第31話 ラセリアさんは屈しない! 〜絶対に屈しない女騎士の日常〜を読んで誇りを持つ事の大切さを感じちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 しがない文芸部鳥 様
【作品名】 ラセリアさんは屈しない! 〜絶対に屈しない女騎士の日常〜(ノベルアップ掲載)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。動物と話せる。
亀頭カメッチ:下ネタ担当。解説役。
ウサギのグミちゃん:陽気なウサギ。本編では友美さんの恋愛相談を受けた。
ムササビのムサッチ:飼い主がセクシー系女お笑い芸人。自称その一番弟子。
『グミちゃん聞いちゃった!友美ちゃんね、こないだお風呂のお湯入れようとしたら、シャワーになっててずぶ濡れになったんだって!ギャハハハハハ!グミちゃん腹筋崩壊!』
『・・・・・・』
(誰?その事グミちゃんに言ったのは・・・・)
ウサギのグミちゃんは今回の作品を読み終えるなり、仰向けになり前足でお腹を抱えて笑っています・・・・。
『あら?そんな事くらいまだましよ。友美ちゃんウンコ食った事あるし、パンツ食った事だってあるのよ!!』
『・・・・・・』
私は以前ムサッチの言葉の悪用で
『うん。告った事あるよ』(読書会)
『パン、作った事あるよ』(本編)
と言う言葉を誘導された被害者になった事がありました。
『友美。この作品は限りなく日本に近い世界観の舞台で、そこで生活をしている誇り高き女騎士さんが、日常にはびこる様々な小さな困難や災難を描写した日常短編コメディよ。あるあるネタなんかもあるわ。そしてその女騎士さんは現代で言う所の警察の様な職業よ』
カメッチは私の小さな災難に対して、笑いを堪えながら今回の作品を説明してくれています。
『そして更に1話約100文字程度で1分で気軽に読める作品よ』
『うん!ラセリアさんのポンコツっぷりが楽しいよね。誇りが高いってのもギャップで更に楽しいよね』
『固定ファンも沢山いるみたいだし、トマトを切る包丁を歴戦の猛将包丁と描写したりで表現方法が面白いのよね』
カメッチの言葉を聞き終えると、ムサッチは飛膜をバサバサと振りながらとんでもない提案をしてきました。
『この作品の紹介する為に、友美ちゃんが主人公だと仮定して私達がこの作品風のネタを披露するわ』
『え?』
ムサッチは以前、自称私のお笑いの師匠でした・・・。小話、ダジャレ、一発ギャグ等の特訓を受けた事もありました。
ダジャレすごろくと言う精神崩壊にも繋がりかねないボードゲームをやらされた時もありました。
(思い出したよ。今日の読書会その時のメンバーじゃんか・・・)
私はまず、カメッチの下ネタに対して耐久スキル【まいっちんぐ友美先生(実写版)】、そしてグミちゃんの誘い笑いへの対策として新スキル【右から左へ受け流す】、更にムサッチの言葉遊び対策としてわからないふりをするスキル【キョトン顔のちんぷんかんぷん友美さん】を発動。
そして気合のスキル【リーチ一発友美ちゃん】を発動。
『じゃあグミちゃんから言うね!』
グミちゃんの開会宣言をムサッチは強引に割り込み・・・・。
『ちょっと待って。この作品には必ず一番最初に言うお決まりのセリフがあるでしょ?それを友美ちゃんが言ってから私達が披露するわね』
『・・・・・・』
(ちょっと・・・・)
『グミちゃん!待機中!早くお願い!!ネタは時計ね!』
『う、うん。えっと・・・・わ、私は時計なんかに屈しない・・女騎士の誇りにかけて(駄目だ恥ずかしすぎる・・・)』
『グミちゃん知ってるよ!友美ちゃんデジタル時計で11時11分11秒になる瞬間見てニヤニヤしてるんだってさ!どんだけなの?アハハハハハハ!!』
『・・・・・・』
『フフフフ。友美!あなたなんなの?まさか19時19分19秒でイクイクイク!なんて思ってないでしょうね?』
(カメッチ・・・・それはあなたの事じゃない?)
『ギャハハハハ!友美ちゃん!何それ?4時6分49秒でよろしく!なーんて言う方がよっぽどマシじゃない?アハハのハ!!』
(ムサッチ・・・・それもあなたの事じゃない?)
私はグミちゃんに対応するスキルを誤発動。いきなり顔面にデットボールを受け精神的に退場。
『じゃあ次は私よ。友美。お願い。ネタは初体験よ。あと誇りのセリフは淫乱女でお願いね』
『(ちょっと・・・嫌な予感しかしないよ・・・。)わ、私は初・・初体験なんかに屈しない・・い、淫乱・・女の誇りにかけて・・(拷問すぎない?)』
『月明かりが二人を祝福する夜。友美はモジモジしながら今日は大丈夫だからと安全日をアピール。そして彼は自ら服を脱ぎ生まれたままの姿に。友美もまた同じ姿になり一緒にベットへ。そして一通りの前作法を済ましていよいよ本番・・・・ビリッ!』
『・・・・・・・』
(え?何の音?)
『ギャハハハハハ!グミちゃん腹筋崩壊!』
(グミちゃん・・・別に笑い所なんてなくない?)
私はムサッチのコメントを瞬時に察知して緊急スキル【からかい上手の友美さん】を発動。
『アハハハハ!友美ちゃんどんだけなの!友美ちゃんどこ裂けちゃったの?言ってみてよ!アハハのハ!』
(あー。そう言う事ね・・・。西片君、私は言・わ・な・い・け・ど・ね)
カメッチ対策のスキルは予想以上の威力で、またもや顔面にラグビーボールを受け精神はノーサイド状態に。
『じゃあ最後私がいくわよ。友美ちゃんお題は柱よ』
私は最後のムサッチのネタの前にコラボスキル【友美さんは屈指ない!】を見切り発動。
『わかった。わ、私は柱なんかにく、屈しない。女騎士の誇りにかけて』
(ほんともう勘弁してよ・・・なんでこんな事に・・・)
『友美ちゃんは初体験を済ませた後、家に帰って来ました。そしてあまりの浮かれっぷりで足元を良く見ておらず、ギャー!柱に小指を打ちつけた・・・・・アハハのハハハ!』
『・・・・・・』
『ギャハハハハ!グミちゃん!またまた腹筋崩壊っ!ねえ?初体験って何したの?ギャハハハハ!』
(一年中発情期のウサギに言われたくないんだけどな・・・)
『友美。あんたいい加減にしなさいよ。あの日痛くてヒョコヒョコ歩いて帰ってきた挙句、そんな事あったの?どっちが痛かったか言ってごらんなさい?』
(カメッチ・・・それを聞いてあなたは何を求めてるの?)
私はまたもやゴルフボールを顔面に受け精神池ポチャ崩壊状態に・・・。
『カメッチ、あ、あのさ、なんか読書会だよね?なんかズレてきちゃってるんだけど・・・』
『そんな事ないわよ。この作品の魅力を伝えるには、ネタバレを避ける為にこうやって間接的に伝えるのがいいと思ったのよ』
そしてムサッチも珍しく解説役に変身。
『そうよ。日常のなにげない失敗を伝えるこの作品は、今の私達のネタよりも遥か面白いわよ!それに描写の絶妙の間がとても面白いのよ。私達の作品ではマネ出来ないわ』
『ギャハハハハ!グミちゃんもう読み終えた!この作品もっと続けて欲しい!』
『そうね。下ネタとかに頼らず、日常の出来事をこれだけネタに出来てるこの作品は多くの人に愛されているみたいだしね』
(カメッチ・・・・。別にあなたの下ネタに私頼ってないからね?)
『私はこの作品を読みながら、ワイワイ楽しく内容についてもっと話したいわ。そう言う話題が広がるって言うのもこの作品の魅力だから!一人でクスクスにやけるのもありだけど、皆でワイワイ言いながら読むのもいいわね!』
(ムサッチ・・・わいわい言いながら読んだ結果が私の顔面三連打なの?)
『一話毎の短編だけど、ちゃんと話としては繋がってる所あるもんね。私もサクッと読んじゃうね』
『ラセリアさんの黒水着のタイトル挿絵もあるから是非また読みましょ』
ムサッチの締めの言葉で私達はラセリアさんの水着姿を見て、毎回酷い目に合うこの物語のヒロインに、同情しつつもその困難に皆で楽しく笑って敬意を表していました。
作者 しがない文芸部鳥 様
今回もご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらからどうぞ!
https://novelup.plus/story/889802282(ノベルアップ)
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます