漫画をひたすら読んだ。

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