自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
さて非常に示唆や警句に富む物語と感じ入らせていただきました。好奇心は文明を築く熱量となりますが、その扱いを過てばパンドラの匣を開けることにもなりかねない。ともすればそれは量子の世界を開く扉の前に立つ現代の人類にとってもメタファーとして向かい合わなければならない摂理のようにも考えさせられました。何を以て人の幸せとするのか立ち止まる機会を与えていただいたようにも思います。
この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
拙作をお読みいただき、ありがとうございます。
また、過分のお言葉をいただいて恐縮しております。
基本的には楽しんで貰えたらそれでいいのですが、何かちょっとしたメッセージみたいなものを込められたらいいな、という思いもあります。
感想をいただけると励みになります。
貴重なご感想、ありがとうございました。
編集済
読み応えが凄い……。
石の右脚を引き摺って生きるハロッド司祭はこれからも陰鬱に神に祈って生きるのでしょう。
ジャンだけでなく、司祭本人も、地名を伝えてどうして欲しいのか分からなかったりするのかな、なんて思いました。抱えた感情が複雑で重苦しくて、絡まっているように思えたので。
一旦星だけ入れさせて頂きますが、続きもまた読みに来ます!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、司祭の心境としては、そういう可能性もありますね。
私自身も明確な正解はないと思っているのですが、
何かしてほしいわけじゃないけど、自分一人で抱えるには荷が重すぎる。
とにかく誰かに話して共有したい。
そういうのは十分ありえると思います。
更新ペースが遅くて申し訳ありませんが、
今後もまったりと楽しんでいただけたらと思います。