3 龍馬に与えられた使命

 お蘭は坂本龍馬を伴なって、一千年後の未来に戻ってきた。龍馬のいた慶応三年(一八六七年)から換算すると、実に一一五七年後の未来だった。そこは地上百メートル強という超高層ビルが立ち並ぶ、日本の首都ネオ・ТOKIOの真っただ中だった。

 空にはエアーカーが飛び交い、街路にはオートロードが設置されていて、人々はみな歩くこともなく自動で往来していた。だから、この時代の国民には足腰の筋力を衰えさせないように、連日の筋力トレーニングが義務付けられていた。

 龍馬は初めて見る千年後の世界に、自分がいた江戸とはあまりの変わりように、目を白黒させているようだった。

「こ、これが…、まっこと千年後の江戸なのか…。わしにゃ、とっても信じられんきに…」

 これが千年後の江戸、ネオ・ТOKIOに足を踏み入れた、龍馬の第一声だった。

「誠でございますわ。龍馬さまが斬られて間もなく、新しい天皇が政権の座に着かれまして、元号も明治と改められ江戸は東京…。つまり、東の京という意味合いで名づけられたとか聞き及んでおります。

 その東京も、四百年ほど前にТOKIOと改名され、それからどんどん都市開発が繰り返されて、現在ではネオ・ТOKIOという名に改められました。まあ、詳しいお話は光太郎おじいさまよりお聞きください。おじいさまも朔磨博士もお待ちかねと思います。先を急ぎましょう。こちらでございます…」

 龍馬はお蘭に案内されて、一ノ瀬光太郎と朔磨の住むビルへとやってきた。

「こりゃ、たまげたわ…。まるで天まで届きそうだきに…。よくもまあ、倒れんもんじゃ…。ひゃぁ…」

 龍馬は超高層ビルを見上げて、腰を抜かさんばかりに驚きまくっていた。

「しかし、まっことたまげたもんじゃき…。おお…、こんどはなんじゃ…。ひとりでに上に上がっちょる…」

 生まれて初めてエレベーターに乗った龍馬にとっては、まるで天国にでも登って行くような気持だったのだろう。

「さあ、着きました。ここがおじいさまたちのお部屋でございます。龍馬さま」

 お蘭がひとつの部屋の前までくると、ひとりでに入り口のドアが開いた。

「うひゃぁ…、な、何だぁ…。入り口までひとりでに開くとは…。こりゃ、またたまげたわい…」

「ただいま、戻りました。おじいさま、坂本龍馬さまをお連れいたしました…」

「これは、これは。遠路はるばるご苦労さまでしたな…。これぞ、まさしく近代日本を築き上げた英雄のひとり坂本龍馬どのだ。ようこそ、いらっしゃいましたな。

 私は歴史学のほうをやってやっております、一ノ瀬光太郎と申します。まずは、こちらのほうでお休みください」

 光太郎は、まるで旧友にでも逢ったように、龍馬を優しく迎い入れた。

「そして、こちらがわたくしをお造りになられた、一ノ瀬朔磨博士ですわ」

 お蘭が朔磨を紹介した。

「やあ、初めまして、ようこそいらっしゃました。一ノ瀬朔磨です。よろしく…」

 椅子に掛けた龍馬が部屋を見回しながら言った。

「わしも一遍死んだ身じゃき…、何があっても驚かんつもりでおったんじゃが、まっことここに来てからは、びっくりすることばかりだぜよ。路は勝手に動きよるし、空にはかぶと虫ごたるものが、いっぱい飛んでおる…。おまけに入り口の戸は、勝手に開いたり閉じたりしよるき、何から何までわしにとっては、初めて見るものばかりじゃきに、まっことたまげっぱなしじゃ…」

「はははは…、江戸時代の方には無理もないでしょうな…。とにかく、龍馬どのも今日はお疲れでしょうから、まずはゆっくりとお休みください…。詳しい話は龍馬どのが目覚められてから、お話しすることにいたしましょう。お蘭や、龍馬どのを寝室に案内して差しあげなさい」

「はい、かしこまりました。おじいさま、龍馬さま。こちらへどうぞ…」

 お蘭は龍馬を寝室へと案内して行った。

「父さん、坂本龍馬いう人も、なかなかの強者のようですね…。口では驚いたのなんと云っていましたが、見ることろはちゃんと見て分析をしているようですし、父さんの視る眼はさすがに狂ってはいななかったようですね…」

「ふふん、何を云うか、私は長年にわたり歴史学をやってきたが、現存している龍馬どのの写真を見ても分かるように時代を通り越して、その先を見据えるような、あの鋭い眼差しに惚れたのよ…」

