第55話 現代ダンジョン部の魔導鎧使い~最強の鎧を拾った俺、幼馴染とパーティ組んで冒険者になりダンジョン探索無双しながらレベル上げ~を読んでロボットに憧れちゃいました。

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。



●今回の読書作品


【作者】  秋津 幻 様

【作品名】 現代ダンジョン部の魔導鎧使い~最強の鎧を拾った俺、幼馴染とパーティ組んで冒険者になりダンジョン探索無双しながらレベル上げ~ (小説家になろう・カクヨム)

      


●今回の読書会参加者


加納友美:動物と話せる高校生。オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。

カラスのカラッチ:物事に対して冷めた発言をするが実は優しいカラス。解説役。

モモンガのモモッチ:全ての感情が笑いで表現するモモンガ。雑食の為、何でも食べてしまう。




『モモッチ・・・・また・・・・変な物ばかり食べて大丈夫なの?』


私は部屋に入るとすでにこの作品を読んでいるモモッチが、この作品の料理部が議論していた目玉焼きを、両手で器用に持ちソースをかけて食べているのを見て呆れてしています。


『アハハハハ!やっぱり私は塩派かな!アハハハハ!』


『ねえモモッチ、あなたこないだもじゃがりことか食べてたけど大丈夫なの?』


『私、こないだも明太子食べたよ!アハハハハ!』


『・・・・・・(まあいいか・・)』


そしてカラッチはカーテンレールの上にとまっていましたが、私とモモッチのやりとりを聞いてテーブルに降りてきました。


『友美ちゃん。この作品は魔道鎧と言われる、人間より遥かに大きいロボットのコクピット内に入り操縦して戦う学園青春ファンタジーだ。ちなみ学園だから恋愛もあるぞ』


『あ、うん!そうだね。想像したのと違って派手な戦闘シーンが読み応えあるよね!』


『そうなんだ。それと作中で視点、つまり語り手の切り替えがあるんだがそのタイミングがとてもうまいと思う』


私はいつも冷静で淡々と話すカラッチがめずらしく熱く話しているのに驚きました。


『カラッチどうしたの?今日は随分熱くなってるね!』


『そうだな。なんだかダンジョン内にロボットがいると想像してしまい、今までにはないなかなか新鮮な感覚を持つことが出来た作品だな』


『そうだね!アハハハハ!あははははは!』


(モモッチ・・・マリアさんの笑い方のマネしてる・・・でもカタカナとひらがなでの笑い方、なんとなく違ってるってわかる気がするよ・・・)


『この作品、色々伏線と言うか謎の様なものが隠されている。それを考えながら読めるのもとても楽しくて、ついのめり込んでしまうな!』


『うん。そうだね!設定が色々あるからなんかわくわくしながら読んだよ!』


『アハハハハハ!私が好きなのは日常シーンと戦闘シーンのアハハハハ!ギャップがとても好きだわ!あははははは!』


(モモッチ・・・早速使い分けてるね。でも戦闘シーンは笑えないくらいシリアスで細かい描写だよ?)


『これは別に不満ではないのだが、登場人物が多いから印象付けの+αが欲しいと思った。読み易い部分が多いからあまり気にする所ではないのかも知れないがな』


『・・・あ!でもこの作品の内容でゲーム作ってるみたいだよ!』


私はパソコンを起動して、作者さんが作ったゲームのページを開き丁度ニコニコのプレミアム会員だったのでプレイしてみました。


『え?すごくない?私には作れないよ・・・』


『そうだな!ビジュアル的補完も出来るし・・・ほう、ドラクエ風RPGだな!これをプレイして読み始めると更に理解しやすそうだ!』


『アハハハハ!すごいすごい!・・・キャラクターのデザインもとてもかわいいわ!特に真希ちゃんかわいい!』


『ほんとだ!かわいいね!』


そして読書に戻り1時間後・・・。


『ほう。終わり方が綺麗にまとまっているな!』


『そうだね!』


『回収されていない伏線があり、続編を予感させる終わり方で印象付けを行っている感じだな。これは見事だな。それにこの作品の世界観自体が色々可能性がある印象だからつい期待してしまうな!』


『アハハハハ!あと私思ったのは作者さんが知的な雰囲気が出てるわ!あははははは!』


(なんか笑いながらだと、褒めてない気がしてしまうのは私だけかな?)


『モモンガさんの言う通りだと思うぞ。妙にあっさりとした描写があったり、やたら細かい描写があったりと言うのを感じるんだ。読者をコクピット内でコントロールしているのかな?カーカー!』


『・・・・・・』

(ちょっと・・・カラッチの鳴き声は大きいから少しボリューム下げてね)


『友美ちゃん!私も自分専用の武器が欲しいわ!あはははは!』


『え?』


『早く!いますぐ欲しい!アハハハハハ』


モモッチは床に仰向けになり駄々をこねる様に、騒ぎながら足と手をバタバタと動かしてます・・・。


(モモッチ・・・アリスさんの真似だね。でも笑いながら駄々こねても、ただ笑い転げてるだけみたいに見えるから、こちらのダメージは少ないよ)


『僕もこれを機にロボット作品を読み漁ってみるとする。この読書会ちょっとSFチックな作品をとりあげるのは少ない様だからな』


『わかったよ!カラッチ!ロボット作品の時は必ず呼ぶからね!』

(少ないのは特に理由はなんだけどな・・・)


翌日


私は、あるはずのない学校内のダンジョンをついつい探してしまう様に、敷地内をうろうろとあてもなく歩き回ってしまうのでした。


(やっぱりないよね。でも本当にあったらいいのにな・・・・)


新鮮な気持ちを与えてくれた、この作品に憧れの気持ちを見出している自分を発見していました。



作者 秋津 幻 様

今回はご了承有難うございました。


今回の作品へはこちらからどうぞ!

https://ncode.syosetu.com/n3614hu/ (小説家になろう)

https://kakuyomu.jp/works/16817330647815129547 (カクヨム)

この作品のゲームはこちら!

https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm27022







作家様各位

読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!

よろしくお願い致します!

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