第57話 "瑰麗(かいれい)のダンジョン"再び
サトル達はキタミの自宅でのんびり過ごし、きょうは次の街〇〇に『空飛ぶ車』で街道をひたすら走っていた。
途中ファングボア5匹、空からワイバーン2匹に襲われるも、マーガレットとルビーゼによって難なく討伐され、サトルによって回収された。
その日の昼過ぎにはラベリーに着いて、先ずは冒険者ギルドに向かった。
サトルがクエストを見ていると後ろから大柄な女性冒険者が「荷物持ちは邪魔だからどけ!」と言ってるのが聞こえたが無視して高ランクのクエストを見ていると、怒鳴っていた女性がサトルに掴みかかろうとした瞬間、一回転してひっくり返った!
周りの連中はまるで自分で転けたようにしか見えない程の早業で、サトルはオーガの3頭の討伐依頼を剥がして受付に出した。
倒された女性冒険者がダガーを持ってサトルに後ろから襲い掛かったかに見えたが、サトルは彼女の後ろに居て、数カ所を人差し指で押して離れると、彼女はダガーを落とし、膝から崩れ落ち口から舌が垂れ下がり、ヨダレを流してフガフガ言う廃人の様になっていた。
受付嬢が「彼女にむかって、後からダガーでいきなりSSクラスの冒険者に襲い掛かって何してるの?貴女は冒険者カードを没収するわ、サトル様申し訳有りませんが元に戻してやって下さい」
サトルは黙ってヨダレを垂らしている女の肩に触ると光がサトルの手から放たれ、彼女は元の姿に戻った。
サトルはスザンヌ達とクエストのオーガ3頭の居る平原に『身体強化』を掛けて向かった。
受付嬢は「相手が悪過ぎたわね、最初に彼にやられた時点です敵わないと悟るべきだったわね」と言って、彼女から冒険者カードを没収した。
一方サトル達は、スザンヌが1匹、マーガレットが1匹、ルビーゼが1匹を夫々2、3秒で倒しサトルが回収してギルドの素材置き場に納品して、この街に来るまでに倒した魔物と一緒に精算して貰い金貨13枚をカードに入金して貰った。
まだ昼前なので次の街に向かう事にした。
次に向かったのは以前にも訪れたことのあるミモトの街だ。
ミモトで以前スザンヌの知人のセリーナ・ポルシェと知り合いになったことを思い出していた。
当時はまだスザンヌと所帯を持っていなかった気がするが・・・。
会えればスザンヌもいるので一緒に食事でもできたらいいと思いながら冒険者ギルドの前に夕方近く着いて、まずは宿を抑えた。
"瑰麗(かいれい)のダンジョン"と” 傀儡(かいらい)のダンジョン”二つがこのまちにはある。
両方ともすでにサトルが踏破しているので難易度はさらに上がっているが、再びお宝目的で明日から潜ることに決めて、とりあえずこの宿で少し早めのだが夕食を取ろうと食堂に4人で集まった。
3人はいつものことの様にエールを頼み、サトルに冷やして貰いながらツマミを頼んで飲み始めた。
「スザンヌ様!」と食堂に入って来た冒険者3人のパーティーから声がかかった。
「やぁ、セリーナ・ポルシェじゃないか」
「サトル殿もご一緒ですか?」
「セリーナ、私たちは結婚して今は4人で冒険者をしながら色々な街を巡りながら楽しんでいるんだ」
「ええ?スザンヌさんとサトル殿が結婚?」
セリーナは以前サトルのスキルを経験していたので夫婦生活が大丈夫なのかと真っ先に疑問符が頭の中をかけ回っていたが、素知らぬ顔をして仲間を紹介した。
「スザンヌ様、こちらは仲間の冒険者でエーデルとメリーナです。以前サトル殿に助けていただいて・・・」
「サトル殿あの節は助けていただきありがとうございます」と二人に丁寧にお礼を
言われる。
「セリーナ達はダンジョンにアタックしていたの?」
「はい、ただサトル殿が踏破してから難易度が更に上がり私たちAランクでは数回挑んでも5階層手前で断念しております」
「それなりに高ランクの魔物が4階層までで刈り取れるので収入としてはいいのですが『マジックアイテム』を得るまでには行かないのが現状ですとセリーナが語ってくれた。
彼女達も同じテーブルに座りエールを飲み始めて、スザンヌとセリーナは昔話に花を咲かせていた。
エーデルとメリーナはサトルに命を救われていたので、エールを飲みご機嫌になってサトルに色々聞いてくる。
少し、色目を使ってくるのがマーガレットとリビーゼは気に入らないようだ。
サトルはお腹が空いているので4人のバトルは無視して食事を黙々と食べた。
スザンヌとセリーナはサトルと結婚した馴れ初めをスザンヌが顔を赤らめながら話をしている。
セリーナはサトルがスザンヌよりはるかに強い冒険者だと聞かされ、驚きながらも以前気絶させられた”あの感触”を思い出して彼女も顔を赤らめた。
セリーナはあの時の再現ができないか彼が居るうちに再度味わいたいと密かに思って居ることなどスザンヌは知る由も無い。
セリーナはスザンヌ達のダンジョンに潜る際に自分も見学させてくれと頼み込んだ。
「7人で入るには多人数で動きが阻害されるからセリーナだけなら構わないわ」
「はい、彼女二人はこのところクエストを受け続けて居るので少し休んで貰いますから、潜るのは私だけ同伴させてください」と頼みこみ了解を得た。
「明日は"瑰麗(かいれい)のダンジョン"を潜るわよ、既にサトルが踏破して居るのでそれより少し難易度は高くなって居るからルビーゼもマーガレットも気を引き締めて行くわよ、エリーナが後方で見学するそうだから私が前衛で、マーガレットとルビーゼが中衛、後方担当でエリーナの護衛兼しんがりはサトルにお願いするわ」
「それじゃ、明日早めに6時に朝食を食べて宿を出るわよ」とスザンヌが声を皆に声をかけて夕食を終えた。
翌朝宿でスザンヌ達4人と同伴するセリーナが朝食を食べて居る。
「セリーナさん、後のお二人は?」とサトル。
「彼女達はまだ寝ているわ。同伴するのは私だけだから、サトルさんよろしくね」
朝食を終えて、ギルド受付に行き全員がカードを提出して"瑰麗(かいれい)のダンジョン"に向かった。
入り口で兵士にカードを見せ、入る時サトルのカードを見て兵士が驚いていた。
ギルドの冒険者の中ではサトルも大分顔を知られてきていたが、流石に未だ王国の兵士達にまで顔は売れていない。
1階層におりて行く。
1階層にはグリーンウルフの群れ20匹が襲ってくるがスザンヌが7匹、ルビーゼが5匹、マーガレットが5匹、後ろからサトルが【ダークアロウ】を放って3匹を瞬殺して2階層に向かう。
「サトル殿は身体にシールドはしているの?」
「きょうはしていないよ、俺のことを知らない人を守るときは触られても大丈夫な
ようにシールドでまとうけど、セリーナさんだからまさか抱きついて来ないでしょ?」
まさかサトルはセリーナが何とか隙を見つけてサトルに触ろうと思っているとは考えもしないで2階層におりて行く。
2階層は前回はドラゴントカゲだったが今回は剣を持ったリザードマンが10匹程いる。
スザンヌが『五芒星剣』を抜いて【サンダーバレット】を複数回放ち、リザードマンが倒れたところをルビーゼ達が首を切り落としてサトルが回収した。
3階層には前回同様ワイバーンがいる。しかし、今回は5匹もいる。
サトルが5匹の翼を【ダークビーム】で打ち抜きまず飛べなくしてからスザンヌ、ルビーゼ、マーガレットが【縮地】で一瞬にしてワイバーンの首に肉薄して剣で切り落としていった。
さしものワイバーンも炎を吐く時間もなく瞬殺されてしまった。
4階層は前回同様廃墟ステージになっていた。
キラービーが数万の大群で5人を襲ってくるが、スザンヌが【ファイアボム】を連発して全て焼き落とした。
廃墟の1階はキラービーの次には土のゴーレムで剣で切っても再生されて無効化されてしまう。
「ルビーゼとマーガレットでゴーレムの正面に引きつけておいて、私が背中に回り込み魔石を体術で奪い取るか破壊するわ」
「「了解」」」
【縮地】でスザンヌが裏に回り込みルビーゼ達が剣で正面に回って切りかかった。
スザンヌが気合いもろとも素手でゴーレムの背中を突き破り魔石を引き抜いて動きを止めた。
砂ゴーレムは砕けて、サラサラと砂に帰って崩れた。
廃墟の2階にはバンパイアクイーンがいる。
「お主達、よくここまでたどり着いたな。妾がお前達を眷属としてやろう!」
といきなり首に噛み付いて血をすいにくるところをサトルが後方から『聖魔法』の【ホリーアロー】を放ち悲鳴と共に霧となって消し、残った魔石を奪い取った。
前回はこの階層にもう一軒廃屋が有ったが、今回はこれ一軒だけだ。
5階層はボス部屋で、扉を開けるとヒュドラが1匹いる。
スザンヌが『五芒星剣』に炎を纏、首を切り落としながら切り口も焼いて再生を防いで9本の首を切り落とした。
宝箱には開けるとどこかに飛ばされる転移の罠が有り、サトルが【ディスペル】で解除してから慎重に開けた。
中には『リフレクションリング』の指輪が1個入っていた。
5階層で少し休憩してお茶を飲みながらケーキを出して食べた。
エリーナが一口口に入れて大声で「何なの?このお菓子の美味しさは!生まれて初めて食べるわ、こんな美味しい食べ物は・・・」
「美味しいでしょ?これはサトルのいた村の食べ物だそうよ」
「スザンヌさん達は毎日こんなに美味しいお菓子をお茶と一緒にたべているのです
か?」
「そうね、3時のおやつとか、夕食後の別腹にお茶とこのケーキというお菓子を食べるのが日課かしら」
「世の中不公平だわ・・・」と唸ってしまうセリーナ。
「さぁ!6階層に進むよ」サトルが皆に声をかけて立ち上がった。
6階層は海のステージで『水陸空専用の魔動車』を取り出して浮かべ50メートルほど進んで潜行し始める。
セリーナはただただ驚き車の中から海の様子を驚きをもって見ていた。
『サーチモニター』にバハムートが写り込んだ。
距離にして500メートル。
「レールガンを発射して一発で撃沈させるから!」サトルが叫びながら『魔導砲』からレールガンを放つと500メートル先にいるバハムートの顳顬に命中して頭が吹っ飛んで一瞬にして死んだ。
セリーナはその威力に驚き声もあげられない。
「スザンヌさん、バハムートってSランク3チームでも手に余る海獣ですよね!それを一発の魔法で倒すなんて考えられません」
「サトルのやることは全て異常なのよ、私たちだって何を放ったのかわからないもの、ただその威力は黒龍さえも一発で仕留める威力よ」
7階層に向かった。
7階層は今度は砂漠フィールドだ。
サンドワームがサトルの【検知】にかかる。
3体のサンドワームが前方200メートル辺りにいる。
「アースランス(土槍)」とつぶやいたスザンヌが三発土系の魔法を発動してサンドワームに放つと砂の中から巨体をクネらせて苦しみながら出てきた。
ルビーゼとマーガレットが1体づつ剣で胴体を3分割して葬り、サトルが【インビジブルハンド】を久々に使って、1体のトドメを刺した。
8階層に向かうと木々が鬱蒼と茂る森林にオーガ2体がいた。
サトルが見るとデカパイのオーガだ!
「サトル!スキルは厳禁だからね」スザンヌに釘を刺されてしまった。
「スザンヌさん、ここは私達にお任せください」と言いながらルビーゼとマーガレットが剣を抜いてオーガに向かって行った。
オーガの大剣を魔剣で二人とも力を削ぎ落として流し、返す刃で剣を持つ手を二人とも切り落として距離を取る。
剣が握れなくなったオーガは力技で向かってくるがマーガレットが炎の魔剣からファイアビーム、ルビーゼがアイスカッターを放ってそれぞれ2体のオーガを葬った。
「スザンヌ、何で俺がスキルを使うのはダメなんだよ!」
「ダメよ、やられる相手を見ているこちらが変な気持ちになるから・・・」
「少し考えすぎじゃない?」とサトル。
「あの程度の相手ならサトルは正攻法でも余裕で倒せるじゃない」
「スキル使用だって正攻法だぞ!」
「アナタのスキルは異常だからダメ」
シュンとうなだれるサトルだった。
9階層は雌鹿の頭、馬の胴体、象の足、猪の尾、黒い1本の角を持つモノケロースという魔物が待ち構えて居た。
「やはりここは牡鹿ではなく雌鹿の頭なんだ!」と妙なところで感心するサトル。
そんな事を考えて居たらモノケロースがサトルに向かって凄い勢いで突進して来た。
サトルは『鬼切丸』をとっさに抜いて【縮地】で躱して首を切り落とした。
「サトル、他のこと考えてたでしょ?魔物を前にして何ほけてるの?」
「いや、だって、モノケロースって普通頭は牡鹿のはずなんだが」
「ここの世界は全て魔物は女性が上位種よ、しっかりしてよ!」とスザンヌに怒られるサトルだった。
ついに10階層に到達した。
ラスボスは以前は黒龍だった。
扉を開けるとそこには2匹の赤龍が居た。
火炎咆哮を入って来たサトル達に向かって放ったがサトルがバリアで防ぎ、スザン
ヌが1匹をルビーゼとマーガレットがもう1匹に向かって剣を振り上げていく。
後ろで手持ち無沙汰にサトルは3人にわからないように【インビジブルハンド】で2匹の赤龍の首筋を撫で回した。
スザンヌが首を切り落とすのと同時に赤龍が心臓麻痺を起こして死ぬのが同時だった。
一方もう1匹の赤龍はサトルの【インビジブルハンド】で感じてしまいルビーゼとマーガレットが剣で切り倒す前に昇天してしまった。
宝箱には罠はなく中を開けるとヒヒイロカネのインゴットが10キロも入っていた。
「ヒヒイロカネのインゴットなんて錬金術師屋に売れば莫大な金額になるぞ」とサトルはニコニコして回収した。
後ろの方で彼らの戦い方を見て居たエリーナは最後にサトルが使ったスキルこそ自分を気絶させた『絶頂行かせスキル』だと確信した。
2匹の赤龍は怒りでというよりも、気持ちよく死んでいった、そんな死に顔だとエリーナは見て居た。
「さぁ、出口まで転移盤にのって一気に戻りましょう」スザンヌが声をかけて5人は出口に向かって転移盤に乗った。
「ダンジョンコアの大きさは以前と同じだけどやはり魔物の強さは俺が討伐した1階目よりも強くなっているな、その分宝箱の内容も良いものになっているけどね」
ギルドに戻りダンジョンコアを渡してサトルのカードに清算金を入金して貰う。
「サトル様、魔物が全て上位種の魔物だったので清算金も高額になってます」
「ありがとう」
「サトル、少し遅くなったけどエリーナも一緒に5人で昼食を食べましょう」
「スザンヌさん、この近くにオススメの美味しいお店がありますから私がご案内します」
「それじゃ、セリーナ頼むわ」
5人は少し遅めの昼食をエリーナの知っている店に行きそれぞれ好きな食べ物を頼むことになった。
5人でそれぞれ好きな物を頼む。
サトルはマナバイソンのステーキと野菜スープにご飯、スザンヌは魚のムニエルと野菜スープとパンにサラダ、ルビーゼやエリーナ達も同じ料理を頼んで待って居た。
店に新たな冒険者3人程が入って来ていきなりサトルの姿を見るなり大きな声で
「何で荷物持ちの男が食事をしてるんだ?側の女性冒険者も優しすぎるだろ」
サトルは美味しい食事を邪魔されて頭にきて「うざい豚どもだな!男が全部荷物持ちだと思うんじゃねぇ、食事の邪魔だから失せろ」と態と煽る言い方で応えた。
「良い度胸じゃない?荷物持ち決闘だ!」と一人の冒険者の女性が手袋を投げて来た。
「スザンヌ、ちょっと3人を教育してくるから食事してて」
「サトル、殺すのは許してあげてくれ」
「ああ、いつもの通り、足と手を消して再生すれば良いだろ?」
そう言って外に出た。
周りにいた冒険者が面白がって食事の途中の連中も7、8人出て来て道路にはそれなりの群衆が集まってしまった。
「いいかぁ、荷物持ちは席に座って食事などできないのだ!その事をわかっても一緒に食事してるなど命を持って償え」
「俺はお前らに一言も荷物持ちだとは言っていないぞ、男が全て荷物持ちで冒険者も務まらないと勝手に思うなよ!お前達の遥か上のランクの男の冒険者もいるんだぜ、さあ、始めようか」
3人の冒険者が一斉に剣を抜いてサトルに襲いかかろうと動き出した瞬間、3人の剣を持つ手と片足が消えて凄い勢いで3人が倒れ悲鳴をあげた。
「俺はSSランクの冒険者だ!」と言って冒険者カードを見せた。
「男が皆荷物持ちだと思っているこの世界の女達、よーく聞いてけよ!男でもお前達が束になっても叶わない男の冒険者がいるって事を」
そう周りの女性達にも大声で言って、3人に【エクストラヒール】を掛けて欠損部分の再生をしてあげて、食堂に戻って来た。
「終わったの?」
「ああ、いつも通り再生してあげて命は取らなかったぞ」
「サトルも少しは成長したわね」
「俺はもともと優しい青年なんだぞ!特に女性に対しては」
セリーナはスザンヌとサトルの会話を聞いていてサトルのスキルのことを聞いてみたかったがそこまでの勇気はなかった。
「スザンヌさん、皆さんの戦い方を見てまだまだ私など足元にも及ばない事がよくわかりました。ついては私をしばらくあなた方のパーティーに入れてもらって自分を鍛え直したいのですがお願いできませんか?」
「今のセリーナのパーティーを解散するの?」
「いえ、数ヶ月それぞれソロで活動してもう少し実力を伸ばすよう二人には話してみます」
「彼女達がOKなら私は構わないけど、ルビーゼ、マーガレットも良いでしょ?」
「「私たちはスザンヌ様に従いますので」」とハモって応えた。
「それじゃ、セリーナのパーティーの二人が納得したら良いわよ」
『あれっ?俺の意見は聞かないの?』とサトル。
食事を済ませ、セリーナは仲間の所に戻って今の話をする予定で別れた。
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