「なるほどね。さすがは父さんだ…。しかし、坂本龍馬を助けたのはいいんですが、これから彼をどうなさるおつもりなのですか…」

「それはな…。龍馬どのが目覚めてからの楽しみにしておけ、朔磨」

 光太郎と朔磨がそんな話をしている頃、龍馬はお蘭に案内されて別室のベッドが置かれた寝室にいた。

「おお…、これが寝台というものか…。噂には聞いたことがあるが、実物を見るのは初めてじゃきに、ちょいと腰でも下ろしてみるかのう…」

 そういって、龍馬はベッドの縁に腰を掛けた。

「うわ…、ふかふかじゃき、腰が沈みよる…」

 龍馬はまで子供のように面白がって、何度もポンポン飛び跳ねていた。

「龍馬さま、お戯れはそれくらいにして、おじいさまがお待ちかねでございますれば、早うお休みくださりませ。わたくしもご一緒させていただきますので…」

 お蘭は、そう言って着物を脱ぎ始め、先にベッドに入った龍馬の傍らに潜り込んできた。

「さあ、龍馬さま。今回こそは、ぜひわたくしをお試し頂かないとなりませぬ」

「ん…、この前は慎太郎が殺られたばかりで、ついその気にはなれなかったが…、いいか…。ところで、お蘭さん。おまんはアンドロイドちゅう機械(からくり)人形だそうだが、つまり、ゼンマイ仕掛けのようなもんじゃろうが…、そのゼンマイ仕掛けのおまんのアレは、人間であるわしにも使えるもんなんじゃろか…」

 怪訝そうな顔で龍馬がお蘭に訊いた。

「ほほほ…、ごめんなさいね。龍馬さま、あの時は龍馬さまにご理解できる言葉が、ほかに思いつかなかっものですから、ついわたくしも機械人形などと申しあげてしまいました。

 わたくしのようなA級アンドロイドといいますのは、見た目にも肌で触れてもほとんど人間と変わりはないのです。

 龍馬さまも、わたくしのお乳をお吸いになられた時、ご承知とは思われますが乳を吸われたり、まさぐられたりすると、その感覚がAIつまり人工脳に達し、わたくしの身体全体に人間でいう、快感が走ります。ですから、わたくしもAIも最高レベルまで、上昇するのでございます」

「うーむ…。難しすぎて、わしにはさっぱり解からんが…、要するにわしがおまんの乳ば揉んだりすると、おまんも普通の女子とおんなじでように、気持ちがようなるということなのかいな…」

「そのとおりでございますわ。龍馬さま、ですので、どうぞ安心してお試しくださいませ」

 お蘭は龍馬に縋りついてきた。

「じゃがのう…。すまんが、一度わしにおまんのアレを一度見せてはもらえんじゃろか…」

「まあ…、龍馬さまったら、そのようなはしたないことを…」

 お蘭は微かに頬を染めながら、ゆっくりとベッドの上に起き上った。

「仕方がございませぬ。どうぞご覧くださりませ…」

 お蘭は両手で足を開くと、龍馬の前に自分のものを曝け出しいた。

「おお…、こりゃ、たまげたわい…。こりゃ、本もンじゃ…」

 龍馬は手で触れてみた。するとお蘭はピクンと反応を示した。

「あぁ…、龍馬さま。そのようなことはしてをなりませぬ…」

 お蘭は敏感すぎるほどの反応を示した。こうして、龍馬は故郷の土佐に残してきた、妻のお龍を思い浮かべながら、お蘭と一夜を過ごしたのだった。

 さて、その翌日。龍馬が目を醒ますと、もうお蘭の姿は一緒に寝ていたベッドの中にはいなかった。龍馬は身支度をすると寝室のドアを開けて廊下に出た。

「おお、龍馬どの。昨夜はよく眠れましたかな…」

 振り向くと、渋いガウンを着た光太郎が声をかけてきた。

「はあ…、此度は何からなにまでお世話ンなり申した。お蔭さんで、わしゃ命拾いばしたき、この通りお礼ば申し上げますきに…」

 龍馬は光太郎に向かって深々と頭を下げた。

「まあ、そう固いことは抜きにしましょう。元来、私は龍馬どののことをファン…、いや贔屓(ひいき)にしておりましてな。どうしても慶応三年に、あのまま殺してしまうには忍びなかった…。だから、息子の朔磨に頼んでお蘭と、龍馬どのとすり替えように、簡易アンドロイドを造らせた。

 まあ、ここから先の話は、食事でもしながらゆっくりとしましょう。龍馬どのも、お腹が空かれたでしょうから、こちらのほうにどうぞ」

 光太郎に連れられて食堂に行くと、食事の準備もできていて、朔磨と蘭が待っていた。

「昨夜はよく眠れましたか…。龍馬さん」

 朔磨が声をかけてきた.

