大文字伝子が行く47

クライングフリーマン

大文字伝子が行く47

伝子のマンション。午前10時15分。伝子のスマホに電話がかかって来た。

「まなぶぅ。出てー。」と、トイレ掃除をしている伝子が怒鳴った。

高遠が出ると、辰巳からだった。「あ。高遠さん。大文字さんのスマホじゃ無かったんだ。」「いや、今トイレ掃除をしているんだ。どうかした?」「あ。マスターのことご存じないですか?店閉まっているし、『準備中』の札かかったままだし。スマホ通じないし。合鍵持っているけど、勝手に入ってもまずいかな?と思って。」

「ちょっと、そのまま待ってて。逢坂先輩に電話してみる。」高遠は自分のスマホから栞にかけたが、呼び出し音が続き、留守番電話になった。高遠がメッセージを入れると、すぐに折り返しの電話が鳴った。

「先輩。副部長に連絡を取りたいんですけど。」「高遠君。大変よ。食中毒。」高遠は、スピーカーをオンにした。そこへ、伝子がトイレ掃除を終えて出てきた。

「9時過ぎには仕込みがあるから、って家を出ようとしたら、急に腹痛を訴えて。すぐに救急車呼んで、今検査中。あ、本庄病院よ。」と言う栞の声を聴いて、「辰巳君。聞こえた?」と高遠が中継した。「ああ、辰巳君にも繋がっているのね。辰巳君。取り敢えず今日と明日は休みなさい。給料は出させるから。」とスマホの奥で栞は怒鳴った。

「伝子。高遠君。検査の結果は知らせるけど、食中毒の可能性が強いそうよ。じゃね。」栞の電話が切れるのを見て、伝子は自分のスマホに向かって「辰巳君。そういう訳よ。結果は知らせるから、一旦帰りなさい。あ。臨時休業の札、かけておきなさい。」と言うと、「分かりました。」と辰巳が応えた。

チャイムが鳴った。編集長だった。「大文字君。マスターに何かあった?今さっき店に行ったら開いて無くて。」「食中毒らしいです、編集長。」と高遠が言った。

「食中毒?どこ、病院。」「本庄病院です。」「じゃ、見舞いがてら行ってみるわ。美作先生も一緒かしら?」「一緒です。」「じゃ、行ってくる。」

編集長は慌ただしく出ていった。「何、食べたのかな?」と言いながら。

正午。隣の藤井の指導を受けながら、伝子は天ぷらを揚げていた。

伝子のスマホが鳴った。高遠はスピーカーをオンにした。「はい。」「ああ、高遠君。伝子は?」「今、天ぷら揚げています。」「まあ、珍しい。」「藤井さんの実地講習です。」「ああ、そうなの。一朗太は泣いてばかりいるわ。俺の不注意で皆に迷惑かけてって。不注意じゃないわよ。モールの外れの『みんなで食堂』で牡蠣フライ定食を食べたの。他の客も同じ。中和剤入りの点滴、24時間。辰巳君に休み取らせて正解ね。」「分かったー。お大事―。」と伝子は怒鳴った。

「聞こえました?」と高遠が確認すると、「聞こえたわよ。さっき、編集長が来て、お見舞い置いて行ったわ。」と栞は言った。

伝子のスマホが切れた後、EITOのPCの画面が起動した。

「高遠君。もうすぐ久保田管理官の記者会見が始まる。TVかネットで確認してくれたまえ。」理事官の姿はすぐに消えた。台所では次々と天ぷらが揚がっていた。

高遠はTVを点けた。

記者会見場。久保田管理官が緊張した面持ちでマイクに向かった。

「既にご存じかと思いますが、今朝『みんなで食堂』で食中毒が起りました。今朝、同食堂の牡蠣フライ定食を食べた客のみなので、原因は牡蠣フライにあるのは、確かですが、隣町の『わっしょい食堂』でも同様の食中毒が起っています。問題は、食材や調理方法で起った事案ではないことです。これを見て下さい。」

と管理官は、モニターに映像を映した。「これは『わっしょい食堂』の近くの、商店街の防犯カメラ映像です。時間は深夜2時です。1組の男女が出入りしたのがお分かりでしょうか?」

記者の一人が手を上げながら質問した。「何者かが異物を混入したとかいうことでしょうか?」「その通り。既に、『みんなで食堂』や『わっしょい食堂』を揶揄する書き込みがネットで流布しています。これらは全てデマです。記者の皆様にお願いします。また、TVやネットでこの会見をご覧になっている方々にお願いします。妄想でデマを流して食堂を攻撃したりしないで下さい。警察では、『連続異物混入食中毒事件』として、真相の解明に勤めます。」

途中で副総監が代わった。「『みんなで食堂』の不審人物目撃情報やその他の情報をお持ちの方は、この番号に連絡して下さい。結果、関係無くても構いません。こちらで判断しますので、是非ご連絡ください。また、その他の食堂でも、不自然な時間帯に不審な人物を見かけるようなことがあれば、お知らせ下さい。よろしくお願い致します。」

副総監と管理官は揃って頭を下げた。TVを消した高遠に、「悪い噂ほど、広まり易いのよね。」と藤井が言った。「さ、頂きましょう。」

高遠は盛んに舌鼓を打って見せた。「たまには、私の手料理もいいだろ。まだ修行中だが。」と言う伝子に「たまには主夫も休業しなくちゃね。」と藤井は言った。

食事が終わった頃、チャイムが鳴った。青山警部補と愛宕が立っていた。

「先輩、管理官の記者会見見ました?」「見た。実は物部も食中毒で入院した。」

「全ての食堂を見張る訳にはいかないしなあ、と頭を悩ましていまして、大文字さんのお知恵を借りたくて。」

「そうですね。まず、明らかになった2軒のセキュリティは?」「警備会社とは契約していなかったようです。大手のチェーン店では、必ずと言っていいほど、契約しているものですが。」と、愛宕が応えた。「『みんなで食堂』は2軒、『わっしょい食堂』は3軒の会社です。警備会社との契約を指導しました。」

「じゃあ、小規模のチェーンか個人経営に絞れば、狙われている対象になるのでは?」と、高遠がまとめた。

「2軒目の店の場合は防犯カメラが近くにあったってことは、防犯カメラの有無は関係ないな。動機はなんだろう?」と、伝子は呟いた。

「買収かな?以前、コロニーの頃、閉店した水商売の店が那珂国系の店に代わったってことありましたよね。もし、閉業に追い込めば、出店出来ますよね、簡単に。」と高遠が言った。

「分かりました。小規模の店で、付近で不動産屋周りをしていた人物がいれば、ということですね。」

二人は出ていった。お茶を飲んでいた藤井は、「久しぶりに大文字探偵局出動ね。」と笑いながら出ていった。

1時間後。PCの画面が起動した。久保田管理官用のPCだ。

「大文字君。夕方。食中毒事件の記者会見を行う。2つの食堂はレシートがあれば返金を行う、と言っている。マスコミは見舞金云々を突っ込むだろうが、食堂も被害者だ。個別に対応する予定だ。大金を払ったら経営出来なくなる。それで、個人食堂で警備会社と契約していない店は4軒見つかった。4軒には『今月中』に警備会社と契約するように、と指導した、と発表する。」

「管理官。今月中って後2日しかないじゃないですか。」「ご明察。奴らも焦ることだろう。そこで、君の出番だ、と言いたい所だが、今回は、こっちで何とかする。」

今度は隣のEITO用のPCが起動した。「理事官。緊急ですか。」

「ご明察。食堂の件も気になるところだが、千本議員から脅迫状が届いたのでSPを付けてくれ、と言って来た。地元浅草での講演会だ。阿倍野元総理が暗殺されてから、皆自重して来たのに、だ。しかも、『阿倍野元総理の国葬を止めさせないと殺すぞ』という脅迫状が来ている、と言う。」

「あれ?理事官。千本議員って国葬反対派じゃなかったですか?」と、高遠が言った。

「うむ。だからこそ、きな臭い。通常のSPも付けるが、万一の為の準備も必要だ。」と、理事官の隣で副総監が言った。

「わな、ですね。」と伝子が言うと、「その通り。充分考えられる。通常のSPでは、身辺警護で手一杯だ。」と副総監が応えた。

「日時は?」「明日の午後7時。」「ええ?」「あの人はそういう議員だ。有名だが。亡くなった元総理とも張り合っていた。相手にはならなかったがね。」

2台のPCから画面が消えても、暫く高遠と伝子は黙って見ていた。食事が途中だったので、改めて天ぷらを食べた。

「さ。夕飯の支度をしましょうか。」「学。お昼が終わったばかりだ。その前に一仕事しておくか。」伝子は自分のPCを起動させて、翻訳の文章を打ち込み始めた。

それを見て高遠は、隣のPCを起動させて、ワープロで小説を書き始めた。

午後4時。伝子のマンション。「夜中に夜回りかあ。きついなあ。」と依田がこぼした。

「今夜だけだ、4カ所回れないし、1カ所だけ。明日は警察が巡回してくれる。愛宕に伝えておいた。」

翌日午前2時。伝子のマンション。結局、福本夫妻がサチコと一緒に監視することになった。高遠はマンションで待機している。

食堂付近。伝子は目星を付けた食堂から少し離れて待機している。やがて、賊は現れた。慣れた手つきでピッキングして従業員出入り口に入っていった。福本から知らせを受けた高遠は「了解し。」とスマホに返事を返した。

