対立Part1

今回の強行捜査に出動したのは広域隊が覆面車5台分乗で20名に広域103で22名

信川警察本部捜査一課から刑事が30名で人質保護と犯人検挙を行う。

また管轄の中央署は警察官を動員できるだけ動員し、信川大学周囲2ブロック相当の範囲の民間人の立ち入り規制を行い、すでに完了している。



「・・・広域103から強行捜査参加の各局に次ぐ。本作戦は、全車信川大学正面に乗り込み広域5名1小隊に対し、捜査一課の刑事を7名つける。なお余りの2名に関しては広域103に合流し直接事務局に向かう。各員装備点検と銃器の再確認を行い、現着後直ぐに活動できるように。なお各小隊長にあっては現着時に直接103まで願う。返信不要。以上。」

そうして俺は無線を行った後、大学の事務室に電話をかける。

「・・・信川大学事務室。」「信川広域の栗田です。彼らはどちらに?」

「今も受付で手続きを。退学手続きだけなんですけど他のことをこじ付けで無理やり書かせて引き延ばしています。来ているのは見せてくださった写真の2人とそれより2つほど年上に見えるチンピラ風の男が2人います。見た感じだとその2人に脅されている感じが。」「分かりました。構内には生徒はいらっしゃいますか?」

「ええ。殆どの学部は講座がまだありますから。」

「分かりました。この後正面玄関に警察車両が複数台乗り入れて突入をし構内の安全確保を行いつつ、そちらに伺います。その際に申し訳ありませんが構内にいる者は

逃走防止と不審行動を阻止するために一時的に拘束をします。ですが全く罪には問われませんし、安全が確保された後直ぐに釈放を行いますのでご承知を願います。」

「分かりました。構内の出せる電光掲示板に掲示して通知します。」

「ご協力ありがとうございます。連絡事項は以上です。突入に感づいても普段通りで

お願いします。」「分かりました。よろしくお願いします。」

「広域103から信川大学急行中の各局に一方送信。現場から続報あり。マル被は参考人含めて3名。参考人を監視しているチンピラ風の若い男2名を追加、各局留意されたし。なお構内では通常の講義が行われているとのこと。だが、既に事務局を通じ電光掲示板による通達を開始した。よって各小隊は通常通りの制圧を実施するが優しい対応を意識するように。また、中央署による規制線を通過した時点でサイレンを消し赤色灯のみで接近。返信は不要、以上広域103。」

そうして全体に指示を出した後、指定で小隊に指示を出す。

「広域103から特捜1、正面現着直後周辺の学生の避難誘導。応じないものは問答無用で拘束し、安全を確保するように。以上。」「特捜1了解しました。」

そうして突入小隊6個小隊が大学に近づいていった。

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