第11話 古墳に入ったら、異世界の姫様の協力者にされてしまったので、日本を救って転生します!を読んで発掘隊を結成しちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 まりんあくあ 様
【作品名】 古墳に入ったら、異世界の姫様の協力者にされてしまったので、日本を救って転生します! ─WE ARE ALLY. SAVE THE PRINCESSES OF EMULIA. ─ (小説家になろうにて掲載)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。
亀頭カメッチ(メス):解説役、下ネタ担当
毛ガニの毛ガニッチ:食べ物関係全般。ハサミ芸担当。
元野ウサギのウサッチ:謝罪し続けるウサギ。元野ウサギ。臆病。
神山ゆかり:ゆるふわ天然爆弾娘。高校三年生。友美さんのクラスメイト。幼馴染の彼氏持ち。
会話中のみ登場
紺野美和:読書会の本提供者。BL好き。友美さんの親友。
舟生義輝:美和ちゃんの彼氏。耳が聞こえない。百合好き。
私達『友美発掘隊』のメンバーは今、自室で読書会の発掘に精を出しています。
『これじゃない?思念石。ほら!カニカニ!』
毛ガニッチは机の上のガラスのビー玉を両手のハサミで器用に持ち上げてドヤ顔で見せ付けています・・・・。
(毛ガニッチ・・・・ツルツルのビー玉よくつかめるね・・残念だけどそれはただのビー玉よ)
『あら?毛ガニさんこの物語の重要な概念の思念波を理解出来た様ね』
カメッチは丁度キリの良い所まで読み終えたようで、いつもの甲羅に頭を出し入れする体操を始めています・・・。
『うん・・・そうだね。毛ガニッチ夢中で読んでたもんね』
『えいっ!カニカニ!』
毛ガニッチは次の瞬間、ビー玉を上手に布団に向かって投げつけました。
(毛ガニッチ駄目よ。思念石はそんな粗末に扱うものじゃないよ・・・あなたやっぱり全然わかってないでしょ?もう一回言うけど、もちろんそれは思念石ではないからね)
『ごめんなさい・・・今、少しお静かに・・・あ、みすぼらしい元野ウサギの分際で・・ごめんなさい』
ウサッチはいつもどおり部屋の隅っこで、ビクビクしながら読書しています。
『ねえ友美ちゃん。この本美和ちゃんの彼の義輝君も大のおすすめなんでしょ?百合だからかな?』
私は今日ゆかりちゃんが来ると言う事で、新たに発掘した新スキル【生徒会役員共の友美さん】を満を持して発動。
(ちょっと長くなるけど、この作品を誤解されたくないからちゃんと突っ込むね)
(ゆかりちゃん、仲の良い女の子を全て百合にしちゃうのはやめてね。主人公は小学校四年生の女の子だよ?大事な事だからもう一度言うね。主人公は小学校四年生の汚れない少女だよ。あと、本貸してくれた美和ちゃんには悪いけど、義輝君って百合好きって言うかロリコンなんじゃないかな?)
『でもさ、私この作品って読む前は主人公が小学生の女の子だから、ドタバタ大活躍物を予想してたんだけど全然ちがうし、れーちゃんもしーちゃんもすごく落ち着いてるよね。特にしーちゃんはとっても頼りになるよね!お揃いのポニーテールもかわいいね!』
『友美はどうだったの?』
『うん。やっぱりれーちゃんとしーちゃんの掛け合い楽しいしかわいいよね。でも惑星編?で動いているレイアーナさんとシュリーアさんの視点の物語もうまく混ぜ合わせてすごいよね』
『そうね。この作品本当に地球と惑星アレトと言う二つの並行世界を見事に融合させているわね。すごく壮大な物語ね』
『そうだよね!すごくスケールが大きい物語の中で二人の小学生が活躍してて、そのギャップみたいなのが楽しいね!』
『物語が進む速さはゆっくりだから、サクサク読めると言う感じではないけど、落ち着いて幸せな気分で現実逃避しながら、色々考えてじっくり読むのが私は個人的におすすめね』
『私個人的には作者さんの後書きが好きだなあー。一言でもなんかかわいいよね。私、感想送るから変な舞を踊って喜んで欲・し・い・なキャハ!』
(ゆかりちゃん・・・お願いスキル【お目目ウルルン】発動は止めてね)
『ゆかりちゃんが後書きの一言をそこまで喜ぶのは、この物語にどっぷりはまっている証拠じゃないかしら?』
『そうだけど・・・』
(ゆかりちゃん・・作者さんの変な舞が裸踊りだったらとんでもない修羅場になるよ?わかってる?)
『ごめんなさい。あの・・・私も読み終えたからいいいでしょうか?』
『あ!ウサッチ、いいよ』
『ごめんなさい。この物語一人称で主人公の小学生怜奈ちゃんが語り手だけど幼い感じはしなくて、それでいてちゃんと歳相応の表現だわ。ごめんなさい・・偉そうに・・・。でもちゃんとレイアーナさんと妹のシュリーアさん視点の話もあって、それがうまくこの作品のバランスをとっていると思う・・・ごめんなさい・・評論家みたいに・・でもウサギの蒲焼は勘弁して下さい・・』
『・・・・・・蒲焼って・・・』
『本当にそうよね。私達の物語の友美の語り口は幼すぎて駄目ね。もっとれーちゃんを見習いなさい。全身性感帯女』
『・・・・・・うん(メタ発言は・・・・あと、全身性感帯女って呼び方もうやめてくれないかな?)』
友美発掘隊は崩落により、私だけが精神的大ダメージを受けてしまいました。
『友美ちゃん!私もれーちゃんと一緒におやつアイス食べたい!カニカニ!』
(毛ガニッチ駄目よ。もう十回以上言ってるけどアサリかハマグリにしなさいね・・・てかあなたやっぱり食べ物の所しか読んでないでしょ?)
『多分毛ガニさんはこの物語の日常の様子をとっても微笑ましく呼んでるんじゃないかしら?』
『あ!そうかも。この作品の日常の様子なんかはほのぼのしてるし、微笑ましく感じるもんね』
『キャハ!私、彼と一緒にボランティアで古墳の発掘に行こうかな?あ、でも古墳って暗いよね中で変な事されたらどうしよう・・・』
『・・・・・・』
私はスキル【まいっちんぐ友美先生(実写版)】と【安定のツッコミ】を発動に失敗。
私達、友美発掘隊は罰当たりの罪で、風の恵みどころか精霊と化したゆかりちゃんのゴットブレスを受けて古墳の外へ吹き飛ばされてしまいました。
『とにかくこの作品は多くのファンがいるみたいだけど、ちゃんと物語の本筋である主人公の女の子達が大災害から日本を救う、それと惑星アレトの姉妹が元の世界へ戻る為に思念波を集める、がしっかりしてるから、壮大だけどストーリーにも破綻がないわ。並行世界を同時進行させて融合させるって言うのは、いきあたりばったりじゃ書けないと思うの。きちんと事前に設定とストーリーをキッチリ練り込んでいるのね。だから矛盾がないわ。それもこの作品の素晴らしい所ね』
『みんなまだ途中でしょ?さ、これからどんどん物語は進展していくわよ。さっさと読みましょ』
カメッチの言葉に友美発掘隊は再び編成を整え、まだ見ぬ古墳の果てしない奥を感じこの物語を夢中で朝まで読み続けていました。
作者 まりんあくあ様
この度はご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらからどうぞ!
https://ncode.syosetu.com/n5917gw/
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!
よろしくお願い致します!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます