第251話 自動人形ベル、華麗にデビュー !
大江戸グループのライバル会社が新商品である機械人形を発表するお披露目に招待された大江戸仁社長の代理として大江戸兄妹
アメリカ企業ジェットアローン社は、兵器開発が
しかし、大江戸グループも先読みしたかのように、プロトタイプして自動人形を先に発表した。
頭脳であるAIは、ベルである。
見た目も
見た目は人間と見間違う程の姿だったからだ。
それだけなら良かったのだが、ジェットアローン社の機械人形が新商品発表会の現場で暴走した。
機械人形に使われていたAIが、いつの間にか書き換えられていたのだ。
アメリカのスーパーコンピューター『インフィニットジャスティス』が管理しているAIが突然に暴れだしてパニックに成ってしまった。
どうやら、于吉たちからハッキングされていたようだった。
本来なら直ぐに
♟♞♝♜♛♚
【嵐side】
ジェットアローン社、とんだ赤っ恥を全世界に広めてしまったな。
「
妹たちに聞いてみると、
「
明日菜がスマホを見ながら、
「大変よ ! 『日本以外の世界の国々のスーパーコンピューターが何者かに、ハッキングされた』
と、ニュースで流れているわ !」
于吉や左慈が頭に浮かんだが、まさかね。
「大変じゃー、大変じゃー、変体じゃー、」
由利凛がスマホを見ながら騒いでいる。
「おい、由利凛 ! 俺の方を見ながら変体なんて言うと、知らない人が勘違いするだろうが !
あまりフザケたことを言っていると、
由利凛は頭のアホ毛を
「嵐お兄ちゃん、最低なのじゃ !
このアホ毛は、メインヒロインである妾のアイデンティティなのじゃ !
変体は嵐お兄ちゃんじゃ無くて……嵐お兄ちゃんは変人だけど……ロシア大使館を襲撃したパンツだけ履いたキン肉男のことなのじゃ ! 」
由利凛がスマホの画像を俺達、大江戸兄妹に見せつけると、
「「「「………………………………」」」」
「 ? 」
奴と面識の無いパラス以外の俺たち兄妹の顔色が青く成るのがわかった。
カメラに気付いたヘラクレスが、カメラに向かい笑顔でポーズを取っている。
その様子に気が付いた由利凛が、
「
俺達、大江戸兄妹の心は一つに成り、全力で否定した。
あんな奴、他人だ、他人 !
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