連戦のイオリ〜NTR、気狂格闘家、間男誘惑マダム…これは岡瀬の罠だ。

「までゃやっ!♥この股間のっ♥ほにぇで♥ほにぇたちゅまきやれぇっ!♥」


 俺は既にシオリから聞いていた…この馬鹿は男のアレが骨で出来ていると思っている…そして骨が飛び出すと思っている…

 俺の硬くなっている股間を握るカオリ…


「ありぇっ!?骨がにゃい!?まさか…骨影コツカケかいな!?す、既にイオリンは骨操作を完成しとったってわけかいな!?そ、そそうか!イオリンはこの肉棒みたいなのでワイみたいな初めての女の子でも優しいっちゅうこったな!?」


 違うよ!それ金玉隠すやつだろ。みたいなやつじゃなくて肉棒何だよ…本当に馬鹿だな…もう、いいや…俺はいつものようにそのままパイルドライバーで落とす事にした…

 

「おおっと!?これは母なる大地への意趣返し!自然の恵みへのマザファカ!カオリを使ったパイルバンカーっ!直下式脳天杭打ちだァァっっ!!」


 カオリの凄い所は負けたと感じた時は何故か相手の技を実況する。受け身も取らない。

 何か一回マジで死ぬと思った時は何かクソ漏らしたり色々騒いだりしたけど基本、大丈夫なので安心だ…

 流石に中学時代、頭から女子中学生を床に落とすことに不安を覚えて病院に連れて行った事がある。

 カオリのお父さん、つまりシオリのお父さんと一緒に。その時にカオリのレントゲンを見ながら医師に言われた。


『凄い頑丈な頭骨ですね、厚みも凄いです。その代わり脳がちょっと小さいですね、まぁ…影響は無いでしょう。顔は良いですし、まぁ性に奔放にならないように注意して下さい。パイルドライバーぐらいでしたら大丈夫です。子供はまずいですからね。』


 おじさんは医者から娘を滅茶苦茶バカにされた筈なのに、何故か考え込んでいた…


「うーん…脳のタイプがユカリと一緒かぁ…伊織くん、シオリと付き合ってるよね?」


「えぇ、まぁ、はい」


「私は伊織くんを高く買っている、いざとなったらカオリも…いや、シオリが怒るな…まいったなぁ…」


 何が言いたかったか分からないが、とにかくパイルドライバーをしても大丈夫。それがカオリだ。


 2人の倒れた姉妹の姿を見ながら引き返せない所に来てしまったと実感する…後悔が襲った。


「やっちまった…もう…おじさんとおばさんに顔向けできねぇよ…」


「そんな事ないわ…」


 ウォ!?突然後ろ、シオリの部屋のドアの方から声がした!?


「イオリクン…どうせその娘共バカどもが迷惑をかけたんでしょう?ゴメンね…お母さんには連絡しといたわ…迷惑かけたお詫びに…お風呂とご飯とわた…を食べて言ってね…」


「え!?おばさん、それは流石に…いや、それは…」


「良いから…お願い…お詫び…させて…後、おばさんは駄目よ、昔みたいにユカリさんって呼んで…ね、イオリちゃん…」


 この人はユカリさん…シオリのお母さんだ。

 カオリに似てとても綺麗な大人の女性…若い時にシオリを産んでるから確か30代半ばだったような…カオリより少し肉の付いたボディ、クッキリしているが少し垂れた目、ぽってりした唇、目尻と口元の小さなホクロがセクシーな人だ…この人には逆らえない何かがある。

 最後は何を食べるのかよく聞こえなかったが…

 

 「お風呂…出来てるから…冷めないうちに…ね?…」


 なんかよくわからんが風呂に入れようとしてくるし…下半身裸のまま風呂場に連れてかれた…くッ!俺はどうなってしまうんだ…グイグイ押されて服を脱がされ浴室に入れられた…シオリの家の風呂場なんて小学校依頼だ。

 おばさんはお泊りの時、よく俺と娘2人、4人全員でお風呂に入るのが好きだったな、そういえば…。


「ほら…早く…入って…ね?…じゃあお体…洗うわね…ほらお股…開いて…ね?…早くっ!」


「はい…えッ!?」


 いや、違うよ!これは違うっ!何だここは!?モンスターハウスか!?淫乱モンスターハウスだ!

 俺は本能的に逃げ出そうとしたがムエタイを昔からやってるというユカリさんの首相撲に捕まり一緒に浴槽に突っ込まれた!ヤバいっ!


「待ちなさいっ!イオリ君!?落ち着いて!違うの!チ○チンキレイキレイにするだけよ!落ち着いて!早くっ!」


 それが駄目なんだって!分からないのかこの人は!

 俺はNTRの断罪にきたのに気付けば間男になろうとしている!?

 浴槽で向かい合う様にユカリさんのEカップ首相撲される俺、力がエロ強すぎる!?

 クソっ!このままでは間男に!もしや岡瀬の罠かっ!?


「早く!?クソぉ!にゅうしっろ!?ガボォ…オカセエエエェエェ!!!」


「は、早く挿入しろ?犯せ!?分かったわ!でも…精のつくもの作ったから…それ食べてから……ね?…」


 は?

 



※スピード感のある展開という何も考えていない事に定評クマシオ作品です。

追記、スピード感があり過ぎてタイトル入れ忘れました

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