第10話 夜中の学校で出会ったのは、俺と犬猿の仲の学年一の美少女の泡瀬さんでした。を読んで主導権を握っちゃいました!

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。


【作者】  タカ 536号機 様

【作品名】 夜中の学校で出会ったのは、俺と犬猿の仲の学年一の美少女の泡瀬さんでした。 


●今回の読書会参加者


加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。大人の階段は登り済み。

ブルドックのブルーザー:飼い主はダジャレの帝王。そして自称その一番弟子。

ヘビのヘビッチ:中二病発言多し。解説役。

高橋杏寿(通称あんじゅちゃん):友美さんと同じく動物と話せる高校生。人間に対しては極度の人見知りとコミュ障。動物にはキャラ豹変のマシンガントーク展開。本編終盤で北海道から友美さんに会いに来た。



『あれ?まだブルザーだけ?』


『バウバウ!何度言ったらわかるんだ!ブルザーじゃない!ブルとザの後を伸ばすんだ!』


『・・・・あーごめんごめん』

(どっちでもいいんじゃない?)


『もうすぐ、北海道からあんじゅちゃんも来るから雨戸閉めるね・・って!アギャアアーーー!』


私が雨戸を閉めようと窓を開けるとベランダの柵にヘビッチがダランとぶら下がっていました・・・。


『驚かせて済まないな。ちょっとお腹が空いてしまって・・』


(なんか似た様なシーンアニメであった様な・・・)


『とりあえず、中に入ろうか?ヘビッチ』


ヘビッチは相変わらずどう言う原理で動いてるのかわからない、波を打ちながら部屋に入って来ました。


『今日は眩い位の可憐なお姫様がもう一人来るのであろう?』


ヘビッチの中二発言にはガン無視を決め込み、あんじゅちゃんから来た手紙を探していました。


『確か手紙には、ちゃんと今日来るって書いてあったよ・・・あ、あった!』


【やっぴー!ぱっぴー!友美ちゃん!読書会の件了解どえーーす!明日は21時に友美ちゃんの家にあんじゅちゃん直行ー!おみやげ何がいい?毛ガニのかに味噌なんてどうかな?コラコラ!あんじゅ!だ・め・だ・ぞ!毛ガニッチさんがシクシク泣いちゃうぞ!そんな悪い子にはお尻ペンペン!でもお尻ペンペンはセクハラだから、頭コツン!くらいで勘弁してね。友美ちゃん】


(あー。何度読んでも疲れが増すよ・・・)


ピンポーン


『あ、あんじゅちゃん!久し振りだね』


『・・・・・・・う、うん』


『あんじゅちゃん?』


『と・・・もみ・・ちゃん・・・私・・の・・事は・・・・・あ・・んっ・・で・・いいっ・・』


(ちょっと・・・相変わらず最後の方、行為中みたいになっちゃってるから・・・・)


『・・・・・・あ、うん。とりあえず読書会始めようね』


あんじゅちゃんは相変わらず、人見知りコミュ障全開で俯いてモジモジしています。


しかし、部屋に案内して初めて会うブルザーとヘビッチを見るや否や・・・


『あーブルドックさんだ!ヤッピー!ポッピー!私はあんじゅちゃんデース!ブルドックさん顔が怖いね!怖いからにらめっこ弱いよね?笑うと負けよーってやるわけないじゃんか!控えなさいあんじゅ!メッ!』


『バウバウバウ!あんじゅちゃん面白いバウ!北海道から?北海道はでっかいどー!バウバウ!』


『・・・・・』

(いきなりテンションMAX・・・・あんたたち二人で読書会やったら?)


『友美君、ギリシャ神話のジェミニが一つに重なった様なこの女神様は一体何者なんだ?』


『あっるえーー!ヘビさんだ!ヤッパッピー!私はあんじゅちゃんだよーん!ヘビさん意外と小さいね!ヘビー級じゃないのかな!キャハハハハ!駄目だぞ!早速ブルドックさんが私に憑依してきちゃった!』


コーンスネークのヘビッチに話しかけるあんじゅちゃん。


(ちょっと・・・早く始めたいんだけど・・・)


30分後・・・。


『あんじゅちゃん。どうだったかな?』


『あ、うん・・・とっても・・・楽しい・・・・』


私は、以前あんじゅちゃんと打ち解けることが出来たスキル『フランダースの友美さん』を発動して両手で拳を握り胸の位置まで持って来ました。

(もう二度とやらないと思ってたのに・・・)


『わん!わん!あんじゅちゃん!どこが楽しかったかな?・・・・(やっぱり強引だよこのスキル・・)』


『友美ちゃーーん。なんで早くそれやらないかなー?出し惜しみは乳首クリクリの刑だぞっ!この物語ラブコメなんだけど、元祖ラブコメって感じですごく読みやすい!ニヤニヤしちゃった!主人公の鳥田君と泡瀬ちゃんの掛け合いとーっても楽しッピー!そうそう!幼馴染の負けヒロイン澪ちゃんもとーってもかわいい!タイトルに名前付いてないからって負けちゃ駄目だぞ!澪ポン!』


『バウバウ!泡瀬ちゃんだけに澪ちゃんとメインヒロイン貝合わせ!』


『・・・・・・』


私は呪われると言う防具、はんにゃのめんを装備。更に装飾品には怒りのタトゥーを身につけました。

そして怒りのスキル【撲殺天使友美ちゃん】及びまたもやこの読書会限定のスキル【ナースウイッチ友美ちゃん】を発動。武器はもちろん【なんでも出来ちゃうバット】です。



(あんじゅちゃん?ブルーザー?今度下品な事言ったらお注射チクンチクンして、バットで串刺しにしてつまみ出しちゃうぞ・・・あと、まだ澪ちゃんが負けヒロインって確定じゃないでしょ?)


『でもあんじゅちゃんとブルーザー君の言ってた、主人公とメインヒロインの二人の知的な掛け合いは本当に楽しいと思わないか?』


『うん。そうだね。あとメインヒロインの泡瀬ちゃんが良い意味でキャラが中途半端なんだよね。優等生ツンデレかなって思ってみるとそうでもないし、ネタバレしちゃうから言わないけど、ある勝負で主人公に102連敗しちゃってお馬鹿ちゃんみたいで所もかわいいし、キュウウゥゥって言いながら頭から煙吹いたように気絶しちゃったのもかわいかった。まだまだつかめない所が、意図的なのかもしれないし、泡瀬ちゃんの魅力でもあるんだけどね』


『そうだな。ラブコメはキャラ立てが凄く重要なんだ。主人公の男がヘタレすぎても駄目、かと言ってヒロインも強烈な個性や魅力を持ってないと、読者が萌えないからな。まだ物語は序盤だからコメディ寄りなんでなんとも言えないが、キャラのインパクトと魅力で一番は幼馴染の澪ちゃん、主人公、そしてメインヒロインと思われる泡瀬ちゃんは三番手だな。あくまで僕の個人的な感想だがな』


『あと、主人公の鳥田君の心情描写はだんだん楽しくなってきてるよね!』


『そうだな。この先の展開次第ではすごく伸びしろがある作品だな』


『友美・・・・ちゃん・・・・』


『あれ?あんじゅちゃん?』

(元に戻っちゃってるよ・・・・もうやだよ。あのスキルは封印なんだから・・)


『私・・・この物語・・・大好き・・・は・・や・・く・・つづ・・き・・み・・たい・・』


(あんじゅちゃん。は・・や・・くの間にハートマーク入れて、みをしに変えたらとんでもない淫乱女みたいになっちゃうよ?)


『そうだな。あんじゅちゃん。僕も続きが読みたいと言う君の意見に激しく同意だ。あと一つ言わせてもらうなら、短い会話の連続描写はすごい勉強になった。内容的にも高いレベルで面白いぞ。ここが個人的にはこの作品最高の魅力だと思う』


『ピンポーポーン!そうだよねー!へびさんの頭って漢字で書くと蛇頭だよね!でもカメさんの頭の漢字の亀頭の方がメジャーだよねー!あ、そうか!いけないいけないテヘッ!亀頭はモデルが男の人だからだよね!当たり前だよね!当たり前田のクラッカー!アハハのハ!!』


『・・・・・・』


(あんじゅちゃん・・・あなたいつの時代の人間なの?今の若い人にはググらないとわからないギャグどこで覚えたの?あと、本当につまみだしちゃおうかな・・・)


その後もあんじゅちゃんのマシンガントークが続く中、私はやり場のない絶望を感じたので、地面を殴り大きな穴を開けてしまいました・・・・。



作者 タカ 536号機 様

この度はご了承有難うございました。



作家様各位

読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!

よろしくお願い致します!



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