第43話 魅井 光
光と魅井と来たのは、テーマパークだ。
そこには、積み木で作られた塔がある。
他にもヒマワリやサクランボが積み木で出来ている。
「七先輩。あなたにはしないといけないことがある」
「しないといけないことですか?」
七は前から抱きしめられる。
そして、魅井は七の腕を掴む。
「七先輩。私と何がしたい?」
「私は…」
「七先輩。ここでどう生きる」
「私は、女の子といたいです」
「そんなにも?求めるのか?」
「私は………他に何も感じられないんです」
「七先輩。」
光は頬をふくらませる。
「私もー」
七は後ろから光に抱きしめられる。
「みんなで抱きしめ合えばあったかーい」
魅井は、七と目をあわせる。
「ここは望みの世界。七先輩」
魅井は光の方へ行く。
「光。あなたは人間ではない。綺麗」
光を抱くと
「魅井お姉ちゃん?」
七は、一人反対側にいる。
魅井は七を押す。
「人間。突き落ちろ」
七は、落ちていく。
一人の戦いのために。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます