第44話日常

マー君は、交番で本を読んでいた。


「マー君、のんびりしてますね?」


「うん。」


とみっちゃんに答えた。


「はぁ。」


「何?まだ友達君の事、気にしてるの?」


「今でも信じられないです。」


マー君は、本を机の上に置いて腕組みをした。


「人は、裏表あるから。みっちゃんも恨まれてるかもよ。」


「そんな‥‥。」


たぶん、みっちゃんは友達君を好きだったんだとマー君は思った。


調べると友達君は奥さんと娘さんを殺害して一家心中を考えてたようだ。


しかし、自分だけ逮捕された。


そんな事を考えているとマー君のスマホが鳴った。


【はい。向かいます。】


「みっちゃん、殺しだよ!行ける?」


「はい!」


今日も、身近に潜む影、やつらはずっと昔から人間の脳みそを喰って生きている。

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原付き刑事 転ぶ @Ken123

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