ジュブナイルって響き、いいですよね。
という個人的嗜好をひとつ述べておいて。
この物語は、学園に封印された五体の邪霊をめぐるお話。
邪霊に取り憑かれた高校生たちや、それらにかかわる大人たちの物語です。
いいですよね学校の怪談的オカルト。わくわくします。
そして登場人物たちの個性も強く、それぞれに魅力的で好感が持てます。
物語の展開速度も申し分なく、これくらい軽快に進むのが私好みです。
児童文学よりの雰囲気もあるのは、たぶん三ツ沢ひらくさんの個性なのかなと思います。他作品も見るに。
約14万文字で完結予定とのこと、最後まで楽しませていただきます。