第34話 旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜を読んでニャンニャンしちゃいました。中編

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。



●今回の読書作品


【作者】  三毛猫 未異美♪ 様

【作品名】 旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜


●今回の読書会参加者


加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。動物と話せる。

地域猫のみけっち:人間嫌いな地域猫。

カラスのカラッチ:クールなカラス。解説役。

ウサギのグミちゃん:江守さん家の陽気なウサギ。

ウサギのウサッチ:同じく江守さん家の元野ウサギ。謝罪し続けるウサギ。

ハクビシンのハクビッチ:本編未登場。文学フリマ東京の領布版のみ登場。いい事探しが得意で極端なポジティブシンキングのハクビシン。

高橋杏寿:通称Eのスペルが付く方のアンちゃん。友美さんと同じ動物と話せる北海道に住む同級生の少女。人間には極度のコミュ障。動物にはマシンガントーク。イメージは赤毛のアンのアンシャーリー。



前回の続きです。


人間には極度のコミュ障のアンちゃんこと高橋杏寿ちゃん。


『アンちゃん。久し振りだね。あ、そうだ。今日の読書会だけど猫のみけっちは人間嫌いだから、あんまり話さない方がいいかも。スキンシップもね』


『あ・・う・・んっ・・だめ・・・な・ん・・・だ・・・ね』


(また・・・・なんかいかがわしくなっちゃてるから・・・・)


とりあえず私はアンちゃんを部屋に案内。

ガチャ


『友美ちゃん!誰ニャのよ!その人間は!』


(やばい!!まさかみけっちが一番に反応するとは・・・)


『あっるえー?猫さんいるんだー!かっわいいー。にゃっぴー!私はアンちゃんどえーす!よろしくニャ!ニャニャニャのニャ!』


『・・・・・・あら?面白い子ね特に、はニャし方が気にいったわ!』


(え?まさかの肯定?)


『ウサギさんも!カラスさんも!ハクビシンさんもこんニャんわ!ポッピー!私は北海道からアンちゃんでーす!友美ちゃんと一緒でみんなともお話出来るよ!名前なんて言うのかニャ?どうせ友美ちゃんの事だからセンスのないネーミングニャんだろうね!ニャニャニャのニャ!』


『アハハハ!ニャんなの?この子は!面白いじゃニャい!私はみけっちニャ!』

『ギャハハハハ!グミちゃん腹筋崩壊!』

『ごめんなさい・・・はじめまして・・・ウサッチと申します・・ふざけた名前でごめんなさい』

『私はハクビッチよ。よく口が動くわね。よくお話して口を動かすと言う事は顔の筋肉が刺激されて、唾液の分泌を促進して新陳代謝が活発になるわ。いい事だわ!』


(え?ウサッチ?!そんな風に思ってたの?・・・・・ごめん)


『・・・・・・』

(あれ?カラッチは?)


『友美ちゃん。とりあえず感想いいかな?』


『あ、うん!』


カラッチはこの騒ぎにも動じることはなく感想を話し始めました。


『さっきも言ったが、同じ時間軸だが違う場所で同時に進行するこの物語はやはり場面の転換、つまり一つ一つのエピソードの引きが上手いな』


『そうかも!一つのエピソード読み終わってどうなるのかな?って思って次の回見ると違う場所での話しになってるから、え?って思うけどその話にも引き込まれて・・・』


『そうなんだ。それを繰り返していくウチにあっという間に読み進んでしまうんだニャ』


(ニャ?カラッチ??私の聞き間違えだよね?)


『アハハハハ!カラスさん!私もそう思うよ!この作品の作者さんはやはり、掘り下げと引きと言う技術が秀でていると思うよ!あ、そうだ引きと言えば私中学の頃、ヒッキーだったんだ!どうしたら外に出たくなるのかなってずっと考えてたんだけど、押しても駄目なら引いてみなって言葉思い出して、高校に入って頑張って克服しちゃった!』


『・・・・・・』

(アンちゃん・・・・・それじゃあ、結局引いちゃってんじゃんか・・・)


『グミちゃん待ちに待ったコンテストやっと始まったニャ!』


(ニャ?グミちゃん???)


