第65話 猫の私は異世界に行きましにゃーを読んで楽しく夜更ししにゃいましにゃー

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。



●今回の読書作品


【作者】   蜂鳥タイト 様

【作品名】  猫の私は異世界に行きましにゃー (小説家になろう)

      


●今回の読書会参加者


加納友美:動物と話せる高校生。オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。本編心療内科の友美さんの執筆者と言う事になっている。

フクロウのフクロッチ:目の前で旦那さんが猟銃で撃たれて亡くしているも、前向きに生きているフクロウ。彼を亡くした友美さんを大いに励ました。

三毛猫のみけっち:人間嫌いの地域猫。

電気ウナギの電気ッチ:アマゾン川で捕獲され日本の動物園にやって来たデンキウナギ。電気芸が得意。目が見えない。神出鬼没のビリビリが口癖。



※※今回すでに公開している文学フリマの挿絵完成版入れさせて頂きました。

(小説家になろうとノベルアップ版のみ。カクヨムは挿絵機能が無い為)




(そう言えばあの歌の歌詞なんだったっけ?大きく吸ってせーの、あいうえいおあいだっけ?あえいいおうえあおだっけ?)


私は読書会用の飲み物を1階のリビングから持ってきて、階段を登りながら作者さんの好きなアニメの歌詞を考えていました。


ガチャ


『あれ?みけっちいない?』


『上よ!上!早く降ろしニャさいよ友美っ!怖いニョよっ!!』


『・・・・・・』

(猫でしょ?)


叫び声に上を見ると、本棚の上に登って降りれなくなったみけっちを発見。


『三毛猫さん、3分くらいずっと涙目で降りれなくなってたのよ』


『そ、そうなんだ・・・』

(猫なのに高所恐怖症・・・)


その様子を、カーテンレールに止まってくつろぎながら、冷ややかな視線を送るフクロッチ。


『あら?ここは友美ちゃんの部屋ね。また読書会かしら?ビリビリ』


机の上の水槽の中で、目が見えない電気ッチはいつもの様に声で状況を把握。


『うん。そうだよ。電気ッチ!』


『じゃあビリビリ。いつもの様に音読お願いね。特に主人公のセリフはビリビリ語尾もちゃんと強調してねビリビリ』


『・・・・・・』

(電気ッチ・・・あなた事前に読んだでしょ?)


その後みけっちを上から降ろし、読書会スタートです。


『わ……分かったにゃ!と波乱に満ちた衣装制作作りは、ようやくここから始まっていくのだった。・・・・はい電気ッチこれで終りね』

(なんか語尾のニャも途中から声に出して読んでて楽しくなって来たよ・・)


『ビリビリ。ありがとう友美ちゃん。今回は良かったわよ。ビリビリでも、友美ちゃんのニャには萌えがないわねビリビリ』


『・・・・・・』


『友美。この作品の為にわざわざ死後の世界から久しぶりに来たんだから、積極的に解説するニャよ。シャー!!』


(え?なんで私威嚇されてんの?)


『この作品は主人公のリンリンと言う猫様が異世界に転移して、シャーリンと言う名前で獣人の姿になり、他の様々な獣人種族の方と協力したり、色々な競技を行うお話しニャのよ。あ、それとシャーリン様に敬意を表して、今回の私のしゃべり方は微妙に違うニョよ』


『そうなんだ・・・』

(あれ?みけっちのデフォルトの話し方ってなんだっけ?)


フクロッチは長い羽を広げて、カーテンレールからベットに降りてきました。


『今、三毛猫さんからも説明があったけど、私この作品の暖かくて優しくて、それでいて競技の迫力ある描写とても好きだわ。抜かされたシャーリンさんが競争で二段ダッシュで差し返す描写はなかなか迫力あったわね』


『そうだね!シャーリンさん、なんか天然っぽくてかわいいよね!・・・痛っ!!』


みけっちは何故か、爪を若干立てた本気の猫パンチを私に繰り出しました。


『友美!シャーリンさんじゃなくて、シャーリン様でしょ?さ・ま。私のあらすじ聞いてたの?ふざけニゃいで!!』


『あ、はい・・・・・・』


『ビリビリ。でも競技と言ってもビリビリ走るだけじゃなわねビリニャリ』


『・・・・・・』

(電気ッチ・・・こないだも便意ブーストの話でビリブリって言ってたし、あなた最近口癖アレンジし過ぎじゃない?)


