心療内科の友美さん達の夜更かし読書会 ~どんなジャンルも読みます!~
第33話 旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜を読んでニャンニャンしちゃいました。前編
第33話 旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜を読んでニャンニャンしちゃいました。前編
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 三毛猫 未異美♪ 様
【作品名】 旧異世界勇者の子孫達の陰謀と新異世界勇者達!!〜ゲームにログインしたら異世界に召喚されたけど。そもそも何で召喚されたんだ?……〜
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。動物と話せる。
地域猫のみけっち:人間嫌いな地域猫。
カラスのカラッチ:クールなカラス。解説役。
ウサギのグミちゃん:江守さん家の陽気なウサギ。
ウサギのウサッチ:同じく江守さん家の元野ウサギ。謝罪し続けるウサギ。
ハクビシンのハクビッチ:本編未登場。文学フリマ東京の領布版のみ登場。いい事探しが得意で極端なポジティブシンキングのハクビシン。
高橋杏寿:通称Eのスペルが付く方のアンちゃん。友美さんと同じ動物と話せる北海道に住む同級生の少女。人間には極度のコミュ障。動物にはマシンガントーク。イメージは赤毛のアンのアンシャーリー。
読書会には参加しない登場動物
伝書鳩のポッポ:飼い主はアンちゃん。
読書会前日。
トントン・・・・。
『え?何?』
深夜2時、突然窓を叩く音に私は恐る恐る窓を覗くと・・・・。
『え?ポッポ?!どうしたの?』
『手紙よ。友美ちゃん!』
とりあえずポッポを部屋に入れました。
『やっぱり北海道からだと距離があるわね。水頂戴。それとアンちゃんからの手紙預かってるわ』
『あ、うん・・・(メールでいいんじゃないのかな?)』
カップに水を入れ、ポッポの足首に巻かれた手紙を外し開くと・・・。
【ヤッピー!ポッピー!友美ちゃん!元気?少しは胸大きくなった?アハハハハハ!あっるえー?ちょっとイラッとした?そんな事より明日の読書会私はノエルさんとして参加させて頂きマンモス!】
(・・・・・・)
『とにかく手紙は渡したよ!じゃあね!』
『あ、うん気をつけてね』
(こんなくだらない内容の手紙を渡す為にわざわざ北海道から・・・・)
ポッポは帰って行きました。
そして読書会の日。
ガチャ
自室の扉を開けると立ちくらみをしてしまう光景が・・・。
(え?また?多くない?・・・ここに更にアンちゃん加わるの?)
『み、みんな。もう読み始めてるよね?』
『あれ?ハクビッチ??どうしたの?ずっと探してたんだよ?』
彼を亡くした私を強引にポジティブの世界に引きずりこんだハクビッチは、あの日以来見当たらなくなっていました。
『友美ちゃんこんばんわ。あら?探してくれてたの?』
『そうだよ!ずっとお礼が言いたくてさ!あの時はありがとね!』
『ずっと探していたと言う事は結構歩いたんでしょ?体力が付いて、足腰も強くなったでしょ?健康になったでしょ?これで猛牙疾風殺を使えるようになったじゃない!良かったわ』
『・・・・・・』
(ハクビッチ・・・・あなたハクだから白で今回なりきりハクリュウさんなのね・・・)
『フニャギャー!!ニャんニャの?このウサギは?』
『アハハ!ハナちゃんから聞いた!やっぱり猫さんのおでこいい匂いがする!猫さん怒った!グミちゃん即退散!ギャハハ!』
『・・・・・・』
以前の読書会でウサギのハナちゃんにおでこの匂いを嗅がれ、叫んでいたみけっち。
(ちょっと本当に止めてよ・・・みけっち機嫌悪くなるとめんどくさいんだから・・・)
(てか本当にそのニャって完全に自分の物にしたね・・)
『それよりニャんなの?5話ニャのに全然ニャエルさん出てこニャいじゃニャいニョ?』
(みけっち・・・そのニャの使い方一部間違ってるよ?ノエルさんでしょ?あとあんまりニャ使うと何言ってるか原文わからないよ?)
『ごめんなさい・・・。ウチのグミちゃんが猫さんに何て事を・・・ごめんなさい・・・代わってお詫びしますから猫ドロップキックは止めて下さい・・・』
(ウサッチ・・・・それを言うなら猫パンチだよ?あんまり作品に影響されて、みけっちの攻撃力上げないでね)
『あら?野ウサギさんも久し振りね!』
ハクビッチとウサッチは対照的ですが、ウサッチが野ウサギ時代からの友達です。
『ごめんなさい・・・お久し振りです・・・相変わらず謝罪ウサギでごめんなさい・・』
『アハハ!謝罪って言うのは相手に悪い印象は与えないわ!友達たくさん出来るわよ!』
『ごめんなさい・・・昔は迷惑ばかりかけて・・・ありがとうざいます・・・ごめんなさい・・』
(謝罪?お礼?どっち?)
『シャー!ニャギャー!!!』
みけっちは突然怒り出し、本を爪で引っかいて傷を付けています・・・。
(美和ちゃんから借りた本なんですけど・・・)
『え?みけっちどうしたの?』
(今度は何?)
『ノエルさんが蹴飛ばされたのよ!!ひどいニャ!』
(みけっちさん。セリフにニャって使うところ無いから、強引に語尾にニャって付けたでしょ?)
『ギャハハハハ!猫さんまたまた怒った!グミちゃん深く同情!』
(グミちゃん・・・同情なんて、あなた絶対嘘でしょ?いい加減な事ばっかり言ってるとみけっち本当に怒るよ?)
『ごめんなさい、ごめんなさい・・・私が代わりに謝りますから、ごめんなさい・・』
(ウサッチ・・・・)
ウサッチはいつもの様に部屋の隅で脅えています・・・。
『いちいち謝らニャいで頂戴!!この幸薄ウサギ!』
『ごめんなさい!ヒエー・・・』
(ウサッチ・・・・)
『今、幸が薄いと言う事は、まだまだ沢山幸せを濃くする事が出来ると言う事だわ!いいことだわ!』
(ハクビッチ・・・)
『ギャハハハハ!!グミちゃん!腹減った!!』
(ちょっと待って・・なにこの大騒ぎ?全然読書会進まないんですけど・・・)
『友美ちゃん。僕はとりあえずキリがいい所まで読み終えたぞ』
皆の大騒ぎを他所に、淡々と読んでいたカラッチ。
『この作品は主役が3人・・・いや4人と言っていいだろう。転移した四人がそれぞれ別の場所から物語が同時進行でスタートしてるんだ。つまり1冊の本で4冊分楽しめると言う訳だな!しかもぞれが一つになって行く・・・・なんかゾクゾクしてくるぞ!』
『うん。そうだ・・・』
ピンポーン
(そうだ・・・今回の読書会のノエルさんが来るんだった・・・。大騒ぎで一瞬忘れてたよ・・)
(アンちゃん・・・絶対みけっちが嫌いなタイプだよね・・・・どうしよう・・)
(え?まだ21時??)
私は全く先に進まないこの読書会を、この作品のなかなか始まらないコンテストと重ね併せて恐る恐る玄関のドアを開けてアンちゃんを出迎えました。
『・・・こ・・こんば・・んわ・・・と、と、と、友美ちゃん・・・急に押しかけて、その、あの、怒ってない?・・・・よね?』
続きます。
今回は前中後編です。
作者 三毛猫 未異美♪ 様
今回もご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらからどうぞ!
https://ncode.syosetu.com/n8136fg/(小説家になろう)
https://novelup.plus/story/524003571(ノベルアップ)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888687126(カクヨム)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/1540352/355247339(アルファポリス)
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
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