5.同僚に友人を紹介
残業していたばかりの時に栄養ドリンクを差し入れしてくれた同期に
綺麗な友人を紹介しようと思っていたのを忘れそうになっていた。
(いけないイケナイ。毎回のように差し入れしてくれたお礼と言っては語弊があるかもしれないけど、2人にとっていい出会いになればいいな)
「朝峰、知り合いの美人な子紹介するね。
画像添付の了承とれたから張ってくね。
悪用するなよー」
写真は女性から見ても美人。しかも経歴が豪華。
京大卒業、大手メーカー勤務4年目。
送信っと。
(麗華もいい人見つけてほしいな。
私も人の心配しているばかりじゃいけないか)
女性らしく部屋もきれいにして、唇のケアと爪のケアを行っていく。
次に、あの妖艶なドレスを着る機会があるとは思えないが、
万が一というものがある。
癒やしは好きなものを食べているときなのだが、
年齢とウエスト事情を考えると食事制限とはいかないまでも
仕事休憩の甘いもの摂取は量を減らすしかないのかという結論になってくる。
多幸感がすごくて幸せなひとときなのだが、致し方ない。
糖分を抜いてミスしないかだけが心配だ。
できるだけきれいに年を重ねたいと思うのは
女性としては当然の想いかもしれない。
「あ、こんなところにシミ出来ていたんだ」
また1つ大人になったようだ。
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