清々しい朝

 僕は何かに動かされるように目を覚ました。眠気は全くない。窓ガラスから凄まじい光が指してくる。二度寝はできなそうだ。すっきりして清々しい。

 夢に出てきたことに圧巻されて起き上がらず、3分ぐらいずっと無心に天井を見ていた。心がホワンとしてリラックスしている。

 気が落ち着くとゆったり電子時計を見てみた。すでにa.m10:22となっていた。しかしそんな絶望的な時間を考えるよりも夢に出てきたことについて、いつものように自分らしく、もう一度考えてみたいと思った。

 もう一度仰向けになって夢に出てきたことについて考える。

 「裕福な生活は一瞬で消え去ってしまうもの」か。

 毎日に対する余裕が消えた。

 机に座り、いつものように紙にその考えを書き出す。なんて理不尽な考えなんだろう。しかしそれが神の啓示であるような気がしてならなかった。

 

 死にたいなんて言わない。その代わり、日々の生活に感謝したいと思った。

 最近は食べていない朝食を食べるため、二階へ向かう。外からは清々しい光が窓越しに僕を照らしていた。

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裕福な生活 @tomoki0105

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