4 龍馬を殺した男
慶応三年十一月十五日、京都川原町にある近江屋に龍馬とお蘭は近づいていた。簡易龍馬が斬殺される時間までは、まだ間があった。
その暗殺現場を相手に知られずに、覗き見する方法を龍馬はあれこれと考えていたが、そんな虫のいい話はそう簡単には思いつくはずもなく、仕方がなく龍馬はお蘭に聞いてみることにした。
「のう…、お蘭さん。相手にこっちの姿が見えずに、こっちからは偽物のわしが斬られるところを、視る方法ってのはないもんじゃろうかのう…」
「わたくしはアンドロイドですので、できないこともありませぬが、龍馬さまは生身の人間でございますゆえ、危険が伴うことがあるかと…」
「何のなんの、わしも一度はくたばった身じゃき。多少の危険を冒すことなぞ、まっこと気にしとらんきに、もう何があっても驚かんぜよ。お蘭さん」
すると、お蘭は何事かを龍馬の耳元でささやいた。
「ふん、ふん…。それなら、わしにもできるきに。それで行ってみるばい…」
「しかし、龍馬さま。これはあくまでも、未来の子供の玩具(おもちゃ)にしか過ぎませぬゆえ、くれぐれもご油断召されませぬように…」
かくして龍馬暗殺の時は、刻一刻と近づきつつあった。
しばらくすると、近江屋からふたりの男が連れ立って出て行った。
「岡本と峰吉が出て行った…、今をおいたら中に入る機会はなくなる。行こう…。お蘭さん」
「龍馬さま。その前に、今渡しました物を頭からすっぽりとお被りください。
「おお、そうじゃった…。しっかし、何じゃ…、この袋みたいなもンは…」
などと、言いながらも龍馬は、お蘭から渡された袋状のものを被り、全身を覆い隠した。
「や…、こりゃ何だ…。被った途端にわしの身体が見えなくなったが…」
「詳しい説明は後でしますから、今は先を急ぎましょう…。さあ、早く…」
お蘭に促されて、龍馬は近江屋の中に忍び入り、二階の簡易龍馬のいる隣の部屋に入ると、襖を少し開けて中を窺った。
『おお…、わしがいる…』
『しぃ…、お静かにしてください…』
お蘭に制しされて、しばらく待っていると、階下のほうで何やら物音がすると、
「ぐわぁ…」
と、いう悲鳴とともに、数人が階段を駆け上がってくる音がした。
『き、来たぞ…』
龍馬が小さく叫ぶと、部屋の襖が荒々しく開けられ、四人の男が傾れ込んできて、簡易龍馬の額の辺りを横払いにはらった。
不意を突かれた慎太郎も、抵抗する間もなく一太刀の下に斬られて、敢えなくその場に倒れた。それは、ほんの十秒経つか経たないうちの出来事だった。
「さあ、わたくしたちも早く外へ出ましょう…」
近江屋が騒然としている中、お蘭と龍馬は何の苦もなく近江屋を抜け出した。
「いかがでした…。龍馬さま、先ほど襲ってきた者たちに見覚えのほどは…」
走りながらお蘭が訊いた。
「いんや…、初めて見る顔ばかりじゃった…。一体どこの奴らじゃろうかのう…。とんと思い当たらんのだが…」
「そうですか、龍馬さまにもお心当たりがないとすると、どこの誰が龍馬さまを殺そうとしたのか、今のところ皆目見当も付かないということです…」
お蘭は自分のAIの中を検索しているようだった。
「のう…、お蘭さん。もうここまでくれば、安全じゃろうが…、少し休ませてくれんかのう…。わしゃ、もう疲れたとたい…」
龍馬に言われてお蘭も走る速度を緩めた。
「龍馬さま、大丈夫でございますか…」
やがて、お蘭はゆっくりと走行を止めて、龍馬のほうを振り向いた。
「ふう…、しんどかったぜよ。そりゃ、お蘭さんはアンド…ロイドか…、じゃけん疲れんとじゃろが、わしゃ、生身の人間じゃきに、疲れてたまらんとよ…。ふう…」
「これは、誠に申し訳ございませんでした。わたくしは一刻も早く近江屋から、遠退くことばかり念頭にありましたもので龍馬さまが、そのようにお疲れになっておられるとは、わたくしのAIも察知できませんでした」
「ふう…、人間というものは激しく動けば、それだけ疲れるようにできてるんじゃき、別に気にせんでもいいぜよ。お蘭さん。
ほいでも…、わしを斬りに来た奴ら、今まで一遍も見たことのない顔ばかりじゃったが、裏であいつらを動かしているのは、誰なのかさっぱり分からんと云うのも、何だか薄気味の悪かものじゃのう…」
「それでは、こうしたらどうでしょう。もう一度賊が襲ってきて、引き上げた時点まで遡って、跡をつければあの者たちの正体も、おのずと判ると思うのですが、如何なものでしょうか…」
「いんや、今晩は止めておこう。それよりも一度戻って、光太郎大先生の意見ば聞いてみるのも、わしはいいと思うんだがのう…。どうせ、来る気になればいつでも来れるんだろうが。こんなところは…」
龍馬の意見に従い、お蘭はひとまず朔磨と光太郎が待つ三十二世紀に帰ることにした。
一瞬のうちに戻ってきた、ふたりを見て光太郎が尋ねてきた。
「ふたりともやけに早かったようだが、龍馬どのを斬った犯人が判ったのかね…」
「はあ…、それがですのう…。縁起でもないが、わしが斬られるところば、お蘭さんの隠れ蓑みたいなやつを被って見ていたんじゃが、どの顔も初めて見る顔ばかりでさっぱり判らんかったとです…」
「うーむ…、歴史書では、始め新撰組が疑われたが新撰組にはアリバイ…、つまり現場不在証明があって白ということになった。歴史の定説では、京都見回り組の浪士たちの犯行となっているが、見回り組なら龍馬どのも一度や二度は見たこともあるだろうから、それも違うとなると少しばかり話が複雑になってくるな…」
「どういうとこですかいのう…。大先生」
龍馬も怪訝そうに光太郎の顔を見た。
「つまりですな。龍馬どの、新撰組も見回り組も白ということになると、第三の組織の介在を認めざるを得なくなってくる…」
「第三の組織…、と云われますと…」
「うむ…、龍馬どのは新撰組や見廻り組の外に、あなたの命をつけ狙っている集団をご存じありませんか…」
「いんや、一向に…。それに、これはわしの予測なんじゃが、新撰組だなんだと云ったところで、どうせ新政府が樹立して新しい日本になったら、そこいらの負け犬みたいに尻尾を振って付いて行くんだろうに…。その新しい日本を作ろうとして、命がけで戦ってきたわしらの同志の多くは、みな新撰組の奴らに斬られて死んで行ったとよ…。徳川最後の将軍慶喜が朝廷に大政奉還を決意して、あともう少しで新しい時代が来るという矢先に、わしを殺そうとした奴らがいた…。一体どこのどいつなんじゃい…。そんなことをしたところで、今さらどうにもならんじゃろうが…。クソったれめが…」
移ろい行く時世時節の中で龍馬の心の中では、哀しみと激しい怒りが渦巻いていた。
それは、これまでの腐敗し切った幕府に向けられていたものが、徳川慶喜が朝廷に政権を返上したことによって、行き場を失くした激しい怒りと、新しい日本を夢見ながら若い命を散らして行った、志士たちへの哀しみが一緒くたになって、龍馬の中で大きな渦となって逆巻いていた。
「そうですか…、となると、ますます謎が深まるばかりか…。ふーむ…」
光太郎は腕組みをすると、何事かを考え込んでいる様子だっだ。
「父さん…。それなら、こうしてはどうですか…」
それまで、黙って龍馬と光太郎の話を聞いていた朔磨が、何かを思いついたのか突然話に割り込んできた。
「もう一度だけ、お蘭に慶応三年に翔んでもらって、簡易龍馬の死骸…じゃない。アンドロイドだから、停止したボディを掘り起こして中に組み込んてある、マイクロチップを取り出してこさせたらどうでしょう…。
あれさえあれば、今よりはもうちっよっと増しな解析ができると思うんですよ。まがりなりにもあの簡易龍馬は、この私が造ったアンドロイドですからね。私も自信を持って云えますが、C級以下とは云えどもそんじょそこらの、C級アンドロイドとは訳が違いますよ。まあ、見ていてくださいよ。
さあ、お蘭ここからは君の出番だ。龍馬さんの墓地の場所は検索してあるな…」
「はい、検索済みです。博士」
「おい、おい。大丈夫なのか…、朔磨。いくら偽の墓と云えども、墓荒らしは重罪だぞ…」
光太郎が心配そうに言った。
「大丈夫ですよ。父さん、お蘭はそんなヘマはしませんから、何しろ私が造った超スーパーアンドロイドですからね…」
「何なら、わしも一緒に行こうか…、大先生も心配してるきに…」
「いや、それは止めておきなさい。龍馬どの、お蘭は朔磨が云う通りスーパーアンドロイドだし、なまじっか人間が一緒だと、逆に足手まといになることもある。これは別に、龍馬どののことを云っているのではありませんぞ。念のために云っておきますが…」
「さあ、お蘭早く行きなさい。さっさと行って、マイクロチップを抜き取ったら、すぐに戻ってくるんだぞ」
「かしこまりました。博士、では…」
そういうと、お蘭は三人の前から消え去って行った。
「大丈夫かいのう…。お蘭さん、たったひとりで行ってしまったきに…」
