第116話 ✨ クリスマスパーティー🎄🎅🎁✨
【嵐side】
今日はクリスマス !
別に聖書の神の聖人を祝う気は無い!
聖書の神の信徒は長い時、沢山の神話、宗教を弾圧したからだ !
まあ、その話は置いておくとして『ドラコン・ファンタジー』でも、クリスマスイベントが有ると運営から発表が有った。
運営から俺たちプレイヤーに対するプレゼントだと云うことだ。
俺は素直に喜んでいるのに、妹たちは運営を疑っているようだ。
頭が良すぎるのも大変だよな。
もう少し信用してやれよ、運営を…………たぶん、きっと。
夜のクリスマスパーティーの後にログインすることに成っている。
繰り返すが聖書の神の聖人を祝う気は無い!
だが、食べ物には『罪』は無い。
チキンにケーキ、ピザにポテト、今から楽しみだぜ!
そうだ、コーラも忘れずに買わないとな!
オレンジやグレープジュースより早く無くなるから多めに買って貰おう。
♟♞♝♜♛♚
そして、クリスマスパーティー
さっそくチキン、鶏モモの照り焼きにカブリつく。
俺の胃袋を~刺激する !!
美味いぞぉー ! ノースダコタ・フライドチキンも好きだが、昔からの定番の鶏モモの照り焼きは美味い!
取り分は、一人一本だから最初に食べることを決めていたんだ。
去年は、最後に食べようと残して置いて、由利凛に食べられる失敗をしたからだ。
コーラで流し込んでから、次の獲物を狙う。
ケーキは先に取り分けてあるので大丈夫。
狙うはピザ、既に俺が鶏モモを食べている間に残りが少なく成っている。
アブねぇ~、アブねぇ~、 油断大敵だぜ!
熱々のピザにコーラは最高だ。
最初、遠慮していた星華や秋穂たちも今では遠慮しないで食べている。
遠慮なんてしていたら、食いっぱぐれるぞ。
ふと、マーズを見ると恵利凛が皿に取り分けて食べさせている。
少しトロく感じる恵利凛だが、由利凛の双子の姉だけあり、なかなか油断出来ないんだよなぁ~。
そして、由利凛!
お前は凪にウエイターをさせてるんじゃぁねぇー!
一応、お客様だぞ !
妹たちはニヤニヤしながら見ているだけだし、星華や秋穂は四人で話しながら食べ、巧もロッキーも食べるのに夢中だ。
蝶子、蝶子の姿が見えない?
何処に行ったんだ、
天音姉ちゃんは、恵利凛や由利凛を見ながら突撃しそうに成っているのを琥珀姉ちゃんが
龍騎のアホは、
まあ、奴は ソッとして置いてやるか、俺 優しい。
「お待たせぇ~、お義母様特性の お結び と 太巻き寿司が出来ましたよぉ~ 」
誰が、お義母様だ! 俺の
何故か、メイドさんの姿をした蝶子が嬉しそうに、母ちゃんの お結び と太巻き寿司を皆に配っている。
「助かるよ、蝶子ちゃん。
ウチの子たちは、食べるのに夢中で手伝ってくれなかったからね。
いっその事、本当に嵐の『お嫁さん』に成ってくれると、おばさんも嬉しいなぁ~ 」
勝手に 俺の嫁を決めないでくれよ、
それを見て、父ちゃんや
…………まさか、蝶子の奴 !
外堀から埋めに来たのか !
人間に転生した
誰か、誰か、俺を助けてくれ !
妹たちを見たら、目を
巧やロッキーは、ニヤニヤしてやがる。
由利凛や恵利凛は二人の世界を創り、コチラには気が付いていない。
天音姉ちゃんは、二人の妹だけを見ているから論外だし。
星華と秋穂は、何故か 固まっている。
伊緒と由美子は、巧とロッキーの方に行こうか迷っているようだし。
……駄龍こと龍騎は、相変わらず隅でイジケている。
やっぱり、この駄龍は役に立たないな !
これは、聖書の神の呪いなのか!
しっかり自分を売り込んでいる蝶子を見ながら、どうしようか悩んでいる俺が居た。
リアルにも『ベルやタヌキチが欲しい』と、サンタクロースに祈っていた。
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