長い暗闇のようだった闘いの夜が明けたまでは良かったのですが、犠牲も大きくて。
空虚な朝と表現するのだ妥当でしょうか。
麻田さん、そんな荒れた過去があったんですね。それでも、朔夜と縁ができたのは、最後の最後で腐ってなかったからかなと思いました。(見捨てることも可能なシチュエーションで、見捨てずに介抱したわけですし、)
伯父さんの死は悼むべきなのでしょうが、いろいろなことが重なった結果だから、朔夜は自分を責めないでほしいなあ。
作者からの返信
空虚な朝。そうですね。そのようなかんじだと思います。
一応決着がついて、これからは誘拐とかの危険はなくなりましたが、犠牲があり、このことはこれからも心に残るだろうなあ、と思います。
麻田さん、荒れていました。(ちなみに今の身のこなしとかは、専門の学校で一から勉強した、という裏設定あり)
はい。腐ってはいなかったのだと思います。幼い朔夜は、そのあたりも感じていたので、なついていたのかもです。
そうなのですよね。悼むべきですけれど、自動車のことがなければこのような結果になっていませんでしたし、朔夜は悪くないのです。
でも……、という、このかんじは、私のお話の癖かもしれません。
(今、思い返してみても、「ラスボス、スカッと退治!」みたいな終わり方のお話って、ない気がする……!)
編集済
朔夜は落ちてない、落ちてないから大丈夫、と唱えながら、次話を待っておりました!
冒頭。怪我はしているものの、とりあえず、朔夜が無事でほっとしました。
けど、瑠奈ちゃんの雰囲気から、「わーい」という気持ちにもなれず……。
狼の姿のままでの伯父の死は、複雑な気分でした。
伯父は嫌な奴でしたので、「やっつける」相手だとは感じていましたが、やはり、亡くなった、となると喜べないし、たぶん、喜んじゃ駄目だと思う。しかも、世界から「消えた」となると…………複雑です。
平山さんに体を預ける望夢が、痛々しいけれど、絆を感じて良かったです。
(怪我をしていて、良い、はないかな? ごめんね、望夢)
麻田さんの過去。納得です。
でも、「ホントのホントに悪いこと」は、「主人の幸せのために」しないんだろうな、と思いました。だから、安心できます。
だって、麻田さんは、瑠奈ちゃんよりも素早く朔夜のもとに駆け寄り、ささっとストールで体を隠してから、瑠奈ちゃんが来れるようにする、という、細やかな配慮の人ですから。
(この部分、麻田さんが、凄く「できる人」だと思いました!)
瑠奈ちゃんの「ぎょええっ」は、お約束。だから、これで良いのです。
朔夜と握りあった手で、気持ちを分かち合っています!
作者からの返信
待っていてくださり、ありがとうございます!
朔夜は無事でした。
でも、そうなのです。「わーい」というかんじではないのです。
伯父をどうするか、というのは、かなり悩みました。
お金も力もある上にねちっこい性格なので、しばいたり失脚させるだけだと復活してしまう。
かといって朔夜に手を下させたくないし、「伯父」が命を失ったら……。
ということで、あのようなかんじになったのですが、書いている私も複雑でした。
麻田さん、安心なかんじ、出ていましたでしょうか。おそれいります。
はい。ホントのホントに悪いことはしないと思います。
麻田さんのことをできる人と言ってくださり、ありがとうございます!
彼、鴻家に来てから、身のこなしなどを専門の学校で一から学びました(裏設定)が、こういう配慮は、習ったから、ではないのだろうなあと思います。
そしてこういう場面で、こういう声を出しちゃうのが瑠奈ちゃん笑
じんわりと気持ちを分かち合い、これから少しずつ前を向くのだと思います。
そして……
やってしまいました! 「麻田さん」と「浅田さん」とあわせて気を付けていたのですが……!
(以前、「烈」と「列」もやらかしました……)
ご指摘、凄く嬉しいです! ありがとうございます!