「了解した。」と高遠に返事をした伝子は電動キックボードに乗って、狐面で現れた。

「罰当たりなことをしているのは、おまえらか。」襲いかかってきた男女を素手で、伝子は当て身を食らわせた。すぐにパトカーがやってきた。

愛宕の姿を確認した伝子はすぐに「後は任せる」と言って去った。そして、伝子は福本の車で帰ってきた。

翌朝。伝子のマンション。Linenで愛宕から取り調べの様子を伝えて来た。ある那珂国人の男から、金と毒物を渡された、という。元々は空き巣の二人だった。腹痛くらいで何故こんなに大騒ぎをするのか分からないと言う二人に『那珂国人の乗っ取り計画だ』と言うと、泣き出した、という。那珂国人の特徴は鼻に大きな黒子、右頬に火傷痣があること、だという。

高遠に伝えた伝子は、「基本的に日本人は実直で、あの国の人はそうでない、ということか。」

「黒子男は『死の商人』かな?」と高遠が言うと、「さあな。夜に備えてもう少し仮眠するか。お昼に起こしてくれ。」と伝子は寝室に向かった。

午後6時。千本の講演が行われる公会堂ロビー。「あなたが、スペシャルSPさん?女の人で大丈夫なの?」

「失礼ですが、千本先生。あなたも女性では?女性で議員が務められるのか?と言われたら心外では?日頃、女性の権利を主張しておられる先生らしくない発言だと思いますが。」

千本は黙って控え室に向かった。「言いますね、大文字さん。」とSPのサブリーダーの茅野が寄って来て言った。「私は副総監に請われて助っ人に入っただけです。直接雇われていないので、何でも言えますよ。」

「頼もしいですね。講演の終了予定は午後8時半です。問題は聴衆がいなくなった後ですね。ここで後援会スタッフミーティングを兼ねた食事会をするらしいんです。食堂があるのに。しかも、終了予定無し。」伝子が呆れていると、リーダーがやって来た。

「打ち合わせ、終わったかな?リーダーの簑島です。副総監の推薦だとか。前に国賓館でSPをされたとか。」「まあ、バイトですから。先生の周りはあなたたちチームに任せて、外側を警戒するように、とのことでした。」

「そうですか。よろしくお願いします。」2人は去って行った。伝子はインカムに向かって言った。「聞こえますか?」「聞こえます。大丈夫。」という草薙の声が聞こえた。

伝子のインカムはSPチームとEITOベースにスイッチ一つで繋がる。

午後7時。講演会場では千本の講演が始まった。相変わらずの与党批判の名調子だ。

午後8時半。予定通り講演は終了し、支援者たちを千本以下スタッフが見送り、公会堂は閉められた。伝子は公会堂の開閉扉付近にいた。悲鳴が聞こえた。講演会場の方だ。

伝子が駆けつけると、SPチームが倒れていた。千本とスタッフは片隅で肩を寄せ小さくなっている。

覆面をした男達がいた。全員銃やライフルを持っている。30人位はいるか。伝子は目で追い、数えた。そのリーダーが言った。

「SPチームは麻酔弾で眠って貰ったよ。邪魔だから。貴様が大文字伝子か。演壇の前に立て。」「私は演説が苦手だが。」「いいから、移動しろよ。」

伝子が演壇の前に立つと、いきなりマイクがライフルで撃たれ、吹き飛んだ。演壇ごと撃つ積もりだ。

「右に動いてみろ。」男達の一人が撃った。伝子はピクリとも動かなかった。

「左に動いてみろ。」他の男が撃った。伝子はピクリとも動かなかった。

「後ろに下がってみろ。」三人目の男が撃った。伝子はピクリとも動かなかった。

「何故だ?何故動かない?」「何故だ?わざわざ、その方向に動くと危ないぞと忠告してくれているのにか?」

「ふん。流石だな。あるときはワンダーウーマン、あるときはスーパーガール、あるときは狐面の女。かくしてその実態は、大文字伝子だってな。」

「さあ、それはどうかな?」講演会場の2階席には、5人のワンダーウーマン、5人のスーパーガール、更には狐面の女が並んだ。皆、銃を持っている。

「全員動くな。」とワンダーウーマンの一人が言った。

覆面男のリーダーが言った。「それでも正義のヒーローか。卑怯だぞ。」

スーパーガールの一人が言った。「おまいう。」

すぐさま、女戦士達は、覆面男達に撃った。覆面男達は応戦して銃を撃ったが、何故か命中はしない。いつの間にか分厚いアクリル板の盾が設置されていた。男達の位置からは、アクリル板の裂け目が分からない。が、女達の方からはその裂け目を利用して銃を撃っている。弾が当たると、こしょう弾が四散した。

