第36話 アニソン戦争とキミと駆けるアニソン戦争を読んで声高らかにアニソンをうたっちゃいました。前編
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 傘木咲華 様
【作品名】 アニソン戦争
キミと駆けるアニソン戦争
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。動物と話せる。
亀頭カメッチ:下ネタ担当。解説役
ウサギのグミちゃん:江守さん家の陽気なウサギ。
ムササビのムサッチ:飼い主がお笑い芸人。自称その一番弟子。
ブルドックのブルーザー:ダジャレの帝王。
『ピピルピー♪』
私は大好きな電波ソングを口ずさみながらすでに始まっている読書会会場である、自分の部屋に入りました。
ガチャ
(ちょっと待って・・・このメンバーは・・・・)
(あれ?あとムサッチ来る予定なんだけどな・・・)
『・・・・・・』
私は以前、ダジャレすごろくと言う地獄の手作りボードゲームを二回に渡りプレイさせられた事を思い出し絶句しています。
『あれ?カメッチどうしたの?』
カメッチはめずらしく裏返しになり、頭、手足をだらんと垂らして疲れている様子でした。
『ああ。友美ね。実は富士山でルンバ踊ろうと思って、行ったんだけどふもとのキャンプ場でカレーメン食べて寝ちゃって風邪気味なのよ』
私の姿を見てそう言うと、いつもの甲羅に頭を出し入れする体操を始めました。
『・・・・・』
私はスキル【さよなら友美先生】及び【ゲーマーズ!友美ver】を発動。
(絶望した。カメなのにキャンプ場でカレーメン食べるなんて絶望したよ。あとその体操、単純だけど止めれない?・・・お願い。リセットしてね)
『バウバウ!友美ちゃん!千葉県佐倉市には桜は咲かない!バウバウ!』
『ギャハハハハ!グミちゃん腹筋崩壊!』
『・・・・・・』
(ブルーザー・・・あなたやっぱりダジャレの精度落ちてない?田園調布で筆を買う。が、一番面白かったよ?)
『友美。この二つの作品は同じ世界での別のアニソン戦争と言われる、新作アニメの歌姫を決めるコンペティションを描いた青春群像物語よ』
『そうだね!カメッチ。でも歌のコンペを小説で表現するって難しいと思ったけど、全然違和感なかったもんね』
『そうね。今はWeb小説でも歌詞に対する著作権が厳しいから、実際の歌をそのまま引用して表現出来ないわね。でもこの作品は歌のシーンは情景描写はもちろんだけど、お客様や周囲の人間の反応や歌い手の心情描写を絶妙に交えて書いているわ。勝負が始まる前のドキドキも十分感じられるし、読者が勝負の判定をする一人にもなれるわ』
『友美ちゃん!アニソンのCD聞きながら運転して事故で兄損害!バウバウバウ!』
『ギャハハハ!グミちゃんその事故の被害者!アニ、ソンだよ!(なにすんだよ)』
『・・・・・・』
私はスキル【撲殺天使友美ちゃん】及び【友美ちゃんグルグル】を発動。
(ブルーザー・・・縁起でもない事いわないでよ。アニソンに失礼だよ?)
(グミちゃん・・・元の言葉を書かないとわからない強引なダジャレはやめない?)
(二人とも、あんまりふざけてると、なんでも出来ちゃうバットと恋するハートの魔方陣で封印しちゃうよ?)
カメッチはダジャレで盛り上がる二人を他所に続けて話し始めました。
『あと、この物語の良い所としてアニソン戦争を戦う、女性キャラクター達がどこか身近な雰囲気のある、親しみが持てるキャラクターなのよね。特にキミと駆けるの方の主人公の二人組みの女性ユニットの、二人のすれ違い見たいなものとか心情描写が妙にリアリティがあるのよね。それに作品全体の風景や状況描写が、現代プチファンタジーを彷彿とさせる様な綺麗な描写だから、それもプラスして感情移入出来るわ』
『うんうん。わかる!なんか芸能人って感じじゃなくて、普通の女の子って感じだもんね!かわいいよね!』
『アニソン戦争のほうは、歌姫の幼馴染の男性主人公だけど、ほんのり恋の物語でもあるわね。友達に対する話し方とか少し女性っぽい所があるから、もっと男くさくてもいいと思うわ。でもいるわよね。こう言う男の人って。だから問題ないんだけどね』
トントン・・・・
『あれ?ベランダからノックが・・・あ、ムサッチじゃない?』
カーテンを開けて見るとやはりムサッチでした。
しかし、部屋に入るなり・・・。
『はあはあ・・・やっぱり東京からは飛んでくるのは辛いわね。バサバサしすぎて両手が疲れたわ』
『そ、そうなんだ・・・』
(ムサッチ?東京からここまで200キロ以上あるよ?しかも飛行だけで来たの?それにあなた鳥じゃないでしょ?バサバサする必要ないんじゃない?)
『はあはあ・・そう言えば私のご主人が昨日友美ちゃんの家に荷物送ったはずだけど届いてないかししら?』
『あー届いてるよ!ムサッチのお泊りセットだよね?』
『ちょっと開けてみて』
『うん!』
『・・・・・・?!』
『なにこのボードゲーム?(まさか?!)』
『ミニダジャレすごろくよ!!アハハのハ!』
『・・・・・・』
私は再びあの悪夢のダジャレすごろくを思い出し、スキル【自縛少女友美ちゃん】を発動。
(花子さん花子さん・・・・は・あ・い!)
とりあえずトイレに立ち、なんでも願いを叶えてくれると言う、我が家にいるはずのない花子くんを呼び出す一人芝居をしていました・・・・・
続きます
今回は前後編です。
作者 傘木咲華 様
今回はご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらからどうぞ!
https://kakuyomu.jp/works/16817139556512660784 キミと駆けるアニソン戦争
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889874839 アニソン戦争
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
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