第2話 歌姫に恋するお姫様に恋するメイドの私を読んでルートを選択しちゃいました。
このレビュー作品は自作品のキャラ愛から来る自己満足な作品です。
自分の書いた作品が終わってキャラ達が埋もれてしまうのは寂しい・・そんな想いからなんとかならないか考えて生まれました。
同時に他作品をしっかり読む事で、自己の今後の作品の向上にも繋がるとも思います。
それに埋もれている作品達に対してのPRにもなるのではないかと考えて、それぞれ目指す物があると思いますが、投稿している作者の方々に共感と敬意を表して・・・。
褒める作品、おこがましいですが改善点を指摘する作品あるとは思いますが、ただの馴れ合い読み合いレビューではなく、良い所も悪い所も含め素直な感想でお互いの向上になれたらいいなと思います。
よろしくお願いいたします。
●今回の読書作品
【作者】 秋雨千尋様
【作品名】 歌姫に恋するお姫様に恋するメイドの私(カクヨムオンリー)
●今回の読書会参加者
加納友美:オールジャンルOK なりきりスキル発動によりどんな作品も対応可能。
インコのピッピ:コンプライアンス重視 まとめ解説役
イグアナのイグッチ:ゆっくりしゃべる 涙もろい
神山ゆかり:ゆるふわ天然娘。恋愛物・ファンタジー担当
『あれ?今日、カメッチは?』
『林の池で今日は寝るらしいわよ。なんかいつもの体操をかなりの高速でしてて首が痛くなったらしいよ』
『・・・・・・・そう』
(そりゃそうだよね・・・。あんな甲羅の中に頭を出し入れする体操高速でしてたらね・・)
『みんな。美和ちゃんから借りた百合の小説どうだった?あ、ゆっくり過ぎて日が暮れちゃうからイグッチは単的に発言してね』
『ゲームの原案小説だったかしら?でも、友美ちゃん。ゆかりちゃん。これを読んだからって変な方向に目覚めなちゃ駄目よ』
※ちなみに動物の言葉は私がゆかりちゃんに通訳していますが、通訳セリフは省きます。
『インコさん。大丈夫だよエヘヘ・・』
(ゆかりちゃん・・・全然大丈夫に聞こえないのは気のせい?)
(て言うか、すでに影響されてスキル【お姫様のクリクリの上目遣い】発動してない?ゆかりちゃん?)
『私は単純に女の子同士って、男同士と違ってなんか綺麗だなって思ったよ?ほら、精神的な繋がりを重視するって言うか。この作品もそう言う所、短編だけどキッチリ表現してるし』
『友美。あなたまさか・・』
『いや違うよ!誤解しないで!・・ほら!レインさんが慣れない仕事を一生懸命やってる事を姫様がずっと見ててくれたり、失敗したクッキーを笑顔で食べてくれて・・そう言うちょっとした精神的な配慮?が女の子は嬉しいものだって言う気持ちがわかるなーって事だよ』
『ならいいけどね。でも私は現実世界では女の子同士で付き合うのとかは反対よ。世の中には性同一性障害だったかしら?そう心の葛藤で苦しんでいる方もいるから全面否定ではないけど、私がインコで友美とゆかりちゃんが人間な様に自然の摂理と言う物は存在してると思う。どうしても仕方のない事ね・・・』
(ピッピ・・・そんなに真面目に受け止めなくても・・・これは物語だよ?)
