第4話 誰かさんのミスで強くなりすぎて最強と言われてた魔王をデコピンで倒せちゃいました!?を読んで何度も復活しちゃいました!

このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。


自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。


同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。


それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。


褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。


よろしくお願いいたします。


●今回の読書作品

【作者】  ぷるす様 (旧名:ミジンコ)様

【作品名】 誰かさんのミスで強くなりすぎて最強と言われてた魔王をデコピンで倒せちゃいました!? (カクヨム掲載)


●今回の読書会参加者


加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。

カメの亀頭カメッチ(メス):下ネタ担当 ご意見番 まとめ解説役

シマリスの三つ子 クパちゃん(メス)・クリス(メス)・サブちゃん(オス):全員ツンデレ

ウサギのグミちゃん:お笑い担当



『べ、別にこんな読書会なんか参加したくなかったんだからね!』

『そうよ!どうしてもって言うから来てあげたんだから感謝しなさいよね!』

『僕も久し振りに友美ちゃんに会えたからって全然嬉しくないぞ』


(あんた達・・・全然変わってないね・・・)


シマリスの三つ子達は、それぞれ座って木の実をカジカジしながら並んでこっちを見つめていました。


『うん。わかった。ごめんね。わざわざ来てくれてありがとね。クパちゃん。クリス。サブちゃん』


『ギャハハハハ!グミちゃん腹筋崩壊!』


ウサギのグミちゃんはすでに読書を始めていて爆笑しています・・・。


今回の読書会に備え私はスキル【撲殺天使友美ちゃん】を発動。更に【何でも出来ちゃうバット】を装備。魔王の宮殿に乗り込む為の準備を万全にしました。


そしてもちろん最近お気に入りのセリフ棒読みスキル【棒姫】も同時発動。

めんどくさいツンデレへの対応もばっちりです。


『ギャハハハハハ!グミちゃんますます腹筋崩壊中!』


グミちゃんは仰向けになり、前足と後ろ足をバタバタしながら爆笑を続けています・・・・。


『一年中発情期のウサギは放っておいて友美。さっそく始めましょ』


カメッチの開会宣言で早速読書会のスタートです。



『なんかすごいサクサク読めたね!なんかニヤニヤしちゃった』


『そうね。すごいハイスピードのギャグ作品ね。友美。所でこの作者さん中学生だそうよ』


『え?そうなの?』


『ええ。自己紹介コメントに掲載してあったわよ』


『そうなんだ・・・』


『私も後から知ったんだけど、読んでて主人公の高校生の心情描写やセリフにすごいリアリティを感じたの。すごいなって。中盤くらいから作者さんは若いんだろうなって思い始めてたわ。そしたら中学生でしょ?やっぱり現役は違うわねって思ったわ』


『そうだよね。例えば30代の男性作者さんが、小学校6年生の女の子の気持ちや行動を書いたとしても、やはり実年齢より上に感じちゃったりするもんね。その点、この作品は高校生の私は全然違和感じなかったし読み易かった。だからなんだね。でもそれを文章に出来るなんて本当にすごいよね!』 


『あら?三つ子も読み終えた様よ』


『みんな、どうだった?』


(あれ?なんか明らかに笑い堪えてない?)


『べ、別に笑ってなんかないんだからね!』

『違うの!この涙は目にゴミが入っただけなの!』

『まあ、どうしても続きを読んでくれって言うなら考えてやらなくもないぞ』


(みんな・・・完全に目が笑ってるよ・・・)


『ギャハハハハ!助けて!グミちゃん笑いすぎて腹筋破れる!ゴホゴホゴホッ!』


(グミちゃん・・・そんなに苦しいなら一度読むの止めたら?)


