『500字DE爺医の繰り言』

 東奥日報『明鏡』への掲載が40本になった。

 東日本大震災後の医療支援で自宅を離れ、県外生活が長くなった頃、生存証明を兼ねて投稿を始めた。2018年3月14日から5年余り書き続けた結果である。

 掲載紙面の切り抜き40編でクリアファイルが一杯だ。古いものは黄ばんでいる。

 二冊目を用意したが、新聞紙の経年劣化が心配で、スキャン画像ファイルをクラウドに保存した。

 これなら、いくらでも何時まででも保存できる。


 NHKのテレビ番組『100分DE名著』を見ていてファイル名が浮かんだ。

「100分DE名著にあやかり500字DE爺医の繰り言をネットにアップす」医師脳。


 健生病院健診科の待合室には、暇つぶし用にと、冊子『爺医の繰り言』を置いてあり、奇特な方の目にとまっている。

「待合室で我が冊子を読む受診者らの様子を覗ふ健診室より」医師脳。


 受診者の老若男女問わずスマホを手にしていることに気づく。

 このスマホで『500字DE爺医の繰り言』を読んでもらおう。

 …と欲を出して、QRコード付きのポスターを作り待合室に貼った。

https://kakuyomu.jp/users/hyakuenbunko/news/16817330661342561977

 スマホでURLを読み取ってもらえれば、フェイスブックアプリで御笑覧いただけるはず。

 老いの楽しみがまた増えた。

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