『ごめんなさい・・・なんでユウさんが魔王なんですか・・・ごめんなさい。元野ウサギの分際で大それた事を・・・・でも作者さん逃げちゃいました・・・卑怯です・・あ、私ってばまた・・・ごめんなさい』


『・・・・・・痛っ!!(みけっち?)』


『フニャーギャー!なんでいつまで経ってもノエルさんの事助けにいかニャいのよ!!シャナの役立たず!』


(そんな事言われても・・・・)


『三毛猫さん。そんなに怒る事ないわ。儀式の為の拘束よ。拘束って言っても弱らせたりはしないから三食昼寝付きだと思うわ。ほら!とってもいい事だわ!』


(ハクビッチ・・・・あんまりフォローになってないと思うのは私だけ?)


『儀式って、全然始まらニャいじゃない!!』


(みけっち・・・・儀式の朝からのエピソードは物語の重要な所だよ。いくら好きだからってノエルさん目線だけで読まないでね)


『物語の謎の部分が、少しづつ解明されていくタイミングと構成の組み立てが秀逸だと思う。謎解明の小出し、そして物語のクライマックス・・・。本当に引き込む構成が素晴らしいニャ』


(カラッチ・・・さっきのは聞き間違えじゃなかったか・・・)


『みんニャすごく楽しそうに読んでるね!ほら、友美ちゃんもノエルさんになろうよ!ニャニャニャーン!』


(アンちゃん・・・お願いだから無茶振りは・・・・いや待って!猫キャラになりきればみけっちも私と友好的に会話してくれるかも・・・・よし)


私は思いつきの即興スキル【ニャンニャンしちゃうぞ!】を発動。

同時に右拳を胸元に、左拳を頭の上にもってきました。


『ニャンだかなー!みんなあんまり騒いでるとニャンニャンしちゃうぞ・・(何これ?本当に恥ずかしいんですけど・・・)』


『全然かわいくない・・・グミちゃんがっかり・・・』

『ごめんなさい・・・お世辞にも似合うとはいえません』

『あらあら。今のは哀れすぎて、さすがの私もいい事なんか探せないわ』


『・・・・・・』


『友美。何?今の?あなたふざけてんの?全世界の猫馬鹿にしてるの?』


『アハハハハ!パッピー!友美ちゃんそんな事やってて恥ずかしくないの?私だったら今すぐ毒団子食べて自害しちゃうレベル!ニャニャニャのニャ!!』


『友美ちゃん。今の君の精神状態は僕の体の様に真っ黒だな・・それじゃあ誘われた男が引いてしまうぞ』


(さすがに総スカンは・・・)

(かなり披露困憊だけど一応順番に突っ込むね)


(グミちゃん・・・アンちゃんのニャと何が違うの?)

(ウサッチ・・・・あなた本心でしょ?最後謝罪の言葉すらなかったよ・・)

(ハクビッチ・・・あなたどんな状況でもいい事探せなかったら、ただのそこらへんにいるハクビシンだよ?)

(みけっち・・・全世界は言いすぎじゃないかな?しかも素に戻って言われるとダメージ更に深くなるからやめて・・・)

(アンちゃん・・・帰ってもらおうかな・・・)

(カラッチ・・・・私別に男の子誘ってるわけじゃないんだけど・・・)


『さあ。ふざけた友美は放っておいて続きを読みましょ?』


素に戻ったみけっちの言葉で読書会はもう少し続きます・・・・。



次回後編です。


作者 三毛猫 未異美♪ 様

今回もご了承有難うございました。


今回の作品へはこちらからどうぞ!

https://ncode.syosetu.com/n8136fg/(小説家になろう)

https://novelup.plus/story/524003571(ノベルアップ)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888687126(カクヨム)

https://www.alphapolis.co.jp/novel/1540352/355247339(アルファポリス)



作家様各位

読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!

よろしくお願い致します!

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