第5話 幕末魔王伝~織田信長が新選組の厄介になるそうです~を読んで青春を儚く謳歌しちゃいました。

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。


●今回の読書作品

【作者】  橋本洋一様

【作品名】 幕末魔王伝 ~織田信長が新選組の厄介になるそうです~



●今回の読書会参加者


加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。

カマキリのカマッチ:国語力の高いカマキリ まとめ解説役 本編作中では故人となる。

錦鯉の錦ッチ:熱血教師の様に熱い錦鯉

神山ゆかり:ゆるふわ天然娘。恋愛物・ファンタジー担当




ガチャ


『え?錦ッチ?』


『友美ちゃん。何を驚いているんだい?』


錦ッチは転回する事が不可能なんじゃないかと思う位の狭い水槽の中で待機しています。


『いや、あなた何十万もするんでしょ?そんな狭い水槽に入ってて大丈夫?』


『カッカッカッ!!この俺に不可能と言う文字はない!』


『・・・・・』


今回の読書会は、ゆかりちゃんたっての希望でメンバーを選びたいとの事で事前にメンバーがわからず、スキルで対応する事が出来ず絶句しています・・・。


『僕もいる事を忘れてもらっては困るぞ。誠心誠意!』


『・・・・・』

(気づかなかったのは悪かったけど、意味がわからないよ・・・)


(てか、カマッチは亡くなったよね?)


『気づかないのも無理はない。今日だけ僕は友美ちゃんの部屋で生きる。この作品の織田信長の様にな』


『そうなんだ・・・・。あっ!でも本当に嬉しいよ!またカマッチに会えるなんて。あの時はありがとね!』


『お礼を言うのは僕の方だ。友美ちゃんのおかげで悔いはない。生離死別だったのはちょっと後悔が残るがな』


『・・・・・・』

(相変わらずカマキリなのに四文字熟語も使えるんだね・・・)


『それはそうとこの作品には吃驚仰天したよ』


カマッチは両手のカマを広げて見せて威嚇するように熱弁しています。


『まず言いたいのは、新選組に厄介になる織田信長と言う架空戦記物なんだが、本当の歴史はこれでいいんじゃないか?と思うくらい違和感がないんだ。しかも長くもなく、短くもない。実在の歴史上の人物を扱う小説は、やはりその時代背景描写や人物描写、解説に多く文字数を使う事が多いんがこの作品はそれをうまく小出しにしていているんだ』


『そうだよね。私新選組ってよく知らなくて・・・。だから最初に20分位だけ新撰組の概要と人物辞典見たんだ。それでこの作品読んだの。それだけなのにすごく頭に入って来て面白かった!あ、特に土方さん私好き!キャハ!』


カマッチの熱弁に今まで黙っていたゆかりちゃんも熱弁し始めていました。


(よかったよ・・・今日はゆかり爆弾落ちなそうだね)


『あ、でも私は坂本さん×近藤さんのカップリング想像して熱くなっちゃった!キャーーー!』


(ゆかりちゃん・・・やめなさい。そんなシーンないよ・・・この作品に失礼だよ・・・)


『こら!ゆかりちゃん!駄目じゃないか!そんなふしだらな事を想像してはイカン!』


錦ッチは水面から口をパクパクさせて、ゆかりちゃんに注意を与えています。

そして錦ッチも熱弁を始めました。


『さっきカマキリ君の言っていた通り、この作品は俺にとって丁度いい長さだった!しかも綺麗にうまくまとめている。更に俺は言いたい!!この作品の俺が好きなシーンは信長君が、色々な登場人物と国の大事について語る!その信長君の語りに皆が動揺したり、黙って聞いて納得する!そして読者の俺も!まるで本当に俺が信長君と話しているかの錯覚に陥る!それがこの作品の魅力だと思う』


(錦ッチ・・・だんだんボルテージ上がって声が大きくなってるよ・・一応ここ私の部屋なんですけど・・・怒られるよ)


『でも本当におすすめだよ!すごく人気がある戦記物みたいだけど、女の人の読者も多いと思うよ!あ、でも近藤さんって避妊しないのかな?近藤無!・・・ごめんなさい・・私、下品だね。キャハ』


私はゆかり鉄砲隊の乱射攻撃を受けた為、スキル【ナースウイッチ友美ちゃん】を発動。


(ゆかりちゃん・・・ごめんなさいしときながら全然反省してないでしょ?いい加減にしないとお注射・し・ちゃ・う・ぞ・・・・・そして摘み出しちゃうぞ・・・)


『そう言う信長に対して段々と新撰組になくてはならない存在になっていく・・・それを見事に表現している。本当に期待通りの作品だった。池田屋事件の描写なんかはとても緊迫感があった。その中で信長が他の志士達を牽制して笑うシーンとセリフはなんだかゾクゾクしたよ』


『そうだね。カマッチ。私もその部分は読んでてハラハラしたよ。でも信長さんすごい余裕で、働かせすぎだっ!て言う所はなんかかわいいなって思ったもん』


『おお!友美ちゃんもわかってくれたのかい?僕はこの作品に平身低頭の気持ちで敬意を表するとしよう』


『俺ももう一言いわせて欲しい!俺は既に続編も見たんだが、信長君の存在や言動が様々思想に影響を及ぼしていく!しかもジワジワとだ!それを見事に表現している!そして信長君を皆がいつの間にか新選組にとってなくてはならないものになって行く!そして信じていく!信は力なりだ!そして万歳三唱!フレーフレー!・・・・』


(だから声大きいってば錦ッチ・・・・てかそれ万歳じゃないよ・・エールだよ・・)


『私作者さんに逆バージョンも書いて欲しいって思っちゃった!キャハ』


『え?逆バージョン?』


『うん。今度は五稜郭で土方さんが亡くなる時に、同じ様に過去の時代に飛ばされて・・みたいな感じかな?私としては戦国時代がいいけど・・・あ、縄文時代なんかも面白そうだね!キャハ』


(ゆかりちゃん・・・・縄文時代はさすがにどうかと思うよ・・・・)




『友美ちゃん。今日はありがとう。僕はそろそろ死後の世界に戻るとするよ。また会おうカマカマ!』


(カマカマって・・・でもありがとねカマッチ。今日の読書会あなたが来てくれて本当に読書会がちゃんとした物になったよ)


私は、死後の世界から来てくれたと言う、窓の外へ飛び立って行ったカマッチを見て深い影響を私に与えてくれた事に嬉し涙を流していました・・・・。



作者 橋本洋一様

この度はご了承有難うございました。


今回の作品へはこちらから

https://ncode.syosetu.com/n0591ht/  (小説家になろう)

https://kakuyomu.jp/works/16817139557209725223 (カクヨム)

https://novelup.plus/story/803169787 (ノベルアップ)



作家様各位

読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればメッセージ下さい!

よろしくお願い致します


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