『あとは何か感じなかった?友美』


『え?・・うんとね・・なんか主人公が女の子っぽい所があったかも・・なんで?って言われると説明出来ないんだけど・・』


『あなたも感じたのね。私が感じたのは例えばだけど、第二話でのやりすぎちゃった・・って言うセリフね。やりすぎてしまったか・・・とか、やりすぎちった・・・のが違和感なかったと思ったわ。あと、第五話でなんで半泣きになっているのかわからない男に対してどうしたの?って言ったの。ここはどうした?とか、どうしたんだお前は?もしくはアンタ?かなって。小さい事なんだけどね。そう言うのが何個かあったわ』


『確かに結構主人公が最強レベルで俺様っぽいキャラだから、余計に感じちゃったのかもしれないね。でもその俺様っぽい所があるから、この作品がすごくおもしろいんだもんね!』


『ギャハハハハハ!魔王のピローバヌ全然効かない!グミちゃん大ショック!ギャハハハ!』


大ショックと言う言葉とは裏腹に、グミちゃんは後ろ足を床にバンバンと踏みつけて興奮・・。


(ああ、そのシーンね。何度も殺されて魔王かわいそうだからあんまり笑わないであげてね。魔王ガクガク足震えてたでしょ?)


そしてシマリス達は相変わらず三匹並んで、木の実を両手に抱えて仲良く読んでいます。


『べ、別にモニカちゃんの寝言がかわいいだなんて一言も言ってなんだからね!』

『ち、違うの!今のはあくびよ!あくびよ!決して口を開いて笑った訳じゃないんだからね!』

『モニカか・・・まあどうしてもと言うなら僕の家に泊めてやらない事もないがな』


『あー。そうだね。はいはい』


普段なら『・・・・・』と絶句する場面でしたが、事前に発動していたスキル【棒姫】のおかげで私の精神的ダメージは最小限で抑えることが出来ました。


『でも本当にこの作品は、絶妙な間と主人公の心の叫びやツッコミ表現が面白いからって電車の中とかでは読まない方がいいわよ友美。あなた、ニヤニヤしておかしな人と思われたくないでしょ?』


『え?・・・ごめん・・・すでに・・・』


『なに?あなた、事前に少し読んでいる事は知ってたけど、すでに恥を晒していたの?』


『あ、うん・・・。実は電車で読んでニヤニヤしてるのをゆかりちゃんに指摘されて・・』


『・・・・まあ、いいわ。でもそれだけ楽しんだのなら、少しは作者さんを見習って文章力つけなさいね』


『あ、でも作者さんって男の子?女の子?』


『はい?何あなた?そんな事詮索するんじゃないわよ!男だったら友達になりたいな?なーんて思ってるんじゃないでしょうね?相手は中学生よ?ふざけないで。全身性感帯と淫乱のスキル発動も程々にしておきなさいよ!』


『・・・・・・』

(え?私なんで怒られてるの?・・・てか私女の子だと思ってたんだけど・・)

(だから・・・前にも言ったけど全身性感帯とか淫乱のスキルなんか持ち併せていないんですけど・・・・)


『べ、別になんども倒されてる魔王のキャラ立てがしっかりしてる、欲を言えば最初に魔王のすごさを更に付け加える表現があってもいいかな?、なんて思ってないんだからね!』

(思ってる事、言っちゃってるよ・・クパちゃん・・・)


『テ、テンポの良さが、この作品にドはまりしている人が沢山いるだろうな・・なーんて思ってても言ってやらないんだから!』

(そうだね。言ってあげなくていいよ。クリス)


『も、物語全体の構成がきちんと考えられていて、無駄が少ないと思ってやらない事もないぞ!』

(そうだね。私もそう思うよ。サブちゃん)


『あれ?グミちゃんは?・・・てか江守さん家のウサギ全員集合してない?いつの間に?』


私は三者三様のツンデレシマリスのツッコミに気を取られて、江守さん家のウサギ、ハナちゃん、グミちゃん。ポポちゃん、元野良ウサギのウサッチが集合して仲良く爆笑しながら読んでいるのを見て微笑ましく思いながら、いつまでも見つめていました。




作者 ぷるす様

この度はご了承有難うございました。


もちろん学業優先で、これからも執筆期待しています!


今回の作品へはこちらから

https://kakuyomu.jp/works/16817139557447571289




作家様各位

読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればコメント下さい!

よろしくお願い致します!


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