第18話 戦い終わり
光は針を腕に突き刺されるが、笑う。
「攻撃してきたのはそっちだよねえ?」
光は腕を気にせず倒す。
全て倒し終わると、優衣と光はここを出る。
そして、優衣はすぐに光の腕へと触れると、自分の懐からビンを出す。
回復ビンを流すと。
光は痛みに少し震える。
優衣へと笑う。
「ありがとう。優衣お姉ちゃん。私、いい子だよね?」
「うん、いい子だよ。光様」
光は次に七の元へと行く。
「七お姉ちゃん。七お姉ちゃん。あのね、あのね、私、見てた?いい子?嫌い?」
七へ甘える声が耳に染み込む。
「嫌いじゃないですよ」
「本当!うれしー。七お姉ちゃん………」
光は耳元でささやく。
「七お姉ちゃん……」
そこへと優衣が割って入る。
「光様。そろそろ寝たらどうかな?」
「えー。もう?」
「腕痛いでしょ?」
「うん…分かった。優衣お姉ちゃん。七お姉ちゃん。またね」
優衣はふうとする。
「七様はどうする?」
「私は……あの時計塔とか行きたくて」
「そっか。私これから星様と合流でね。またね」
「はい」
七は、時計塔へ向かう。
「素敵だな……あの時計塔」
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