『わ・・・・たし・・・・も・・・・好き・・・・に・・・・なった・・らおと・・・こで』
『あーわかったよイグッチ。私も好きなったら男も女も関係ない・・でしょ?もうその話はいいからね』
『でも、女の子同士ってどうやってするのかな?』
『・・・・・』
(はい。天然。炸裂。今日はピッピだけなんだから下ネタはほどほどにね。ゆかりちゃん)
『まあいいわ。それより私はこの作品もったいないと思うの』
『え?どうして?ピッピ?』
『ゲームの原案って事で無駄が無くて、しっかり読者にも内容が伝わるし感情移入も出来るわ。でも長編連載小説としても十分素晴らしい作品に生まれ変わると思ってるの。例えばお姫様が歌姫に走るか王子に走るかレインさんに走るか・・・・色々な出来事を展開して、葛藤したりして結果的にお姫様は誰を選ぶの?って言う、結末がどうなるんだろうって内容とかね。まあ、あくまで個人的希望だから私がとやかく言う筋合いはないけどね』
『そうだね。私もそう思うけど、短編ならではの気軽に読めてそれでいてほっこり出来るみたいなのも私は好きだよ?』
『でも、私は最後のルートがやっぱり好きだなー』
『ゆかりちゃん。良い事言ってくれたわね。選べるエンディング形式だから読者が一番納得、共感出来るルートで物語を完結させる。これもいいわよね。ネタバレになるから言わないけどメリーバットエンドっぽいのが私は個人的には好きよ』
ピッピは気づくとカゴの中で網にへばりついて熱弁していました。
『でも、結局は気になって全部読んじゃうんだけどね。あ、お姫様はゆかりちゃんみたいで可愛かったよ?』
『きっと女の子同士だと初めてでも痛くないねっ!安心だね!』
(え?まだその話蒸し返すの?)
私は完全に油断していた為、セクシースキル【まいっちんぐ友美先生】の上位互換スキル【まいっちんぐ友美先生(実写版)】を発動するのが遅れてしまい対応が不可能に・・・。
代わりに最近習得のスキル【棒姫】を発動。セリフ棒読み状態に・・・。
『そうだね。全然だね。痛くないね。安心だね。よかったね』
『ベ・・・ラ・・・・ド・・・・ンナさまも素敵だわ。グスン・・』
(イグッチ・・・相変わらずどんな条件で発言がゆっくりからスムーズになるのかわかんないよ)
(てか、あなたなんで泣いてるの?)
『そうね。イグアナさんの言う通りで、歌姫ベラ様も魅力的で作品は短いけど均等にそれぞれのキャラの魅力が書かれているのも私にとって勉強になるわね。だからこそ誰と結ばれてもおかしくないと思うわ。そう言う寸止め的な可能性の魅力がある作品だわ。だからこそ私は長編でも掘り起こせるかなと思ったわ』
『寸止めってどう言う事?』
(ゆかりちゃん・・・なんで数々の言葉の中から寸止めをチョイスしたの?ゆかりちゃんなら絶対わかってるよね?)
『ま・・・と・・・・・ま・・・・っ・・・・て・・・る・・・作・・・品・・』
『あーはいはい。イグッチは綺麗にまとまってる作品だって言いたいのね。コメントありがとね』
(小さい、っ、は別に分けて言わなくていいんじゃないかな?)
『じゃあ、あなた達この物語の色々な展開を想像をしながら、そろそろ眠りなさい』
私は時計を見るとまだ23時を廻ったばかりでしたがこの後・・・。
【ピッピの発言をスルーして起きてた場合】
インコのピッピに睡眠の重要性についての説教をされる。
【ピッピにお願いし、了承を得て起きてた場合】
イグッチのイライラ全開ゆっくりトーク+ゆかりちゃんの天然ゆるふわ爆弾トークにより、精神的にボロボロになり顔面にファイヤーボールを受ける。
【うん。わかった。と言って寝る準備にとりかかった場合】
ゆかりちゃんの最上級萌えスキル【お目目ウルルン】で『えーもう寝ちゃうのおー?』と発言され、二番目の状況に陥る+翌日、一番目の状況に陥る。
どのルートを選んでも絶望でしかない状況に、スキル【薄ら笑い】を浮かべながら涙を流して号泣していました・・・・。
作者 秋雨千尋様
この度はご了承有難うございました。
今回の作品へはこちらから
https://kakuyomu.jp/works/16817139558029738348
作家様各位
読ませて頂き、レビュー・感想物語を書かせて頂ける作品あればツイートorコメント下さい!
よろしくお願い致します!
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