第4話麻薬
「麻薬?」
「ふーん、麻薬か。」
最近、麻薬【やぶれかぶれ】が若者を中心に蔓延している。
友達君とマー君は公園のベンチで話していた。
「麻薬汚染だな。」
「だね、俺達でも手に入るんだもんね。」
やぶれかぶれは、錠剤だった。
これを砕いて鼻から吸うらしい。
「困ったな。」
「友達君、どうしたの?」
「いやー最近、モテモテでさ。」
スマホを見ながら友達君はニヤニヤしている。
「マッチングアプリ?」
「まぁね。やり放題だよ。」
「ってかさ、友達君、モテモテでも女の子に会ってないでしょう?」
マー君は、目を細めてドキッとしている友達君を見てため息をついた。
「【やぶさかぶれ】使ってみる?」
マー君は、友達君に錠剤を渡した。
「麻薬キメテ、セックスしたら極楽行きだな。」
友達君は、錠剤を見つめて呟いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます