残った3人でミケト談義
ミーティングルームに残ったトーラ、サビィ、ノワルは3人でミケト談義を始めた。
「シロンがオレと渡り合えるを言ったか本当か?」
「シロンさんが連れてきた方ですから、それに三毛さんですよ三毛さん、きっと戦い方も優雅にやるに違いありません!」
「おいおい、オレが野蛮って言うのか!」
「いえ、トーラちゃんにはトーラちゃん鳴りのいいところはありますよ~でも女の子がオレって言うのもどうかと」
「そんなこと言ったら、あいつだって自分のこと僕~って言ってたぞ!」
「オレ~なんかよりはまだ僕~の方が女の子っぽいです」
議論がヒートアップするなか、トーラはノワルに話題を振る。
「なあ、ノワルはどう思う?」
「にゃあ、どっちでもいい」
ノワルは眠そうに答えた。
「昼間のノワルに訊くのが間違いだったか……」
「こんなトーラさんほっといて、向こうでお菓子でも食べましょうノワルさん」
「にゃあ」
「まてまて、サビィこんなってなんだよ! それにお菓子ならオレも混ぜろ!」
3人はお菓子を食べる事になりました。
そして、ミーティングルームから去ったシロンであったが、また重大な事を伝え忘れていた。
「しまった。また、ミケト君が男の子って事を伝え忘れたわ」
この伝え忘れが後に、この猫耳特殊部隊シロンで波乱を起こすとは思いもよらなかったのである。
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