3 君に恋して――ねェよ!
校舎の巨大さに比例して屋上は広かった。
だが寂しいほどになにもない空間であり、コンクリートの床が敷かれフェンスで囲われた様は広大な檻のようにも思えた。
ごうごうと不満げに室外機が檻の不自由に文句を訴えていたが、それに耳を傾ける者などどこにもいない。
阿沙賀は慣れた風景をざっと一瞥。
いつも通りに殺風景、まだゾンビは来ていない。
その代わりに――
「ん? おい先客かよ。こんなところでなにやってんだ?」
「あっ、あ、あなた!」
そこには身を寄せ合って震えている三名の女生徒がいた。
その内、ふたりは涙目でなにも言えないでいるが、ひとりだけ健気に声を荒げて詰め寄って来る。
「鍵壊しちゃったのっ!? ゾンビが来ちゃうじゃんか! ここで助けが来るまで隠れてようとしてたのに!」
「あー。あー。なるほどね。
ゾンビ映画特有の隠れてやり過ごそうとして最後には内輪揉めはじめる連中な」
本来、屋上は侵入禁止。
唯一鍵のかかっていないことが裏で有名なドアがここであり、なのに施錠されていたのは疑問であったが、そういうことか。
阿沙賀は納得とともに早口気味に丸め込みにかかる。
「まァ、悪かったよ。こっちも急いでてな。でも壊しちまったもんはもうどうしようもねェし。あれだ、今ならまだそこらにゾンビいなかったし保健室とか職員室とか鍵のある部屋に急げば間に合うかもよ」
「うっ」
勢いで押し込めば、相手も言い合いしている場合ではないと理解する。
少女は恐怖しながらもどこか冷静で、最低限の頭の回転は残っている。逆境に強いタイプか。
それでも怖いものは怖い。
遠くから響く唸り声、フラッシュバックするゾンビの恐ろしき姿。
ただ吹き寄せるそよ風さえも不気味に寒々しく思え、震えてしまう。
「ちくしょうっ」
悪態ひとつだけを残し、阿沙賀を放って三人は励まし合いながら急いで鍵の壊れたドアを潜っていく。
ニュギスは平坦な目つきで去る背を眺めてぼそりと言う。
「あのひとたち、まず確実にゾンビに襲われますわよね」
「そりゃそうだろ。屋上の分厚い鉄扉ならまだしも、普通の木製のドアなんざゾンビの進行食い止められるかよ」
彼女らとは反対に屋上の縁であるフェンスを目指して移動しながら、阿沙賀も特段に起伏なく答えた。
一欠けらの負い目ない受け答えに、ニュギスは呆れたように。
「なのに行かせたのです?」
「そりゃオメェ、どうせ親玉ぶっ飛ばせばゾンビになってようがいまいが解決すンだからいいだらァ? 解決の邪魔されるほうがまずいぜ」
「清々しく潔い見捨てっぷりですの!」
別に阿沙賀は無事な者を助け出そうとしているわけではない。根本の根治を目指して走っているのだ。
要は終わりよければすべてよしとそれ以前の過程における犠牲を完ぺきに割り切っている。
ただその代わり、決着だけは完膚なきまでつけてやる――そのための屋上だ。
フェンスにまで到達、そこから見下ろせば地面が随分遠くに見えた。
ここにて場所はよし。あとはニュギス、彼女次第。
「おいニュギス、聞くがオメェ、学園の中にいる他の悪魔を感知するとかできねェのか? 気を感じ取る的な」
「できませんの。理由はみっつ」
ただできないと言うと舐められそうとでも思っているのか、ニュギスはびしっと三本指を立てる。
できないの理由を丁寧に説明し始める。
「ひとつ、そもそもわたくしそういう小技が苦手ですの。ちまちまと辛気臭いですの」
「辛気臭いかァ?」
「ふたつ、相手が隠れていますの。もうすこしあっぴろげであればわたくしでも見つけられますの」
「そういう自分の苦手を他人に転嫁するの、よくないと思う」
「最後にみっつ――妙な結界がこの学園に敷かれておりますの」
「結界ィ?」
なんか急にようわからんワードでてきたな。
得意不得意でも、相手の意図でもなく、この場の特殊性……。
「なんだそれ、結界があるとなんだよ」
「妙に乱される……いえ、鎮められますの」
「ンあ?」
「わかりませんわよね、わたくしもわかりませんの。なにやら不思議な結界で興味深いですが、仮契約者様はできないという結論だけうなずいてくださいませ」
ニュギスもいまいち理解できていないらしい。
ただともかく様々な理由が複合して現在のニュギスにはほかの悪魔を探知できないのだという。
まあそれは想定通りで、では。
「そうか。ならいい。じゃあ逆だ、こっちからおれらの居場所を伝えてやることはできるか」
「それは……そうですわね、可能ですの。わたくしも自然と隠形して感知から外れるようにしておりますので、それを解いてすこし魔力を波立たせれば愚図でも気づくはずでしてよ」
「んじゃ、それ頼むわ」
軽く言う阿沙賀に、ニュギスは目を細める。試すように問う。
「理由を聞いてもよろしいかしら」
「わかってんだろ。ゾンビがどう動くか見てェ」
居場所が割れた場合に一直線でこちらにやってくるというのなら、それはつまり狙いは阿沙賀かニュギスのどちらかだ。
それをせずに学園中のゾンビ化に専念するのなら、目的はこちらにない。
「知ってどうするのです」
「嫌がらせをするには相手の目的を知っておいたほうがいいんだぞ」
「嫌がらせ……」
「ま。言ってもどうせ狙いはおれたちだろうぜ。その確認作業ってだけだ」
理屈に偏らず、感情に流されず。
悪性のようでいて善性を垣間見せる。
どちらでもあってどちらにも寄らない――中庸の魂。
ニュギスが召喚に応じた幾つかの条件に、まさに見合う男である。
問いかけに対する満足な答えを得られた以上、ニュギスもまた一肌脱ぐのに躊躇いはない。
その縦長の瞳孔が怪しく輝き、恐ろしいまでの魔性の力が解放される。
「淑女の嗜みとしてこうしたものは秘めておくものなのですが……いいでしょう、ほんのすこしだけお見せしますの」
その言葉とともに、空気が震えた。
ただあるだけで青空から注がれる陽光すらその明度を雲らせる。
見えないなにかが質量を得たように周囲を圧迫し、跪けと禍々しく命じている。
悪魔として、その存在の格を世界に知らしめるべく膨大にして濃密なる魔力の片鱗が解き放たれたのだ。
「へェ。確かになんか威圧感でてるわァ」
ただの小生意気な美少女であったものが、今は確かに悪魔と呼ばれるべき存在であると理解できる。
――と、阿沙賀は思ったりしているが態度のほうが軽いというか雑で、ニュギスは不満げだ。
もっと崇め称えて這いつくばってくれないものかとごく自然に考えている。
まるで噛み合っていない二者であるが、互いにどこか一目置いているようではあった。
「……ん、来たな」
彼方より地鳴りの如くに響くのは……学園中のゾンビ、その足音か。
開けっ放しのドアの向こうから渇いた亡者どもの切実にしておどろおどろしい唸り声が聞こえてくる。
この屋上に向かって大勢のゾンビが濁流のように雪崩れ込んでくる。
「おいおい、全力ダッシュ一直線かよ、ロメロはどーした」
「どうやら生命力を奪っていた先ほどとは逆に、与えられていますわね」
「つまり?」
「ゾンビらしく怪力で凶悪ですの」
「ゾンビ映画は変わらんが趣が変わったってことな」
そしてこのあからさまな意思統一の上、強化しての一直線。
やはり狙いは阿沙賀かもしくはニュギスなのだろう。わかりやすくて助かる。
それを確認できたので、阿沙賀はもうこの場に用はなし。
目の前のフェンスに手をかけてひょいと跳び上がる。なんの躊躇いもなくフェンスを越え、檻の外へと逃げおおせる。
とはいえその自由はあまりにも狭い。
屋上の縁、人ひとりが立つだけでもう心もとない。どころか爪先がわずかにコンクリートの床から離れて浮いてしまっている。
すこし踏み外せば――真っ逆さまに落下する、この六階建て屋上の高所から。
誰しもが恐怖と焦燥を覚える明快な高さという死の危機に瀕して、なお阿沙賀は動じない。
迫るゾンビどもに律儀にさよならと手を振って、そして。
「んじゃニュギス、おれを落下死させんなよ?」
「え。ちょ……まさかっ、仮契約者様!?」
はン、となぜか鼻で笑いながら、阿沙賀は屋上から飛び降りた。
そして当然、重力の法則。
子供でもわかること。足場もなく揚力もなく人間はそこにいられない。
阿沙賀は落下した。
ただひたすらの自由落下、加速して階下に真っ逆さま。
得も言われぬたまらない解放感があって、だが猛烈な風が全身を痛いほど打つ。
遥か遠かった大地が瞬く間に目前に迫り、あわや衝突して文字どおり死ぬほどの衝撃を――
停止する。
なにか奇妙な力が働いて、墜落死の寸でで阿沙賀の身体はふわふわと浮かび上がったのだ。
待ってましたとどこかしたり顔で、阿沙賀は足から地面に降り立った。
