第10話 「あちこち大炎上w」

タブレットの通知が止まらくなる

「鷹さん すげえ アラ煮の次は 実験計画法で茶かよ」

「着物のセンスはダメダメだが これは認めないと」

「流石 常識のテーブルから落ちた鷹さん 今日の着物もセンスゼロ」

「これは茶の湯でない」>茶の師範

「じゃ、お前もエビデンス出せよ」

「根拠も出せない茶の師範 碌でもないな 着物はアレだが鷹さんの勝ち」

止まらない通知


「鷹さんの言う通り、釜の湯の温度も測らず 80度とか指突っ込んで火傷してろ」

「布巾の折り方よりも、まずは茶の美味さ 茶の湯の師範はふざけてるよな」

「鷹さんは、心に美味しい茶を客に出す これしか考えて無い でも着物はアレだ」

若い子たちは、茶の美味さのみに行くなら俺の方法が正しいと認識してくる

茶の湯をやったBBAは作法がと抗戦するが、若い子たちの全否定に潰されていく

いいけど、そこらじゅうで着物のセンスがないと酷評もされている


どっかの家元が参戦してきたが

「その作法と 茶の美味しさの関係のエビデンスを出せ」

「そもそも月謝が6000円 年間720000円のハズがなんで中元歳暮で別途12000円

 強制的に払えで14ヶ月とか月謝の意味を辞書で引け 今の日本の辞書だぞ 

 仕来りとかに胡座かいてるんじゃないぞ」

「令和日本の法律に従え 月謝の意味をggrks 鷹さんも着物のセンスをggrks」

「そうそう、中元歳暮の他にも別途が山盛り 計算すると15万以上掛かる

 月謝6000円じゃない 事前に全部説明して合意してないと不親切

 通販の業界は規制されて総額表示を目立つトコにとなったぞ

 俺もこいつのインスタを通報しといた」

とガンガンに突っ込まれ、その流派ごと燃やされていく


デカイ流派は「完全総額の前金制 20回コース」を設定してきているし

デカイ文化センターの茶道教室はキチンと総額表示にして消費者保護法の

精神に乗っ取り対応してきている 揉めたんだろうなぁ

知恵袋でも、さくっと揉め事が出てくるしな

日本は法治国家だ、月謝の要件定義が辞書と違っていてはダメだろ 


過去最高の いいね 

天目様 目眩が止まらないらしく横になる


「天目様 横になるなら 巫女の膝枕 俺もそれがしたい」追い打ち


「泰山 巫女は無理か」また暴言


泰山様 しばらく消えて ええだけ可愛い娘を連れてきた


「弟橘姫 (オトタチバナヒメ) と申します 膝枕をご所望とのこと 私の膝で」

有り難く、弟橘姫の膝枕で横になる


止まらいないインスタの通知

どこかの茶の道の先生がなにか言うと

「それは茶の美味しさとの関係は」と突っ込まれ

「茶が美味しいことが真髄 鷹さんは着物のセンスゼロだが、追い求めた」

「お前も昭和の感覚で月謝の他に別途が山盛りなのか どうなんだ」

「それは仕来りですから」先生が返すと

「今は令和だ 令和の仕来りと法律の精神を鑑みろ」


「それは書面で事前説明して総額表示をして入門者と合意してるのか

 それが出来ていないからトラブルになる 質問箱に投書が出てるぞ 見てみろ」

「消費者窓口に電話した 不親切 との回答だ

 俺は入ってないから

 「そう言う所は生徒さんが減ってくだけ 事前回避できて良かったですね」

 と言われた」

と突っ込まれまくり、消費者窓口にまで話が行って炎上していく


若者は燃やすのが好きなんだ 丁度いい燃料だったみたいだな


弟橘姫の膝枕でタブレットを見ながら「あちこち大炎上w」笑ってみてる

泰山様も見てて「この鷹さん とは高崎さん 着物のセンスは酷評ですが」

真実を憑いてくる

でも大丈夫 今は逃げ込む膝がある


「そういや弟橘姫って海の神様の巫女だったよね

 俺も潜ってたから、横須賀の神社にお参りに行ったことがある」


「あら、そうなんですか それは有り難いことで」


もう一人 強烈な美人が来た


「天鈿女(アメノウズメ) と申します」自己紹介してくる


「俺んち、建売の一般家庭 こんなに神様が来るのは想定外で掃除もしてない

 巫女は巫女の仕事してくれればいていいけど

 ウズメさんって、天の岩戸の前でストリップした女神様やろ

 さすがの俺も女神様に裸踊りしろとは言えない 言ってしまう前に帰って」


「それは、居れば裸踊りをしろと言う とのことか」また呆れ返る泰山様


「それ以外の解釈は出来ないだろ」正直に答える


「うふふ それは楽しみ 天の岩戸の前で踊った以来の我儘 久しぶりです」


「いえ お帰りを」弟橘姫


「ほう、巫女上がりごときが 私に意見をするか」女の激突が始まった


言葉は出てきていないが、目線の激突で空間が歪んでる

見比べて ウズメさんは美人で間違いない 弟橘姫は可愛い

Hができそうなのは巫女 なら巫女上がりの弟橘姫だな 打算機が弾きだす


決めたはいいが空間が歪む女の激突が発生してるので、どうするか考える


「そもそも俺はHのできる可愛い巫女を呼んでこい と 天目様にお願いをした」


「呼んでこい と お願いをした は両立しない」泰山様の会心のツッコミ


だが女の激突で軽く無視されれ、泰山様 回避運動への全振りに移行する

天目様に至っては部屋の隅に移動して無視を決め込む


「ウズメさんは強烈な美人 美人過ぎ 手が出せない 帰って 弟橘姫とHする」


泰山様と天目様 声には出さないが「すげえ この解決方法 よく考えたな」


「はい、しばらく高崎さんの妾生活を致します」弟橘姫


「では 私が本妻で」ウズメさん 更に空間が歪んでいく


「いやいや帰れよ 美人とまんじゅうは怖いんだよ 可愛い巫女がいいんだよ」

もう神様相手に暴言吐きまくり


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お茶のお稽古の月謝ね お茶を教えるサービス業と認識するか

入門して弟子になって金を搾り取られるのを許容するか だよな

事前説明をきちんとして双方が納得すればいいんだ

またネタにするから期待しててね


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