黄色い財布、所持しております。一寸大きめなので、外出時にはもっていきません。
「これ、買っていきいや。金持ちになれるでぇ」と神戸元町の鞄屋さんのオヤッサンから勧められ、買ってしまった財布です。その時、オヤッサンから「新月の時にな、月に向かって空(から)の黄色い財布を振るんや。次の日からあんた富裕層の仲間入りやで」と作法を教えてもらいました。「ほんまやでぇ」とオヤッサンの後ろから(奥さんと思しき)オバハンが極めてよいタイミングで合いの手をいれるのです。で、¥300で買いました。オヤッサンのいう通りに新月の時、カラの黄色い財布を月に向かって振ったのですが、いつまで経っても僕は貧困層のまま。霊感商法×関西弁×安価=至高のセールスです。
作者からの返信
黄色い財布伝説って、日本的なのですね~。( ^^) _旦~~
神戸のご夫婦の描写に、行きつけのカフェにいる初老の夫婦を思い出しました。
ほぼ半日も居座っているらしく、妻の方がスマホで(猫なで声の大声で)だれかを呼び出し、怪しげな商売をしているみたいなんです。
呼吸の合い方もそっくりな感じです。( ;∀;)
大好きな落語の中で「袖振り合うも他生の縁なんてえことを申しますが・・」とまくらでよく使われますが、噺では昔のことですから旅で道連れになって別れる時、道中気を付けてね~と、手(袖)を振り合ったものだ、とかの説もあるとやら。
理解をし合わないまま、折角のご縁を・・と思いながら疎遠になってしまった人には「いつか又会いましょう~ お元気でね~」って手(袖)を振って離れたと思いましょうか・・なんて言ったら、又この人、いつものように的外れなこと言ってる、やんなっちゃうわって思われるかも知れませんね。
でも、一歩踏み出せてステキなプレゼントが買えたのは良かったですね、とコメントさせて頂けますか~?
作者からの返信
いつもお心の籠ったメッセージをありがとうございます。
狭い地域に住んでおりますので、いくら隠遁生活をと思っても、意外なところで意外な人と(どなたとも再会したいわけではなく、二度と顔を合わせたくないセクハラ男子などもいますので"(-""-)")……ということもありますが、時節柄、マスクが大いに役立ってくれます。(笑)
素敵なお話ですね!
会いたい人に会い
想いを伝えるって
素敵だな✨
私も久しぶりに
会いたい人の顔がチラホラしてきました(^^)
作者からの返信
なんかねえ、頑なだった自分が恥ずかしくなりまして……。
そんなちっぽけなことにこだわって、いったいナンボのもんじゃい、って。(笑)
こだわりがなくなるって、心身が楽になりますね~。