男達は涙目でまともに撃てなくなった。ワンダーウーマン達は下りて来て、男達を倒して行った。伝子は男達を電撃警棒で応戦して倒して行った。こしょう弾で目をやられた男達は最早銃を撃てなくなった。

覆面組リーダーは、隅っこにいた千本議員に飛びかかり、羽交い締めにして銃を顎に当てた。

「何するの?約束が違うわ。」「約束?誰との約束だ?」と、リーダーは千本に言った。

「そこで気絶している女。死の商人との約束のことだろう?そうだよな、偽のSPサブリーダー。」と伝子は笑った。

その声は、最初は小さく低く、だんだんと大きく高くなった。笑い声だった。笑いながら立ったのは、伝子が指摘したSPサブリーダーの茅野だった。銃を千本と覆面男リーダーに向けていた。

「阿倍野元総理のように狙われた、と世間の同情を買えば、これから有利になる。秘書に紛れ込んで信じ込ませるのは、簡単だった。うまく行けば那珂国からご褒美が貰えるとおだててね。ターゲットは、ことごとく我々の上の組織の計画の邪魔をする大文字伝子と、阿倍野元総理が嫌いなのが講じて暗殺の真相がばれるような言動をし続けたお前。お前はもう用なしなのよ。」

「『わっしょい食堂』の防犯カメラを見た時、違和感があった。あの男女はお前と、その男だろう。私をその事件の方に関わらせるとどうなるか、試したのだろう。残念ながら、もう、そっちは片が付いたよ。あんたは堀井とどんな関係だ?」

「恋人だった。あんたに復讐する為に組織に入った。これで満足か?」

その時、スーパーガールの一人が投げたブーメランが茅野の銃を落として回転しながら飛んだ。それを受け取った伝子はブーメランを投げ、覆面男リーダーの銃を落とした。伝子はDDバッジを押した。二人の銃はワンダーウーマン達が回収した。伝子はインカムの草薙に報告した。「終わったよ。」

警官隊が雪崩れ込んできた時には、ワンダーウーマン軍団もスーパーガール軍団も狐面の女も消えていた。

連行される茅野を見ながら伝子は久保田管理官に「堀井の元恋人だそうです。」と説明したが、「元じゃないわ。」と茅野は言い放った。

翌日。午後4時。伝子のマンション。「もう危ない真似しないでくれよ、栞。」と物部は伝子達の前で懇願した。「責めるなら、私を責めてくれ、物部。私が応援を頼んだんだ。」と伝子は頭を下げた。

「逢坂先輩、勇気あるなあ。高遠。アクリル板って弾を弾き返せるのか?あ、愛宕さん、どうなの?」と依田が言った。

「2枚重ねただけでは万全じゃないでしょうね。でも、防弾チョッキは着せたそうですよ。そうですよね、警視。」と愛宕があつこに尋ねると、「そうよ。『名乗り』を上げた後は、隠れてて貰ってたし、下に通じる階段の途中に。」と応えた。

「スーパーヒロインの人数が多かったのは、誰が扮装したんです?」と南原が言った。

「スーパーガールの内、4人は空自からの応援です。スーパーガールと言えば空でしょう?」と金森が言った。

「詰まり、スーパーガール軍団は渡辺あつこ警視と空自の4人。ワンダーウーマン軍団は、橘なぎさ一佐、白藤巡査部長、増田3尉、金森一曹、あれ?大文字先輩がいないから、もう一人は?」と南原が呟いた。

「以前の作戦に参加出来なかった、白バイ隊の早乙女愛よ。」とあつこが言った。

「見たかったわあ。」と編集長が言った。「ありますよ、編集長。」と高遠が、にっこり笑って言った。「実は草薙さんと僕はEITOの移動車で監視していたんです。公会堂には各所カメラを仕掛けていました。SPが襲われ入れ替わったのも確認しています。講演会場の分だけ残したそうです。」

「学。今、各所って言わなかったか?皆の着替えも見たのか?」と尋ねる伝子に「はい、役得で。」

「女子だけついてこい!」と言いながら、伝子は高遠の耳を引っ張りながら、奥の部屋に移動した。居合わせた女子はクスクス笑いながら、奥の部屋に消えた。

「マスター。『みんなで食堂』と『わっしょい食堂』でお詫びセールやっているそうよ。男子は、そっちにしない?退院祝いに。」

「そうだな。そうしよう。」編集長に続いて、物部、南原、服部、福本、依田は出ていった。

EITOのPCが起動した。画面の向こうの理事官は、首を捻った。「誰もいないかと思ったら、騒がしい声が聞こえるが・・・。」「きっと、お取り込み中ですよ。」と草薙が言った。「明日にするか。」PCの画面は消えた。

奥の部屋では、高遠を叱責する声が続いた。後で依田が高遠に尋ねたところ、2時間続いたという。

―完―






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