「いやぁ…、おんしが、まっことお蘭さんを造られたんかいのう…。ほんに、神さんみたいなお人じゃのう…」

「ははは…、神さまだなんて、そんな大袈裟なものじゃありませんよ。龍馬さん、この時代にはアンドロイドなんて、どこに行ったって見られますし、そんなに驚かれると恐縮してしまいますよ。まいったな…」

「いや、まっこと危なかところだったきに、助かり申した。この通りですきに…」

 龍馬は朔磨に向かって、また深々と頭を下げた。

「そんなこと気にしなくていいですよ。私は父さんに『坂本龍馬という男は、あのまま見殺しにするには実に惜しい男だ。何とか救い出して連れてきてほしい』と、頼まれましてね。それで蘭を送ったわけですから、龍馬さんにそんなに礼を云われることもないですよ。                                      

 私は、ただ頼まれて仕事として、やっただけですから…、それよりも食事をどうぞ。龍馬さんもお腹が空いたでしょう…」

 こうして、慶応三年から千年後の世界にやってきた龍馬は、一ノ瀬光太郎・朔磨親子とともに初めての食事をとった。光太郎は食事をしながら、龍馬に向かって真摯な表情でこう言った。

「龍馬どの、あなたに遠路はるばる来て頂いたのは、あなたは未来をも見通すような、すばらしい着眼点を持っておられる。

 私は若い頃より、歴史について細々ながら、歴史の研究に携わってきました。しかし、歴史にはわれわれの陰に隠れた部分が多々あるのです。歴史というものは、必ずしも史実ばかりとは限っておらんのです。

 特に歴史の一部には、どうしてもその時々の権力者、あるいは自分たちに都合の悪い者たちの手によって、書き換えられた部分が数えきれないほどあると思われます。

 そこで龍馬どのには、歴史の明るみに出てこない部分を探索して、本当の歴史とはこうなんだ。と、云うところを調べ上げて来てもらいたいのです。どうでしょうかな…。龍馬どの」

「しっかし、わしにはそげな大それたことはでけんきに…、それにわしは歴史のことなんぞ何もしらんき、とても無理じゃろうが…」

「いや、何も龍馬どのひとりにやってくれとは云いません。お蘭をお付けしますから、ぜひ引き受けてもらえんですかな。それに龍馬どのには黒船来航以来の歴史を、すべて伝授いたしますので、ご心配には及びませんぞ」

「く、黒船来航以来の歴史と云ったら千年もの長さじゃき…。わしにゃぁ、一生掛かってもとても覚えられんとじゃ…」

「心配はいりませんぞ。龍馬どの、ものの十秒も掛かるか掛からないうちに済みますからな」

「その十秒とはと、どれくらいの長さなんじゃい…」

「十秒というのはですね。一から十まで数える長さですよ。龍馬さん」

 と、朔磨が助け舟を出した。

「それでは食事が済んだら、私の部屋に来てください。その前にいろいろ準備をしておきますから…」

 光太郎はそう言い残して、自分の部屋に引き上げて行った。

 龍馬は食事を終えると、恐るおそる光太郎の部屋へと、出向いていった。

 部屋では光太郎が、いろいろな機材の調整に取りかかっていた。

「龍馬どの、そのベッドに横になって、これを頭に被ってくださらんか」

 光太郎はヘルメット状のものを龍馬に手渡した。

 龍馬は何も言わず受け取ると、ベッドに上がると横たわって、それを自らの頭に付けた。

「これでいいのかのう…」

「結構です。それでは行きますぞ…。龍馬どの」

 光太郎がスイッチを入れたらしく、龍馬の被ったヘルメットが、低くブーンという音を立てた。すると次の瞬間、もの凄い量の歴史のデータが頭の中に流れ込んできた。そして、それは龍馬の記憶の履歴として合流して行った。

「うわぁぁ……」

 龍馬の頭の中で、黒船来航以降のデータが渦巻き、それまでの歴史のデーと相まって、荒れ狂う大河の激流のような速さで暴れ回っていた。

「うわぁぁぁぁ………」

 あまりにも凄すぎるデータ量で、龍馬はついに失神してしまつた。

「おーい、大変だぁ…。龍馬どのが倒られられた。お蘭、ちょっと来ておくれ…」

 光太郎が大声で叫ぶと、何がどうしたのかと、朔磨とお蘭が駆けつけてきた。

「どうしたんです…。父さん、何があったんですか…」

「うむ…。やはり、龍馬どのには歴史データの量が多すぎたようだ。慶応年間の人には、ちと過酷すぎたかも知れんな…。お蘭や…、龍馬どの介抱を頼む」

「はい、わかりました。おじいさま、龍馬さま。しっかりしてくださいませ…。龍馬さま」

 お蘭は龍馬の傍らに立って、じっと見守り続けていた。

「父さん、本当に何があったんですか…。龍馬さんがこんなになるなんて、おかしいですよ。一体どういうことですか…」

「うーむ…、私はただ黒船来航以降から、現在に至るまでの歴史データを、約千百五、六十年分をまとめて、彼の脳に送り込んでやっただけだが…、あれがまずかったかな…」

「当り前じゃないですか、父さん。そんなものをいきなり送り込まれたら、誰だってパニックを起こすのに決まていますよ。

 大体ですよ。父さんはいつだって、なんでも詰め込もうとしますが、あれは大きな間違いだと思う…」

「あ…、龍馬さまがお気が付かれました…」

 その時、龍馬を看取っていたお蘭が小さな声で叫んだ。

「ん…、わしゃァ、一体どうしたんじゃ…。そう云えば、何ンか頭ン中で訳が分からん嵐のようなもンが渦を、巻いていた気がするんじゃが…」

「それはですね。龍馬さん、親父が馬鹿みたいに龍馬さんの頭の中に、黒船来航以来の膨大なデータを詰め込んだからなんですよ…」

「んーむ…、そう云われてみると、そんな気もする…、ん…、西郷どんが死んだというのは本当か…」

「ああ、そのことですか…。明治新政府ができて、十年後に西南戦争という戦(いくさ)があって、その戦いに敗れ明治十年に、自ら自決されて亡くなられました…」

「………あの西郷どんが死んだ…。あんな殺されても死なんような人が…、死んだ…」

 龍馬は絶句した。絶句しながらも光太郎が移し替えた、歴史データを弄るように回顧したが、それは光太郎が龍馬の中にデータを転送しただけなので、実際に龍馬が経験したものではない。

「龍馬どの。人の世の歴史と云うものは、実にわれわれには理解できないものがあるようです。まさかと思うことが起こったり、当然と思うことが何もなかったりと様々です。

 歴史の裏側に隠された、これら埋もれた部分に光を当てて、真実の姿を白日の下に引きずり出すことこそ、歴史学をやっている者の使命だと私は思っています。

 これら歴史の中に葬り去られた過去の歴史を、調べ上げて正当な歴史として残したいと私は長い間考えてきました。

 そこで龍馬どのにお願いしたいとは、それらの各時代に出向いて行って、これまで謎とされてきた事柄を、ひとつひとつ調査して頂きたいのですが、如何なものでしょうかな…」

「そういうことだったんですか…。父さん…」

 朔磨は光太郎が意図していたことが、ようやく解かったというように頷いた。

「しっかし、わしはそんな力はないきに、やっぱり無理ぜよ…」

 龍馬も、いきなり千年余という未来に連れてこられて、今度はまた過去に行けと言われて、少々戸惑いを感じたように辞退した。

「あ…、それなら心配には及びません。龍馬どのには、このお蘭をお付けしますから、どうか協力をお願いできませんかな…」

「お蘭さんを……。しっかし、それならお蘭さんに頼めばよかとじゃなかですか…」

「む…、それも考えましたが、お蘭はアンドロイドという機械のようなものです。お蘭にはAIという電子脳が組み込まれていますが、ここはやはり人間である龍馬どのの眼で、視たこと感じたことをそのまま知りたいのですよ。龍馬どの、どうしても引き受けてはもらえませんか…」

「うーむ…、まっこと危ないところを助けてもらったんじゃき、このまま断ったとあっては、武士としての名が廃るというものじゃの…。

しっかし、わしとしてはまるっきり自信がないき、もし失敗しても怒らんと約束してくれたら、引き受けてもいいぜよ…」

「そのようなことは絶対にしませんぞ。これで永年の謎だった、歴史のダークゾーンに、光のを当てられるというもの…。いやぁ、ありがとう。龍馬どの、お引き受けてくださるか…。それでは早速、お蘭とともに龍馬どのが殺されたとされている、京の近江屋に行って頂きましょう。その前に、その姿のままでは困りますな…。龍馬どのの顔は新撰組などに知れ渡っておるから、そのままではちと不味いことになる。これは子供の遊び道具みたいなものだが、顔を自由に変えられるという変装道具のひとつだから、これをもっていきなさい…。使い方はお蘭に聞けばわかりますぞ。

 それから歴史を変えるようなことだけは、くれぐれもしないでくだされよ…。それでは、お蘭を頼みましたぞ。龍馬どの…」

「分かっておるきに、ほんじゃ、行こうか…。お蘭さん…」

 こうして、光太郎と朔磨に見送られて、龍馬はお蘭とともに再び慶応三年の、龍馬が斬り殺されたとされている、京都近江屋に向けて旅立っていった。

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