第5話 始まりがマダマダ始まらない。
久しぶりの海だった。赤い大地から放射される熱気とローマ時代から放置された巨石が転がっている横で、上空を一瞬に点から点となり爆音だけを置き去りにしてく戦闘機に怯えながら戦闘ごっこをこなし、曳航光線に見とれる横に死体が転がり出る夜戦に参加し一応兵士と呼ばれるようにはなった。
で
セミとヒマワリの季節だ。
右手にはアナトリアの大地が悠然とそそり立ち
その真上には太陽。
物語を何処から始めるのか考え始める。ああでもないこうでもないのグルグル円環の上での4歳児の迷子になる。又、雰囲気作りの基底色は?灰色悲劇なの?いや人生おしなべて菜の花色喜劇でしょう。こんな駄文読まされるのは悲劇それとも喜劇。それからテーマのメロディーは?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます