第18話 鬼も喰わない騒動絵巻を読んで平安ファンタジーとショタ愛に目覚めちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 四葉のF 様
【作品名】 鬼も喰わない騒動絵巻(ノベルアップ掲載)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。
カメの亀頭カメッチ:解説役。下ネタ担当。
ウサギのハナちゃん:江守さんの陽気なウサギ。アニメ好き。
地域猫のミケッチ:人間嫌いの地域猫。野生への執着強し。作中では故人。死後の世界から特別参加
競走馬のシューティングスタ:セクハラG1ホース。現種牡馬。
『ニャギャー!!シャー!』
『アハハハハ!猫さん怒った!ハナちゃん退散!』
『あら?猫さんどうしたの急に?エクスタシーっぽい声出して』
『こ、このウサギが急に私のおでこの匂いを嗅いだのっ!!』
『・・・・・・・』
(ハナちゃん・・・・あなたまさか今回の作品の作者さんの紹介読んだのね・・・)
(ほんと止めてよ・・・、みけっち説得して来てもらうの大変だったんだから・・・)
コンコン・・・・。
(あれ?あと誰か来る予定だったけ?)
『ブルルン!!』
『おわーーーっ!!・・・え?シューティングスタ?』
『友美ちゃん。驚かせてすまない。馬運車が渋滞に巻き込まれて遅れてしまった。ところで今回の作品が僕とは何にも関係ないと思っただろ?』
『え?あ、うん・・・』
私はセクハラ担当でこの作品の作風に合わない、サラブレッドのシューティングスタが何故今日の読書会に参加なのかわかりませんでした・・。
『実はこの作品の主人公源頼光は、かの有名な藤原道長が主催する競馬に参加した、更に藤原兼家に馬30頭を送ったと実在の歴史書に記載されているんだ』
(なるほどね・・・)
『そうだったんだね。でもハナちゃんとかみけっち踏み潰さないでね・・・』
『友美。一応説明するけどこの作品は実在した源頼光とその強者家臣、四天王と呼ばれる渡辺綱を筆頭に坂田金時、碓井貞光、卜部季武の伝説を元にしたフィクションの平安ファンタジー創作物よ。その中で源頼光は長身美形だけど四天王は見た目は少年よ。つまり合法ショタね』
『・・・・・・』
(合法ショタって・・・カメッチが言うとなんかいやらしいよ・・・確かに作品紹介には書いてあったけど・・)
『アハハハハ!ハナちゃん金時好き!友美ちゃんは合法ロリ!』
『ちょっと、一年中発情期のうさぎさん!駄目よショタを性的な目で見たら。犯罪よ』
『・・・・・・』
(ちょっと・・・私は背は低いけど高三で18歳だよ・・合法ロリじゃないんですが・・・あとハナちゃんはそういう意味で言ったんじゃないと思うよ)
私は突然のハナちゃんの言葉にスキル【撲殺天使友美ちゃん】を発動する事が出来ませんでした。
『平安時代物って難しいイメージあるでしょ?でもこの作品は平安時代の難しい言葉とかは、意図的に使わない様に工夫してて現代語にしてるのよ。だから、あなたも読みやすかったでしょ?』
『うん!すごく楽しかった!鬼とかもののけ退治したりする冒険ファンタジーだけど、四天王の掛け合いがすごく楽しかったし可愛かったよ。それに世界観もしっかりしてて、平安時代って脳内補完されるから現代語を使う登場人物達のギャップがすごく楽しい!』
『あら?友美。あなたいつになくこの作品気にいった様ね。まさか変な想像してイってないでしょうね。全身性感帯女』
『う、うん・・・まさかね・・』
(だから、もうあの時の事はたっぷり怒られたんだから、本当にそのネタ止めてくれないかな・・・)
『ハナちゃん、頼光さんと焚き火にあたって甘えたい!』
『・・・・・・・』
(あのシーンは甘えてるシーンじゃないと思うけどな・・・)
シューティングスタも鼻息を荒くして作品を読みながら話しています。
『ブルルン!主従の絆をしっかりとほのぼの描いている!まるで騎手と僕らみたいだ!興奮してきた!』
『う、うん。そうだね・・。でも落ち着いてねシューティングスタ』
(本当に興奮して変な物見せないでね・・・)
私は遅ればせながらスキル【連続突っ込み】と新たに読書会を通じて編み出したセクハラ耐久スキル【友美の電撃ラブソング2022】更に念には念を入れてスキル【ドクタースランプ友美ちゃん】と読書会限定スキル【ナースエンジェル友美ちゃん】を複合発動しました。
『ハナちゃんも言いたいわ!鬼が沢山出て来て怖い作品なのかなと思ったけどハナちゃん全然怖くなかった!でも退治するシーンちゃんと迫力あった!がんばれーって、ハナちゃんドキドキしちゃった!イッちゃうわ』
ハナちゃんの興奮した様子にカメッチもいつもの、頭を甲羅に出し入れする体操で答えています。
『そうね。ちゃんと掛け合いのシーンとか、戦闘描写とか主従愛を表現してる様子の描写のメリハリがしっかりしてるから、結果的に物語全体のメリハリもついてるの。そう言えば私の頭とサイズ同じなんじゃない?』
(え?何が?)
更にシューティングスタも・・・・
『そうだな。正に平安ファンタジーと伝説と実在する古典伝承の見事な融合って所じゃないかな?おっといかん、いかん。ショタに目覚めそうだ。でも・・悪くないな』
『・・・・・・』
(本当に長くて申し訳ないけど順番にかつ、冷静に突っ込むね。)
(ハナちゃん。今一番寒い2月だよ?やっぱりウサギって一年中発情期って本当だよね?電撃ビリビリしちゃうぞ・・・)
(カメッチ。あんまりこの物語の主従愛を汚すのは止めてね。いい加減にしないと作者さんに代わってその頭にお注射チクン!だよ?)
(シューティングスタ。あなた今年150頭以上種付けしたんでしょ?あなたの目覚めは基本性的な目覚めでしょ?あんまりふざけてるとキーンって体当たりして強制退去させちゃうぞ)
私は事前の複合スキルが幸いして精神的ダメージを最小限に収める事が出来たため、その後改めてこの作品を読み返して、頼光様と四天王の現在に伝承されている神話を調べていました。
『あれ?そう言えばみけっちは?』
『猫さんなら、嬉しそうに今回の作品を持って、死後の世界へ戻って行ったわよ』
『・・・・・・・』
(みけっち・・・・あなたハナちゃんにおでこの匂いを嗅がれるためだけに来たみたいじゃんか・・)
(でも、向こうの世界でゆっくりこの作品読んでね。わざわざ来てくれてありがとね。みけっち)
作者 四葉のF 様
この度はご了承有難うございました。
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
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