第86話 【年始特別編】三毛猫未異未♪様を徹底的に調べて子供になっちゃいました。

今回は新年特別編として年末に続き作者様に焦点を当てて見ました。



●今回の作者様


三毛猫未異美♪様


●今回の参加者


加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。

ヘビのヘビッチ:中二病気味のヘビ。

地域猫のみけっち:人間嫌いな地域猫。



「友美!ニャにしてたの?!遅いわよ!三毛猫未異美♪様にまず謝罪しニャさい!!」


「え?時間通りじゃない?」


「うるさいわね!今日が誰の紹介すると思ってるのよ!!にゃるんぱでお馴染みの偉大なる三毛猫未異美♪様の紹介の日じゃない!!口答えするんじゃニャいわよ!」


「ガラガラ!シャー!!!」


「あ、はい……」

(怖いよ二人共…。何度も言うけど、ヘビッチはコーンスネイクでガラガラヘビじゃないよね?)


すでにみけっちは、ちゃっかり私のクッションの上でくつろぎながら、理不尽な怒りを露わにしています。そしてヘビのヘビッチも同様にテーブルの上でトグロを巻き、奇声を上げて怒り心頭の様子で話始めました。


「友美ちゃん。現在創作界隈では、風流な応援で有名な葵紺碧様、朝昼夜の応援でお馴染みの糀野アオ様、そして、今回はお二人と並んで三大巨頭の一人と呼ばれる三毛猫未異美♪様を徹底的に調べてみたんだ」


「え?そうなの?」

(いや、別に三大巨頭なんて誰も呼んでないと思うけど……)


「ああ。この企画の為に僕は友美ちゃんには内緒で、1か月に渡り三毛猫未異美♪様にコンタクトを取り、硬軟織り交ぜて粘り強く交渉してきた。そして今回やっと最後に僕が土下座をした所、快く了承して頂いたんだ」


「………」

(え?ヘビッチどうやって土下座したの?あなたヘビでしょ?)


「そうよ!これを見なさい!」


みけっちの言葉に目を向けるとそこには1冊のノートが。

そしてそこにはビッチリと情報が書き込まれていました。


「………」

(いつの間にこんなに……。てか誰が書いたの?)


「これを元に説明していくぞ。まずは子供の頃の三毛猫様だが……」


(え?そこから?)


「とっても風邪をひきやすくだいぶご苦労された様なんだ。そして中学生の時のある日、急な坂道の橋の上で急ブレーキをかけたため、自転車ごと一回転してしまった」


「え?一回転?!大丈夫なの?」


「ところがニャんと!!三毛猫様は、華麗なフットワークで回転中にも関わらず、地面を両手で支え脇に転がる事が出来たのよ!素晴らしいわ!猫の鏡ね!」


「…………」

(いや人間だよね?)


「そしてそのまま一瞬意識を失ったんだが、病院に行き学校には遅刻してまでも行ったそうなんだ」


「え?休まないで学校行ったの?!」


「ああ。もちろんだ。さすがと言う言葉以外見当たらないな」


「ニャんて素晴らしいの!」


「………」


「そして、その後の学生時代は、ゲーム、イラスト・漫画を自分で書いたり読んだり、音楽、声優さんのグッズ集め、アイドルやアーティストの雑誌の記事の切り抜きを集めたり、多趣味だったそうだ」


「そ、そうなんだ……」


「そして卒業後は更にその趣味の幅を広げていく」


「え?」


「ゲームはもちろんの事、ゲームセンターにも惜しみなく通い続け、旅行、映画鑑賞、華麗なハンドル捌きでのドライブ三昧、食べ歩き、イラスト作成……」


「そうニャのよ!実はイラスト描けるのよ!知らなかったでしょ?体調不良で今はしてないけどね」


「あ、うん……」

(みけっち……ドヤ顔……)


「まだまだあるぞ。アニメ鑑賞、読書、漫画、音楽鑑賞、キャットボイスを生かしたカラオケ。そしてパチンコ、競輪、競馬、応援……」


「え?競輪・競馬・パチンコ?」

(なんかオヤジみたいじゃない?)


「因みにこれはネタじゃないぞ。三毛猫様が僕だけに赤裸々に語ってくれた、まぎれもない事実だからな」


「そ、そうなんだ……」


「そんな三毛猫様は昔から漫画やイラストを描いたりして公募もしていた。しかし残念ながら、体調の事もあり挫折した……。そしてその後ご結婚されて、育児も落ち着いた頃……。ここから先は以下の年表にまとめてある」


「………」



●2018年9月

あるゲームをやりながら、小説の執筆を開始。そのグループチャットに作品をスクショして貼っていく。その小説が面白いとフレ内で評判になり、書き溜めるようになる。


「そうなんだ。面白いきっかけだね!」


●2019年1月

2作品目を書き始める。

同時にフレ内でのある人物の強い勧めで、三毛猫ミィーミ名義で小説家になろうでの投稿を開始。

処女作は【☆第一幕★旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜】

同時に2作品目も投稿開始。

2作品目で初の感想コメントが投下される。


「この時の三毛猫様の喜び、感動は今でも忘れないそうだぞ」


「なんかわかるね。その気持ち……」


●活動拠点をカクヨム、ノベルアップ、アルファポリス、ピクシブ等の数多くの投稿サイトに広げていく。



「え?そんなに?管理が大変じゃない?」

「ああ。だが、すべてキッチリ対応されいて、なおかつ新作の投稿も続けているんだ」

「………」


●主な作品の特筆すべき実績として

小説家になろうのコンテストにて

2021年8月

【【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す…〜】

2021年12月

【「無」能力だけど有能みたいです〜無能転移者のドタバタ冒険記〜】

の2作品に運営より感想コメントが投下される。

2022年10月

エブリスタ特集『特集 異世界での成り上がり』記事にて、【「無」能力だけど有能みたいです〜無能転移者のドタバタ冒険記〜】が掲載される。


「すごくない?!」

「順調にスタートし、家庭と両立しながらこなしていった執筆活動だが、合間には壮絶な病気との闘いの歴史もあるんだ」

「え?」


●職場の飲み会で飲み放題だからと突っ走る。

案の定吐き気を催しトイレに行くも間に合わず決壊。意識不明で無残にも担がれて座席に戻される。→この行為は同じ職場で二回繰り返す。


「………」

(自業自得だよね?)


●結婚直後には急性甲状線炎を発病。

 2019年夏

極度のストレス症の発症の為、トイレで急な激しい腹激痛、3度も意識不明状態に陥る。

仕事を退職。


「え?ちょっと!!やばくない?」

「ニャ………」

「驚くのはまだ早いぞ」

「え?まだあるの?」


●2020年

ストレス症が回復せず、重なる体調不良により服薬。深刻な自己嫌悪に苦しみ、極度のうつ症状に陥る。一旦薬物療法を止めて、音楽療法に切り替える。現在も良し悪しの波を繰り返しているが、体力の極度な低下が続く。


「………」


「それでも現在、病気と闘いながら、執筆、SNSでの応援、読書、家庭、その他趣味をこなす等の忙しくもあり充実した日々を過ごしているんだ。そして今後の作品構想も数多く抱えていて、まさに創作の申し子と言った感じじゃないかな?」


●2022年1月

ペンネームを現在の三毛猫未異美♪に変更。


「猫好きを公言されている作家様は、ひだまりのねこ様、四葉のF様、みなはらつかさ様など沢山いらっしゃるが、本当に多趣味で、多才、そして優しい方が多いと思う。だが、ひだまりのねこ様は食べてばかり、四葉のF様は猫のおでこの匂いを嗅ぎまくり、みなはらつかさ様は猫が苦手なインコのアイコンとツッコミ所満載なのが、とても楽しく、面白い方々ばかりだ!余談だが、猫作品連載中の蜂鳥タイト様はウマが好きな様だがな」


