年上の女性に振り回された形になりましたが、いい思い出になりましたね。
優里子さんふわふわして生活能力低そうなので不安になりますけど。
あちこちで同じような青年を惑わすのかしら?
作者からの返信
新巻へもん様、コメント頂き、ありがとうございました。確かに忘れ難い思い出になるでしょう。
優理子さん、ああ見えてきっと強いです。世の中、弱そうに見える人に限って実は意外と強いもの。
ただ敢えて優理子さんという人物に、特に女性から見た時に少し反感買うような、か弱いイメージを持たせているのも事実です。そしてまた逆に松恵さんが応援したくなるような気持ちを持っている事に象徴されるよう、弱い立場の人間が自立しようとしている時に、強く羽ばたけるよう周りも後押しできる感じならいいなという願いも込めました。
おお、お見事なオチでした。( ^∀^)
最後の一節、とても良い余韻になってます。
お人好しって言われるより、大人の世界を少し引っ掻き回した罪なやつって思われたい…
でも、背伸びしたところで、やっぱり何処か優しい「オレ」。
世間一般的には「辛い」であろうと思われる経験を経た青年が、自らの境遇を呪うでも、世の中に背を向けるでもなく…
素敵で優しい大人になってくれそうですね。
作者からの返信
ninjin様、応援コメント、ありがとうございます。そうですね。辛い経験しても、ああこういう美しい風景あったなあと心に刻めるような思い出があればいいなぁと思います。
お人好しって思われたくない心理、ありますよね。
オチを気に入ってもらえて良かったです。
あの謎の女性、お医者さんの元夫人だったのですね。道理で高級なバッグを持ち、素敵なレストランを知ってるなあと思いました。でも、「私達」とか「一緒に」だなんて、思わせぶりなセリフですよね(笑)。
でも、「俺」と優理子さんが一緒に過ごした時間のこと、きっと優理子さんは一生忘れられないんじゃないでしょうか。滝のことも、レストランの外の景色も、そして「俺」のことも。優理子さん、今頃きっとどこかの町で、虹を見つけてるでしょうね。
作者からの返信
Youlife 様、ありがとうございます! そうですね。ちょっと思わせ振りな感じを見せながら、でも実は「私達」とは実は、自分と赤ちゃんの事だったのか〜みたいな感じです。
実はこの話は、若い頃仕事で知り合ったバツイチの女性がモデルになっています。ここではほのかな恋心みたいになってますが、実際には年齢の離れた同性同士で話をして、結構離婚の話が印象的でした。その人も含め、何人かでここにあるようなレストランで会食しましたね。実際にはそんな高級なレストランではなく、本当に自宅を改造していたので、普通の家みたいだったので驚きでした。今も似たような形の店はあるので、真似たのか親族の方が店名を変えて続けているのだと思います。
虹は、自分自身が見つけるのが超下手です(汗)
編集済
昔々、
「やさしいんだね」と言われると決まってこういいました。
「気が弱いだけなんです」と…
てれくさいのもあるし、そんなできた人間に思われるのもどうかと思って。
主人公の気持ち、わかるような気がします。
こんな体験できたら一生の宝物です。
「世界は美しいって事の代表選手」
独り占めするのもいいですが、好きな大事な人とは共有したいです。
彼が彼女を連れていったのもそんな気持ちがすでにあったのでしょうね。
癒してくれるお話でした。
作者からの返信
@J2130様もそうだったんですね。確かに優しいと言われるのは良い事なのに、なぜか決めつけられる事に抵抗あったりしますよね。
世界は美しいと思えるような風景、独り占めしたい気分もあるし、誰かと共有したいとも思います。主人公は、自分と同じようにちょっと元気失くしている人を元気付けたい気持ちがどこかにあったんですね。癒やしてくれるお話と言っていただき、うれしいです。