私の価値観
花園眠莉
「違和感」
最近の世の中はジェンダー平等に力を入れていると思う。LGBTとか性同一性障害とかそういう単語を
何処かで聞いたことは無いだろうか。
同性のことが好き、自分の性別と自覚している性別が違うという人のことを主に指している言葉だ。
学校の授業で習った男女雇用機会均等法とか性別の壁を無くそうという取り組みを最近多く目にする。
当たり前だった男は外で働き、女は家で家事をするという概念を取り払おうというものだ。
私自身は異性愛者だが周りにレズビアンの人がいる。話を聞いていると男女の恋愛と何も変わらないように感じた。本人から見れば違うのかもしれない。
同性だからわかり合えることもあるんだろうと遠目で見ていて思った。
先程話に出てきた性同一性障害はそもそも何故障害と言うのだろうか。私達は雌雄同体ではなく生まれた瞬間から戸籍上の性別が決まってしまっている。生まれる前から意識があって自分の性別を選べたら違ったのかもしれない。選んでいたとして気が変わることなんてよくあることだ。
これはその人自身の特徴の一つだと思う。だからと言って性別不合をファッションとするべきではないと思うし本気で悩んでいる人からすれば私の意見も侮辱に入ってしまうだろうから。
私は完全なジェンダー平等は無理だと思う。
体育の授業では女子の方が走る距離や筋トレの回数が少ない。
制服も、女子はスラックスとスカートを選べるが男子はスラックス一択。
男子にもスカートの選択肢は実はあるのかもしれないけれど。
髪の長さも男子が長いと校則違反になる。
他にも女子の方が力仕事を任されることが少ない。
このことに「違和感」を覚える。
女子が不平等だと言われている割には
優遇されていることが多くないか?
反対に不利なことは何だろう。
よく言われているのは収入面。
まだ学生だからそれについては分からない。
授業で習った離婚から再婚できるまで女性は日を置く必要がある。このぐらいしか思い付かない。
学校でLGBTについてどう思うかを宿題にされたことがあるが、男女の恋愛については問われたことがない。
何故だろう。
「違和感」を覚える。
貴方はジェンダー平等について何を感じますか?
私の価値観 花園眠莉 @0726
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます