eスポーツとはなんぞや?という人でも楽しめる作品です。私自身、この作品を知る前はeスポーツの名前は知っていてもその内容はほとんど理解していませんでした。
ちなみに「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツの略称であり、コンピューターゲームやビデオゲームでの対戦を競技(スポーツ)として表す際に使用される言葉です。
引っ越した先で友人ができないまま日々を過ごし、夢中になれる事もなかった女子高生の春菜。
彼女はある日、eスポーツのプロ選手・ヤマトの動画を観たことをきっかけにヤマトに夢中になっていきます。いわゆる投げ銭もします。
けれどしょせん、配信者とただの視聴者。それではヤマトには近づけない…そう感じた春菜は、ゲーム機やソフト一式を自腹で揃え、格闘ゲーム「アタックウォリアーズ」の腕を磨いていきます。
なぜかというと、ヤマトは配信中に挑戦者(視聴者)とアタックウォリアーズで対戦しているのですが、彼はオンラインで上位の成績を持つ者としか対戦していないからです。
オンライン上で上位の成績を取り、動画配信中に憧れのヤマトと対戦する――そのために始めたアタックウォリアーズが、春菜の今後の人生を大きく変えていく事になります。
ちなみに春菜はアタックウォリアーズをヤマトと接点を持つため都合のいい道具としてではなく、きちんとゲームとして楽しみ、愛していきます。なので、ゲームが踏み台になるような内容ではありませんのでゲームが好きな方はご安心を。
個人的には3話と6話が激推しです。