第7話 告白

 青年剛は三年前の最後の冬のさよならの日へ戻った。となりには純子さんが居る。妖精の言ったことは本当にだった。


 しかし、時間がなかった。


 さよならする場所まであと少し、青年剛は告白を慌ててする。


 付き合ってください。と。


 純子さんは真っ直ぐに剛を見つめた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る