「………」


「ちニャみに、三毛猫様の好きな食べ物はカレー、チャーハン、寿司だそうよ!」


「………」

(なんか子供みたいで可愛い方だね……)


「漫画はフェアリーテイルやブラッククローバー、ゲームはドラクエ、ユニゾンリーグがお好みらしいわ!」


「………」


「そしてそんな三毛猫様の座右の銘だが、初心忘れるべからず・石の上にも三年・急がば回れ・継続は力なりと沢山あるんだ!どれも今の活動で実行されていると思わないか?」


「そ、そうだね……」

(座右の銘多くない?普通一つじゃないの?)


「ちなみに飽きっぽい、どうでもいい事を覚えている、動かない等、無敵とも思われる三毛猫様にも苦手な物があるんだ」


「え?」

(褒めてなくない?)


「お化け、ジェットコースター、梅干し、トマト、高い所、暗い場所、狭い場所、暗い空気、爬虫類、クモ、ゴキブリ、ホラー小説は怖くてトイレに行けなくなるそうだ」


「…………」

(申し訳ないけど順番に突っ込むね)

(全然無敵じゃなくない?子供みたいじゃない?)

(結局、高い所も低い所も駄目じゃない?)

(爬虫類って……ヘビッチ、あなたもだよ?)


「以上が人物的まとめだが、その作風には個人的に感じる特徴があるんだ」


「………」


「まずは独特の場面転換のタイミングと表現による構成の独自性。そして独特な掘り下げ表現による徹底したスローテンポでの作風」


「たしかにそうだね!全然進んでなくない?って思う所あったもん!」


「例えば、ある事の順番を決める為にじゃんけんをする。あいこになる。これを、心理描写、場面転換、状況描写を交えつつ、一エピソード2000文字くらいかけて表現する。そして後書きでそれを登場人物から指摘されると、三毛猫様は逃亡するんだ。この手法はなにげに斬新だぞ。読者に後腐れなく突っ込ませる手法は新たなコメディの手法とも言えるんじゃないかな?」


「そうよ!思わずニャニャニャって大爆笑よ!」


(え?猫ってニャニャニャって笑うの?)


「そして今だに多くの長編連載を抱えている。一応要望として、一作一作、早く完結させる様に話しておいた。今年中にはその結果がでるだろうな」


「………」

(ちょっと……やめてよね。あんまり失礼な事要望するのは……)


「今回すごく調べたよねヘビッチ」


「当たり前だ。前回のみなはらつかさ様は活動内容やプライベートツイートや報告作品が沢山掲載されていたが、三毛猫様はほぼ宣伝と他作品の応援ばかりだからな。400以上ある近況ノートから、探し出すの大変だったんだぞ」


「う、うん」

(さすがにヘビだけにすごい執念だね)


「あと一つ聞き忘れた事と要望を言いたいんだ」


「え?」


「数多く宣伝活動されている三毛猫様だが、僕たちの本編の【心療内科の友美さん】は一度もにゃるんぱ宣伝してもらっていないんだ……。まあ僕たちは外に活動の場を置いてるから仕方がないんだが」


「え?そうだっけ?あ、たしかに読書会はあるけど、本編はないね……」


「それに、猫好きなのに、プライベートで猫を飼っていると言う情報がどこにもなかったんだ」


「え?そうニャの?」


「………」

(みけっち、顔青いけど大丈夫?)


「そこは今後の三毛猫様の人生を左右する上で、非常に気になる所だな」


「う、うん。そうだね……」

(どうでもよくない?)


「さあ、まだ朝までは長い。皆で三毛猫未異美♪様の作品を読みなおそうじゃないか!」


「うん!」


私達は顔面蒼白のみけっちをなだめながら、朝まで三毛猫未異美♪様の作品を読み返していました。



三毛猫未異美♪様

今回はありがとうございました。


三毛猫未異美♪様のマイページ

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