第13話 癒しの光

少女とは癒し。

少女とは癒しだ。

七は、癒しを光に感じていた。

光は容姿だけではなく、声も心地が良くて

七は癒されている。

「かわいいです…………。」

「私?」

光はニコッと笑う。

「かわいいです!妹にしたいです!」

光は、七の頬に触れる。

「七お姉ちゃん。かわいいね。かわいいお姉ちゃん」

「ふにゃ…………」

あごをコショコショされる。

七は顔を赤くする。

「かわいいお姉ちゃん。七お姉ちゃん。コショコショするの」

「ふみ……………。あ、の……くすぐ……」

七は更にあごを撫でられる。

「……………ふ………」

「七お姉ちゃん。かっわいい………ふにふに…七お姉ちゃん」

優衣はそこへと声をかける。

「やり過ぎだよ。光様」

光は首根っこを掴まれる。

「むー。優衣お姉ちゃん!離してー」

「お姉ちゃん困ってるでしょ?」

「七お姉ちゃん。困らせるの!かわいいから!」

七はあごを触れる。

「か、感触が……」

優衣は七の頭を撫でる。

「七様。妹に撫でられるなんて嫌だよね?」

七はフニャリとする。

「妹に可愛がられるのもいいなあ……です」

優衣は少し驚いた目をする。

「ありなんだ」

光はニコニコしてる。

七は光の頭を撫でる。

「撫でていいでしたか……?」

光はにこーっとする。

「うんっ。いいよ。ほめてー撫でてー私を可愛がってー」

七は光にやはり癒されていた。

「光さん。かわいいです……」

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