「常に自らを浮遊させて移動して、おれの全力疾走にも難なく並走できるってことは、まァ結構な浮力というか念力というかがあるんだろうなとは思ってたんだよ」
見上げれば屋上の手すりに無数のゾンビどもが手を伸ばしては立ち往生の犇めきあい。
圧し潰されずに済んでよかったよかった。
阿沙賀は目線を正面の悪魔の少女に戻し、憎らしいほど清々しくサムズアップ。
「屋上から飛び降りても無事に着地させるくらいは楽勝だろ?」
それその通り、阿沙賀はニュギスの手助けによって屋上からの飛び降りを、自殺ではなく逃走として成立させていた。
靴の先で地面を確かめるように蹴って、足首に違和感がないことを確認。無傷でなによりだ。
いや
ではなくて。
「いえ! そんな程度の目算で飛び降りってほぼ自殺でしてよ!」
そもそもニュギスが助ける義理などなかった。
そのような契約は結んでいないのだから、放っておいてもなんら問題なかったのだ。
所詮は道楽、仮の契約者など使い捨てのオモチャ程度が精々。
ここで壊れたところで惜しむこともなく、さっさと城に帰って次のお誘いを待てばいい。
だというのに当然のように笑って落下する阿呆な男だから。
思わず、そう思わず浮遊の術を共有してしまったのだ。
本当に考える隙すら与えてくれなかったものだから、咄嗟にやってしまった。
「あぁ。だから助かったぜ、ありがとよニュギス」
「うっ、うぅ……」
あぁもう。
なんて真っ直ぐに礼を言うのだ。
おバカのくせに。ノーパンのくせに。悪魔についてなにも知らないくせに。
ニュギスは確信する。
なにを言っても無駄だ、この男には。
自分の命すらさほど重く見ていない。だからこそ無鉄砲に向こう見ずで無茶苦茶。
悪魔からしても――なんとも度し難く救い難い。
だが、それが面白い。
それこそが彼女の求めた――
「さてと、じゃあ行くぜ」
「行くって、どこにですの」
「決まってんだろ、ゾンビ悪魔のところにだ」
「え」
◇
「うっ、うそ……なんで……あっ、あたしがここにいるってわかったの……?」
「はっ。おれたち狙いなのがわかった時点で、じゃあ初手を置くべきはおれのクラスに決まってンだろ」
阿沙賀が狙いなのだから、待ち伏せすべきは彼のクラス。
ゾンビ化が一番最初に発生したのは、大江戸学園二年二組であると推測は易い。
そう、阿沙賀は屋上から着地して即座にふたたび自分のクラスに戻って来ていた。
果たして彼の予測通りに――その女はそこにいた。
「それとあん時、ちらっと知らねェ顔が見えた気がしてな。一瞬だったし自信なかったけど、まァ正解だったわけだ。
オメェがゾンビの悪魔だな? 名乗れよ、おい」
「…………」
不健康そうな青白い顔立ちは美人であるはずなのにどこか卑屈そうな雰囲気が残る。
小柄で猫背で垢抜けない。
学園制服にぶかぶかのカーディガンを被った藤紫の髪を伸ばしっぱなしにした少女。
ニュギスほどには人間離れしていない。どころかどこにでもいそうな陰気さで、されどよくよく観察すればやはり美貌の……悪魔であった。
ゾンビの悪魔は吃音交じりににたりと笑う。
「そっ、そうだ。あたしがみんなに愛されてるアイドル、いっ……
「……」
……今なんぞかよくわからない部分があったような気がする。
いや気にしない。取り合わない。
阿沙賀は無視を決め込み話を進める。
「やっとのご対面だ。しかも広ェ校舎の屋上なんぞに戦力集中してくれたお陰でしばらくは邪魔立てもねェ……存分にぶちのめせるってもんだ」
「ふっ、ふたりきり……!」
「わたくしもいましてよ!」
介入する気はないが存在をスルーされるのは我慢ならないニュギスである。
シトリーは不思議そうにちらりと自己主張するお姫様に視線を向け、すぐに阿沙賀に定め直す。
「ふっ、ふふふ。お前……そっ、そんなにあたしのこと、すっ……すきなのか」
「……は?」
なに言ってんの?
突発的かつ意味不明すぎてさしもの阿沙賀も怪訝で閉口してしまう。
構わず早口気味にシトリーは捲し立てる。
「だっ、だってそうだろ? じゃないとあっ、あたしの居場所、わかるわけない。あたしのことがすっ、すす好き……だから、わかったんだ」
「いえひとの話聞いてました?」
さっき見当つけた理由を説明しましたよね?
最初の段階で顔を見たって言いましたよね?
思わず脳内で敬語になって畏まってしまう。
いやっ、ペースを乱されてはいけない。奇怪な言動に惑わされては相手の思う壺。
こちらのしたい話をこちらのペースと言葉で押し通さねば。
頭から気になっていたこと――教室にはシトリーしかいない。
「オメェ、そういや召喚士はどこだ」
「しょっ、召喚士? なんだよ、欲しがるな……あっ、あたしと契約したいのか? けっ、結婚したいのか?」
「いや違くて、オメェを召喚した奴! いるんだらァ?」
そもそもなんで結婚なんてワードが降って湧いてくるのだ。契約の意味合いがなにか別次元にシフトしていないか。
絶対に聞き返さないけど、たぶん聞き間違いだから聞き返さないけど。
「…………」
シトリーはなにか不思議そうに目を瞬かせ、すこしだけ考えるような仕草をとる。
すぐに阿沙賀に顔を向け、目があったことで慌てて俯く。そのままなにかを誤魔化すように指を絡めあわせて、結局目は逸らしたまま言う。ごく端的に。
「いっ、いない。死んだ」
「は?」
「だからおっ、お前があたしと契約したいんだろ? そんなにゾッコンだなんて、こっ、困っちゃうな……」
戯言は無視。
阿沙賀はジトリと傍らのニュギスを視線で刺す。
「おいこらニュギス、人間界の悪魔には召喚士がいるもんなんじゃなかったのかよ」
「普通、召喚士なら自らの死後、悪魔は魔界へ帰るように契約するものですの」
まさかそれを怠った横着野郎がいたということか。
「なんって傍迷惑な奴だ!」
というか、契約なしで悪魔って人間界に居座れるものなのか? 勝手にそういうことはできないのかと思ってたぞ。
それとも――これもまた例外なのか?
ええい、情報が少なくて現状が特殊事例なのかそうでないのかの区別もつかない。
見知らぬゲームで遊び始めた時に経験者の「それあとで使えるアイテムだよ」とかクソ役に立たないアドバイスをもらった時の感覚に似ている。判断がつかないという意味で。
というか情報を握っているのがポンコツお姫様と吃音の根暗女というどっちにしてもやりづらい過ぎる。
「
考えるのはもうこの際後回しでいい。時間をかけるとゾンビどもがやって来かねない。
とりあえず現状を許容し、その上で即時行動を決める。
召喚士がいないってんなら好都合、この場で悪魔を仕留めればそれで仕舞いということ。
ならば。
「おらァ!」
「え……?」
もはや言語を失くした獣が如き蛮行。
阿沙賀は教室に居並ぶ机を縫ってシトリーに接近――思い切りぶん殴った。
女子とか無関係に野蛮に。
悪魔とか知るかと無謀に。
渾身の拳は硬く重く力強い。
シトリーの華奢な身は壁に激突するほどに勢いよく吹き飛び、けれど、すぐに立ち上がる。幽鬼のように。
その紫の瞳は、ぞっとするほどに恐ろしい。
「そっ、そんなにあたしが好きか……かっ、可愛いやつだな」
「あのすみません、おれ只今あなたの顔面を硬い拳で殴打した最低DV男なんですけどォ?」
「あっ、あたしがMっ気あるのを承知してたんでしょ。もっ、もうっ、アプローチ激しいぞ」
「マジで話通じねェ!」
――これ取り合っちゃいけないタイプだわ!
確信とともに踏み込む。
床を割らんばかりに蹴り飛ばし、その勢いを拳に乗せて――
「おっ、お前もあたしに恋してるんだろ……。じゃっ、じゃあ
「っ!」
瞬間、身の毛もよだつ悪寒が全身に走る。
咄嗟に身を投げるようにその場から跳び退き、なにかを避ける。幾つか机を巻き込んで吹っ飛ばしたがそれどころではない。
見えない、聞こえない、わからない――だが今確かになにかを回避したという感覚がある。
そこではじめてシトリーのうすら笑いが歪む。
疑問符で覆われた、小さな怒りが見えてくる。
「なっ、なんで避けるんだ? お前も
「ファンって……もしかしてゾンビのことか?」
なるほど命の輝きに魅せられた亡者はその親個体にとっての
自分という偶像に恋させる悪魔――それがシトリーの
「追っかけさせ系アイドルゥ……て、うおっ」
冗句を口ずさんでいる暇もない。
再びの力の放出、今度は連射だ。
見えない不可思議な力が教室中に発射され、阿沙賀をゾンビにせんと猛威を振るう。
ただの嫌な予感だけで、阿沙賀はそれをなぜか綺麗にかわしていく。
それが苛立たしくて、厭わしくて、シトリーは頭を掻きむしって声を荒立たせる。
「なんで避ける! おっ、お前もあたしに恋しろ!
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