『そうね。その後学園に入る事になるんだけど、そこでは多くの仲間や登場人物達との交流が描かれているわね。電気のウナギさんが言ったよう運動だけじゃなくてバンド組んだり、動画を投稿したり・・・・そう言えばこれは要望なんだけど、登場人物一覧紹介をおまけ的にエピソード間に入れて欲しいわね。登場人物が多い作品は結構そう言う作品が多かったわよね。以前読んだ、ひだまりのねこ様や三毛猫 未異美♪様の作品も1話丸々使ってキャラ紹介の回があったわよね』


『そうよ!特にシャーリンさんの紹介は前編後編わけて紹介すべきニャー!』


(みけっち。あなたさっき微妙に変えるって言ってなかった?それじゃあそのまんまだよ?)


『ビリビリ。それと物語全体の構成が、ビリビリ良く出来ているわねビリビリ』


『でもそれはわかるかも!単調な感じじゃなくて、外伝が間にちょうどいいタイミングで入っていてメリハリがちゃんとあるもんね!』


『あとは主人公のシャーリンさんが、元猫だと言う事を常に小出しに描写し続けているのはいいわね!ちゃんとこの世界観に常に読者が居られるわ!』


『フクロウさん!そうニャのよ!ちゃんと猫である事に誇りを持ち続けているニョよ!・・・私達猫の鏡ニャのよ!!』


『ビリビリ私は微笑ましい会話の連続シーンが好きだわビリビリ。特に歌詞を考える36、ビリビリ37話はあとでもう一回友美ちゃんに読んでもらおうかしら?ビリビリ』


『・・・・・・』

(電気ッチ・・・そこは36、37でいいんじゃない?ビリビリ37ってなんかテレビ番組の名前みたいじゃない?てか、三人ともすごい盛り上がりだね)


『友美!私もシャーリン様達みたいにこの作品をモチーフに歌詞を考えたわ。聞きニャさい!』


『え?』




ここはどこ?私は猫だよ?


会いたいよ。ご主人様に。


どうしてなの?突然お別れなんて。嗚呼、私の時の砂を誰か戻して下さい。


でも気づくと私の傍には仲間がいた。


それはとっても大切で尊い仲間なの。


にゃにゃにゃにゃー悲しみが溶けてしまうほど


にゃにゃにゃにゃー新たな光の輪の中に


私は今日も走り続けるわ


だって私は猫なんだから。


フォーエバー。





『どうかしら?ちなみにタイトルはシャーリンフォーエバーよ』


『す、すごくない?みけっち?』


『当たり前じゃない。私は野良ネコよ。そこら辺でぬくぬくコタツのニャかで暮らしている飼い猫とは、くぐって来た修羅場の数が違うのよ!』


(いや、シャーリンさんは元飼い猫だよ?それにあなたも地域猫で食べ物には不自由してなかったはずだよね・・・)


『猫さんの歌詞はともかく、この作品想像以上に色々な事が起きる物語だから楽しいし、一本筋の通った世界観だからぜひ多くの人に読んで欲しいわね!』


『そうだね!フクロッチ!私もそう思うよ!』


『友美!私メロディも付けてみたわ!』


『え?』

(ちょっと・・・)


その後歌詞にメロディを付けたと言う、みけっちの甲高い歌声を朝まで聞かされて、翌日遅刻したのは言うまでもありませんでした。



作者 蜂鳥タイト 様

今回はご了承ありがとうございました。

とても楽しい作品でした!


今回の作品はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n6936hn/ (小説家になろう)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る