第12話 異世界召喚されたはいいが、魔物に食べられました!を読んでトラベザリアで美味しく料理を食べちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 ゆるふわ 様
【作品名】 異世界召喚されたはいいが、魔物に食べられました!(小説家になろう掲載)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。大人の階段は登り済み。
モモンガのモモッチ:全ての感情に笑いが付随、及び表現するモモンガ。
カラスのカラッチ:クールなカラス。解説役。本編では群れを離れ動物園で警備をして暮らしている。
神山ゆかり:ゆるふわ天然爆弾娘。モモッチの飼い主(友美さんから譲り受けた)。
『え?モモッチ昨日まで入院してたの?』
私は今日の読書会参加予定のモモッチが昨日まで入院していた事実をゆかりちゃんから聞いて驚愕しています。
『うん。なんか紫色の宝石みたいな木の実を食べた後、チョコボール丸呑みして苦しみだして・・・』
『・・・・・・・』
(モモッチ・・・いくら雑食だからって、チョコボールにやきそばとかアイスとかじゃがりこ・・てか紫の木の実ってなに?)
『それで大丈夫なの?モモッチ?』
『アハハハハ!あの時は死ぬかと思った・・・。でもゆかりちゃんが側で泣いてくれたからすっごい嬉しかった・・・アハハハハハ!』
『・・・・・・』
(全ての感情が笑いって、改めて聞かされるとなんか発言に説得力がなくなるのが一番の欠点だね・・)
私はモモッチ対策の棒読みスキル【棒姫】を標準発動済み。
『そうだね。苦しかったよね。よかったね。ゆかりちゃん優しいね』
『アハハハハハ!今度はするめいかに挑戦しちゃおうかしら?アハハハハ!』
『え?するめいか?家にあったかなー?アハ!たしか買い置きあったかもー』
いつもの様に動物の話は私がゆかりちゃんに通訳しています。
私は急遽、新スキル【激おこ友美丸】と【ナースウィッチ友美ちゃん】の上位互換スキル【ナースエンジェル友美ちゃん】を発動。
(二人とも、本当にいい加減にしなさいね。プンプン!悪い子はお注射チクッ!チクッ!だぞっ!)
(駄目だ・・恥ずかしい・・・このスキルの複合は二度とやらないようにしよう)
30分後・・・。
『アハハハハハハ!この物語先が読めないね!』
『うん・・・私夢中になっちゃった・・キャハ』
モモッチは笑いながら、ゆかりちゃんはブリブリしながら、仲良く並んで話しながら読んでいます。
『友美ちゃん。二人の言う通り本当に先が読めないな』
それまで無言で周囲をガン無視決め込んでいたカラッチが口を開きました。
『この作品は、語り手が三人称で神様の様な視点で書かれている。今はファンタジーやライトノベルは一人称が主流だなんて意見もあるが、別にどちらも悪くない。この作品は三人称の良さを存分に生かしていて細かいから、話に引き込まれていく』
『そうだね。今どんな状況なのか?登場人物がどんな気持ちなのか?がわかるから頭に入り易いよね』
『少し長い所もあるが、作者が意図的に詳しく語り手に説明させている様な箇所も見られるから読み続けていくうちにストレスは感じなくなったな。改行する所を少しだけ増やすのと長い説明は句読点が2つまでくらいだともっと読みやすいと思うぞ。あ、でもこれもこの作品の個性だから気にするレベルではないとも思う』
『アハハハハ!私も好きだよ!会話と語り手の文章の塊がキッチリ分けられているから読み易いわ!アハハハッハハハ!』
(モモッチ・・・笑いながらだとなんか真実味にかけるんですけど・・・)
『ストーリーに関しては全く問題ないな。次々と起こる事件や出来事で飽きないと思う。ファンタジー好きなら、普通に楽しめる本格的文芸ファンタジーの感覚で僕は読んでいる』
『あと私この作品に出てくる料理も美味しそうだと思っちゃった!キャ』
『アハハハハ!そうだね!ルブルムも美味しそう!』
(それってカニみたいな生き物の料理だよね・・・毛ガニッチいて聞いたらさすがに怒るよ・・・)
更にスキル【友美さんの三分クッキング】を発動。ツッコミを続けます。
(しかもピリからだよ?昨日までお腹壊して入院してたモモンガの発言とは思えないよ・・)
『そうだな。料理も一品一品すごく詳しく表現してある。料理をあえて詳しく説明する事で、この作品の世界観を読者に印象づけているんだと思う』
『うん。そうだね。なんか自分が、綺麗な宮殿みたいな所で食事してる様な感じになれるもんね』
『キャハ!ティスさんの照れた所のセリフかわいかったよ!私も彼の命令なら喜んで脱ぐよって!言ってみようかな?』
(ゆかりちゃん。あなたの想像しているのはロウソクとか持ってる、完全に違うプレイのシチュエーションじゃない?)
ゆかりちゃんの突然の魔法剣、カレンデュラの攻撃にスキル【ナースウィッチ友美ちゃん】の魔法は封じ込められてしまいました・・・・。
『一応作者さんのコメントに、色々登場する装飾品なんかも意味があるらしいからまだ途中までしか読んでいないのなら、その辺も注視して見ていけばいいんじゃないか?』
『うん。そうだね。しっかり読んで、この世界の景色を頭に思い浮かべながら読むね』
『アハハハハ!まだまだ続いているんだね!これは個人的な意見だけどそろそろこの物語の最終目標なんかを教えて欲しいわ!でも終わっちゃうのは嫌だな・・・悲しい・・・アハハハハハ!』
(大丈夫だよ。モモッチ。まだまだ何が起こるかわからないこの物語は続くと思うから。ずっと笑ってても全く問題ないよ)
『あ、そうだ!私、今日の読書会用の食事作ってきたよ!食べよ!キャハ!』
『アハハハハ!ゆかりちゃん一生懸命作ってたもんね!』
私はゆかりちゃんが取り出した料理
火→明らかに激辛そうなキムチスープ
水→明らかに水っぽいチンジャオロース
土→明らかに土色のクッキー
風→明らかによくわからない風味をかもし出したひじきの煮物
これらの料理を私はスキル【心にもない笑顔】を発動し、心の中で大号泣をしながら、笑顔で完食していました・・・・。
作者 ゆるふわ様
この度はご了承有難うございました。
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればコメント下さい!
よろしくお願い致します!
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