第24話 星 光 ルル

外灯の並ぶ場所。

ここへと光、星、ルルは踏み出す。

三名は入ると、現れるのは。

二本の刃状の足を持ちつながるモンスターである。

二本刃のモンスターはゾロゾロとやって来る。

光は静かにその場で立つ。その反対に星は先に動き、四角い刃を持つと走りだす。

二本刃は動き出すと浮かび、横を向きヒュンッと振られる。

星は膝を曲げ足で地面に力を込めて支える。

四角い刃は、前へと出して振られた二本刃を受ける。

キイイインと、音が鳴る。

星の後ろを狙うものがいる。

ルルは翼を開き、飛ぶと思いきり上から押しつぶす。

二本刃は、潰され、消えていく。

他にもやってくる。

それをルルは腕でブンッと振ることで蹴散らして消していく。

光は顔を紅潮させる。

「ルルお姉ちゃんは、強いの!星お姉ちゃん、ほらほら、ルルお姉ちゃん守ってくれたよ。ねえねえねえ」

星は四角い刃を振りながら苛立つ。

「うっせえ。光」

光はもうっとする。

「星お姉ちゃん!言葉はかわいくだよ」

「あ?かわいさなんていらねえよ」

「あ、また!」

光の方へ二本刃が走るようにやってくる。

光は手を上げると結晶は現れるだけではなく結晶は花のような形となり、とても小さい。

そして、飛んでいく小さいため、確実に全てに当たり、針を食い込ませる。

そして、弾け飛ばす。

光はニコリとする。

「私たちを消そうとするから消されるんだよね。ね?ね?そうだよね?私いい子だよね?星お姉ちゃん」

倒し終わるとここを出る。

星へは近づかないがルルを光は撫でる。

えっへんとする。

「ルルお姉ちゃん強いよ」

星は仕方なく答える。

「たしかにな………感謝はしておく」

光はむうとする。

「星お姉ちゃんは………何だかな…むー」

星は光の頭にデコピンをする。

「いひゃい!なにふるの!?」

「手綱は握っておけ」

「もう!ルルお姉ちゃんに失礼!」

ルルは光へと笑いかけるようにする。

光はルルを撫でる。

「ルルお姉ちゃん………優しい。怒っていいんだよ」

ルルは怒ったりしない。

光は星の方へと行く。

「星お姉ちゃん………あの、ね」

「何だ?光」

「ルルお姉ちゃんのこと……信じてほしいの」

「……無理だな。モンスターだから」

星は行ってしまった。

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