「心配はいりませんよ。龍馬さん、何て云ったって彼女は、この私が造ったスーパーアンドロイドですからねぇ。その辺は抜かりありませんよ。龍馬さん。もう間もなく戻ってきますから、それまで待ちましょう」
「間もなくと云われたって、お蘭さんはたった今、出かけたばかりじゃなかとね…」
「もう忘れですか。龍馬さん、あなただって千年という時の流れを、飛び越してきたんですよ。蘭の身体の中には、時間を自由に超越して、好きな時代好きな時間に行ける、そういう装置が組み込まれているんですよ。だから、用事さえ済ませれば、今のこの時間に帰ってきても、何ら可笑しくないということになります」
「なるほどのう…。じゃども、わしには先生ェの云ってることが、難し過ぎてさっぱり分からんとよ…。じゃが、待てよ…。この世には光より速いものは存在しない。光の速度を越えるものがあれば、それこそ過去なり未来なり、自由に行き来することができる…。
……はて…、何でわしがこんなことを、知っておるんかいのう…」
「はっはははは…、やっと効き目が現れてきましたな…。龍馬どの」
龍馬はひとり首を捻ったが、この時を待ってましたとばかりに、ふたりの話しに光太郎が割って入ってきた。
「父さん。何ですか…。いきなり笑い出すなんて、どうしたんですか。一体…」
「いや、何…。龍馬どのに黒船来航以降の、記録を移入した折りに一緒に、送り込んだものの中に、混じっておったものだろう。が、しかし、知識というものは、多くて困るというものではものではないからね…」
「じゃァ…。父さんは、何も知らない龍馬さんに、相対性理論のようなものまで、送り込んだと云うんですか…」
「まあ、そういうことになるのかな…。でもな。朔磨、用意したデータの中に、たまたま相対性理論が、混じっていただけじゃないか。詳しいことは、龍馬どのにも理解できないかも知れんが、現に龍馬どのは云われたではないか。この世に光より早いものはなく、光の速度を越えるものがあれば、過去や未来にも自由に往き来することができると…。これこそ進歩だぞ。朔磨、江戸時代の再末期に生きていた。龍馬どのが相対性理論が発表される、遥か以前にこれを口にする…。
これが進歩と云わずに、何を以って進歩と云うんだね…」
「父さん、それはあまりにも滅茶苦茶過ぎますよ。龍馬さんにいきなり、そんなことまで流し込んだところで、龍馬さんが困惑するだけじゃないですか…」
「いや、そうとばかりは限らんぞ。朔磨、龍馬どのは完全には理解できなくとも、半分以上は相対論を理解されたはずだ。だからこそ、光の速度を越えるものがあらば、過去や未来に行けると云わしめたのだ。そうじゃろう…。龍馬どの」
「わしも光が、この世で一番速度が速いというのを、今初めて知ったきに、まっこと世の中驚くことばっかりじゃのう…。日本に初めて黒船が来た時もそうじったが、日本人はみんな恐れおののいておったが、わしらはこのままでは日本という国が、いづれ外国のものにされてしまう。それからのわしらは、江戸幕府を何とかせにゃならんと、躍起になったもんじゃった。その甲斐があって将軍慶喜が、朝廷に大政奉還を行った矢先に、このわしを暗殺しようとした奴らがいた。
そがいなことをしたところで、いまさらどうにかなるものでもあるまいに…」
龍馬は自分が生きていた、千年も過去の世界に思いを馳せると、どこか遠いところを見つめるような眼をした。
『お龍や乙女姉やんたちは、どうしとるんかいのう…』
龍馬は望郷の念に駆られたのか、自分が死んだことになった以上は、もう二度と故郷の土佐には帰れないという思いが、龍馬自身の中にひしひしと、湧き上がってくるのを、どうすることもできなかった。
「ところで、龍馬どの。あなたに私の研究の仕事を、手助けをして頂くわけには行きませんかな…」
「大先生ェの手伝いと申されますと、一体どんなことですかいのう…。わしにできることなら、お手伝いでも何でもしますけん。何なりと申しつけください…」
「いや、龍馬どのにそう云って頂ければ、私としても力強い限りですよ。龍馬どの」
「それで、大先生ェはわしに、手伝えとおっしゃられたが、わしは何をすればいいんですかいのう…」
「龍馬どの。あなたは私が歴史の研究を、していることはご存知でしたな。
歴史の中には、闇に覆われた部分が多々はありましてな。坂本龍馬どのの暗殺事件も、そのひとつなのです…。
誰が龍馬どのを暗殺(ころせ)と命じたのか、真犯人は誰だったのか、龍馬どのが暗殺されてから、千年以上も経過している現在でも、真相は闇に覆われた謎とされています。
しかも、ご当人である龍馬どのが見ても、どこの誰とも見当がつかぬとあっては、ますます謎が深まる一方だが、それも今しばらく辛抱ですぞ。いまにお蘭が簡易龍馬どのの、マイクロチップさえ待ち帰れば、今よりはもう少しはハッキリとした。真相が分かると思いますぞ」
そこまで話すと、ひと息を吐くように一旦話を切った。
「そろそろお蘭が戻ってきても、おかしくない時分なんだが、それほど時間の掛かることでもないはずなんだが…。
おっと、つい話に夢中になっていて、本題から外れてしまった…。お蘭が戻ってきて、真相がハッキリしてからでいいのです。
これらの闇に閉ざされ一般の人には、見えない歴史の部分に陽を当てて、広く世の人々に知らしめること。それが私の研究の、もっとも重要なところでもあるんですが、どうでしょうかな…。龍馬どの、あなたに私の研究の手助けを、お願いしたと思っておるのですが、如何なものでしょう…。お引き受け頂けますかな。もちろん、竜馬どのひとりにとは申しません。助手としてお蘭をお付けしますが、お引き受け頂けないでしょうか…」
光太郎の話を黙って聞いていた龍馬は、その後もしばらくは何も言わず、何事かを考え込んでいるようだったが、
「乗った…、乗ったぜよ。大先生ェ…、その話面白かこつあるばい。ぜひともわしにやらせてもらうきに。わしも命を助けてもらった、大先生ェのためだったら何でもするきに、どげなことでん命じてほしかとよ」
それに、わしは死んだ人間じゃき、もう故郷の土佐へも顔を出せぬ身じゃ。妻のお龍や姉の乙女にも、もうニ度と逢えんようになってしもうた。それもこれもみィんな、わしを殺そうとした奴らのお陰じゃ。大先生ェも云われておったが、わしのような訳の分からんこつが、世の中にはまだまだ一杯あるとじゃろう…。
闇から闇へと葬り去られた、わしの世ような事件を捜し出して、それで得をしている奴らの正体を暴いてやらにゃァ、どうしてわしの腹の虫が治まらんとじゃ…」
「偉い…。さすがは父さんが、惚れ込んだだけの人間ですね。龍馬さん、こうなれば、私も出き得る限りの、協力は惜しみませんよ。父さん、龍馬さん…。困ったことがありましたら、いつでも声を掛けてください。どんなことでも結構ですから…」
ふたりの会話を聞いていた、クールで若き物理学者の朔磨も、珍しく自分のほうから声を掛けてきた。
「ほう…。これは珍しい、朔磨のほうから協力を申し出てくるとは…」
「いやですよ。父さん、いつも父さんの協力もしなくちゃと、思いながらもつい忙しさに感けていて、何もお手伝いできないですから、ちょうど私も手が空いたところですし、何なりとお申し付けください。たまには親孝行しないと、罰が当たっても大変ですから…」
「何を云うか。お前こそ人の心配をするくらいなら、自分の嫁さんでも探しなさい。お前も結構いい年なんだから、そろそろ観念して覚悟を決めても、いいんじゃないのかね…」
「そんなことは、父さんに云われなくても、充分に分かっていますよ。だから、その話はもういいですから、もう止めてくださいよ。父さん…」
「やれやれ、お前にも困ったものだな…。早く私に孫の顔でも見せてほしいものだがね…」
「ああ…、私の子供のことでしたか。それでしたら、もう少し後にして頂けませんか。父さん…」
「もう少し後って…、何かお前のにそんな当てでもあるのかな…」
「いや、そんなものはまったくありませんが、そのうち何とかなりますから、気長に待っててくださいよ。父さん…」
「お前が云うように、気長に待っていたら、私はそのうち年老いて死んでしまうぞ」
「ははは…、そんなことは絶対にありませんよ。父さん…、もう少し待っててください」
三人して、そんなことを話していると、室内の空気が揺らいだかと思うと、慶応三年の京に行っていたお蘭が姿を現した。
「ただいま戻りました。おじいさま。博士、龍馬さま…」
「おお、蘭ご苦労だったな。マイクロチップは無事取り外してきたんだろうな…」
「はい、その辺は抜かりはありませんわ。朔磨博士、これが簡易龍馬さまに収納されていた、マイクロチップですわ…」
と、逝って、お蘭は大事そうに握りしめていた、小さなチップを朔磨の手に渡した。
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