潮騒のあれやこれ

「黒髪長髪の幼馴染と旅する話が読みたいです」参加作品

「潮騒」のあとがき的なもの。

https://kakuyomu.jp/works/16816700428135807114




主催者さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。

おっなんか…また面白そうなのやってる…とあまり深く考えずにスルッと参加しました。


BLは普段「主食じゃないけど食べられる(生産はしない)」というタイプなので、レギュレーション守れるか…?と不安だったのですがOKだったのでホッとしています。


潮騒は実は最初キャッチコピーが「海と、空と、黒と、赤と」でした。


気づいた方もいらっしゃったようですが、潮騒の主人公は背中に羽根が生えている設定があります。サーリヤも黒髪長髪という描写以外はありませんでしたが、「海からきた者」なので完全に人の姿をしてるわけじゃありませんでした。(腕の隠れるとこに鱗があるとかそういう程度ですが)


私を長くフォローしてる人は知ってると思いますが、私は長らく「差萌え」を患っていますw

男女カプが好きなのも性別差があるからだし、身長差や年齢差、その成れの果てが「鉱物(無機物)と恋愛しよ」です。


なのでこの話も実は

「海から来た者(サーリヤ)」

「空を飛ぶ者(主人公)」

との対比がありました。


ただこれ、完全に「絵にしたときに映える設定」なんですよね。なんでバッスリ削りました。(お前はまたそうやってすぐ削る)

あと普段の呟きからわかるように、私は横道逸れると何処までも逸れていくので駄目なんですよね、戻ってこれなくなるw

なので本筋から逸れまくるものは排除しましたハイ。

ゴールするの大事。


あとこれは主人公視点だったから入れられなかったんですが、喫茶店の店主は主人公が「見送る人」であるのをわかっていました。


サーリヤの一族に限らず、海に近い地域に住んでる人たちにはチラホラ似たような風習があり、海沿いの街にある店ではときおり主人公のような人を見かけるっていう。

だからコップが2個出てきたわけです。サーリヤはバッグの中にいるので客は主人公しかいないはずですよね。


そして最後は黙って見送る。「また来てね」なんて言えないですもんね。声をかけるとしても「お元気で」ぐらいかな。


最後に首を海に放り投げることは最初から決めていて、ここに来るまでにいかにサーリヤが首だけということがバレないようにするかが肝でした。

私が最近文章でやってるのは、「絵ではできないこと」だったので、今回文章でのみ実現可能な細工が出来て満足です。


ありがとうございました。




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