第7話 銀の魔女と黒き龍を読んで金竜石と魔女さんを探しに行っちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 筆折作家No.8様
【作品名】 ①銀の魔女と黒き龍(短編) ※①②共に小説家になろう掲載
②√S ~サイコパスが転生したら最凶令嬢でした~ -The psychopath who has killed was reincarnated as the most horrible lady.-第一章途中まで(友美さんのみ)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。
インコのピッピ:友美さんの家で暮らしているインコ。まじめ、コンプライアンス重視。解説役
モモンガのモモッチ:全ての感情に笑いが付随、表現するモモンガ。飼い主は友達のゆかりちゃん。
電気ウナギの電気ッチ:サバサバしている、マイペースな電気ウナギ。
『見目麗みめうるわしき銀の髪の彼女を想いながら。・・・・これで終わりだよ。電気ッチわかった?』
『ええ。わかったわ。ビリビり』
私は目の見えない電気ッチの代わりに今回の読書会の作品を朗読してあげていました。
『ビリビり。タイミングがいいわね。友美ちゃん、テーブルの上に置いてある干し肉を私の水槽に入れて頂戴』
『え?・・・』
(てか、この干し肉誰が持ってきたの?)
私は、なぜかテーブルの上に置いてあった干し肉を電気ッチが泳いでいる水槽の中に入れました。
電気ッチは干し肉に巻きつき、放電を始めました。
そして30秒後・・・。
『はい。ビリビリ取ってみて』
(・・・・・)
『え?焼肉みたいに焼き目が付いて、ジューシーに焼けてる?!』
『余興はこれくらいにするわ。ビリビリ。始めましょ』
『・・・・・』
(電気ッチ・・・・・あなた遭難しても絶対大丈夫だよね・・)
『アハハハハ!遭難して、ついに食べ物無くなるまでの主人公の風景、状況、心理描写がすごくリアルで細かいわね。まるで自分が主人公に憑依したみたいだわ。ドキドキね』
(モモッチ・・・相変わらず笑いが付いてくるんだね・・・全然ドキドキしてる様に見えないよ)
モモンガのモモッチはお菓子のじゃがりこを食べながら、独り言をつぶやいています・・・。
(あと、こないだもヤキソバ食べたって聞いたよ・・。いくら雑食だからって、じゃがりこなんか食べて大丈夫?)
『ねえ。ピッピ。そう言えばカメッチどうしたの?』
『ああ。亀頭さんね。なんか変な蜘蛛食べておなか壊したのと、いつもの甲羅に頭を出し入れする体操で首を脱臼したらしいわよ。隣の錦鯉さんの池で療養してるわ』
『・・・・・・』
私はすかさずスキル【連続つっこみ】を発動。
(カメッチ・・・この作品の読書会本当に楽しみにしてたのに・・・)
(首の脱臼って・・・命に関わるんじゃ・・・)
『亀頭さんは大丈夫よ。それよりこの作品に登場する魔女さん、とても魅力的ね』
『あ、うん!なんかかっこいいよね?それに自分の事俺って言うから最初ビックリしちゃった!』
『そうね。それにネタバレになるから言わないけど、この魔女さんを読者さん達に更に魅力的にする文章が書かれているわよね。あーこう言う手法もあるんだなって勉強になったわ』
『ほんとだよね。私つい、同じ魔女さんが主役の物語の方も長編だけど読み始めたよ!』
『アハハハハ!耳を劈くって表現初めて!色々な言葉が作品に登場するのも考えさせられるわ!』
(めんどくさいけど、あなたのセリフ全部突っ込むね)
(モモッチ・・・全然考え込んで感心してるように見えないよ・・)
『そうなのよ。この作品独特なのかわからないけど表現方法が多彩なの』
『ビリビリ。私も攻撃を華麗に躱して嘶いて眩い轟音で放電して、ビリビリ木の中の空気が爆ぜる程殺戮しちゃおうかしら。ビリビリ』
(躱しても嘶きも眩い轟音も爆ぜる程の殺戮もしちゃ駄目よ。あなたは放電だけにしておきなさいね。電気ッチ。・・・・あと口癖の回数と出現パターン本当に読めないね・・・・)
『今電気のウナギさんが言ったのはほんの一部よ。でもちゃんとふりがな振ってくれてるから国語力のない友美も助かるわね。ちゃんと作者さんにお礼言いなさいね』
『あ、うん。でも本当に言葉って色々あるんだね。それにそう言う言葉達がこの作品のなんとも言えない不気味さを際立たせていると思うよ』
『アハハハハ!友美ちゃん!主人公さんと魔女さんお腹壊したって。苦しいよね?心配だわ。自分に置き換えたらいたたまれないわ』
私はこれ以上、毎回同じようなツッコミをモモッチにする事の精神的ダメージを減らすため、業を煮やしスキル【友美さんの三分クッキング】と棒読みスキル【棒姫】及びスキル【薄ら笑い】、そして念の為、この読書会限定のスキル【ナースウイッチ友美ちゃん】を同時発動。
『そうだね。かわいそうだね。心配だね。お・く・す・り・あげなきゃ。あなたにはちゃんとナッツを用意するね。フフフ・・・・』
『そうね。本当にこの魔女さんお茶目な所もあって本当に魅力的だわ。それに特に戦闘シーンね。相手の怪物を倒すまでの過程描写が本当に細かいの。でも別にグロい訳じゃないの。丁寧に書いてあって、要所要所で細かい描写をする事で私達読者を作品に引き込む手法には本当に驚かされるわ』
『ほんとそうだよね。この作品は短編だけど、魔女さんの話しで読書会も決定だね!(電気ッチも楽しそうだしね・・・)』
『ビリビリ。友美ちゃん、雷魔法ってこうかしら?ビリビリ』
『え?雷落ちてる?!』
突然電気ッチは体を反転させて放電し始めた途端、放電と言う言葉が生ぬるいくらいの一筋の光を発しました。
それは小さな落雷と言うのは誇張表現ではない。実際に雷が落ちたのと変わらない事象が目の前で起こったと言っても過言ではありませんでした・・・・。
(電気ッチ・・・・あなたの電気芸はドラゴンにも引けを取らないよ・・・)
『アハハハハ!友美ちゃん!続き早く!早く!』
『モモッチ、銀の魔女さんの物語は長編だから、今度はゆかりちゃんに貸しておくから一緒に読んでね』
私は今日初めて、セリフと感情が一致する楽しそうなモモッチの言葉を聞き、そのまま長編を読み始めていました・・・。
作者 筆折作家No.8様
この度はご了承有難うございました。
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればコメント下さい!
よろしくお願い致します!
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