第12話 幹部三人目のマスティマとのバトル
??: マスティマ、頼むぞ?時間稼ぎを。
マスティマ: はい。
ファリンダー: オノケリスー!
マスティマ: オノケリスを探しているのか?
ファリンダー: お前は!
マスティマ: オノケリスなら、
ファリンダー: まさかお前ら、
マスティマ: さぁ?どうだろうね?笑
ファリンダー: てめぇ!!ファイアボール!
マスティマ: この程度であのお方を倒すなんて無理だよ!アサルトクロウ!!
ファリンダー: やべぇ!ブレイズウォール!!
マスティマ: 耐えたか。これでじわじわと苦しませてやるよ。ドッペルゲンガー!!
ファリンダー: え?お、俺?
ドッペルゲンガー: ファイアボール!
ファリンダー: 嘘だろ。ファイアボール!!
マスティマ: 俺が召喚したドッペルゲンガーは対象者と能力が同じなのだ。そしてこのドッペルゲンガーを倒すには強力な光属性か聖属性の魔法を当てなければ倒せない。だからお前は俺を倒すことすら出来ずに死んでいく。
ファリンダー: そんなことは無い!これなら。クリムゾンノート!!
ドッペルゲンガー: ナパーム!
ファリンダー: なんで、相殺どころか俺のが負けてる?
マスティマ: 諦めて死ぬがいい。
ファリンダー: 誰が、諦めるかよ!
マスティマ: スティングシェイド!!
ファリンダー: やばい!
父: ホーリーインパルス!! そして、ホーリークロス!!
ドッペルゲンガー: ウワー!
マスティマ: お前は、
父: 久しぶりだな、マスティマ。
マスティマ: ん?お前はカンサー・シャントリーヌか?
父: そうだ。お前をずっと探していたんだ。
マスティマ: 俺を探してた?ふざけるなよ?あの時お前は人間を優先して俺を捨てただけだろ!そのくせに探してたとか都合のいいこと言ってんじゃねぇよ!
父: 確かにそうかもしれない。だが、俺は息子に改めてお前の大切さに気付かされたんだよ。
マスティマ: ふざけんな!お前を殺すためだけに俺はこの魔法を極めたんだ!行くぞ、
父: まさか!?よせ、その魔法はお前の今の魔力じゃお前諸共持ってかれるぞ!
マスティマ: 知るか!黒色破壊光線!!
父: くそ!アストラルウェイブ!!
バーン!!
マスティマ: ウグァ!
父: はぁはぁ。マスティマ!
マスティマ: シャントリーヌ、様。
父: やっぱお前操られてたのか。今助けるからな!
リザレクト!
マスティマ: ありがとうございます。
父: 何があったんだ?
マスティマ: 実は、、、
回想
??: お前、裏切ってあの男に付いたな?
マスティマ: お前は、サタン!?
サタン: あの男に付いていてもろくなことは無いぞ?
マスティマ: シャントリーヌ様を侮辱するな!
サタン: パシッ!お前は俺の下僕となるんだ。
マスティマ: や、だ。
サタン: お前はなるんだよ。
マスティマ: う、うわぁー! 仰せのままに。
回想終了
父: そうか。
ファリンダー: おい、オノケリスは?オノケリスは生きてるんだよな!?
カーライド: おい。
マスティマ: オノケリスはまだ生きていますよ。でも、
ファリンダー: でも?
マスティマ: サタンに捕まっているので取り返すのは難しいかと。
父: それは厳しいな。
カーライド: まぁ、だがコイツはやる気みたいだぞ?
ファリンダー: 相手が誰だろうと関係ない。オノケリスを助ける。
父: 無茶言うな!サタンはお前が倒せるレベルの相手じゃないんだぞ!それにお前一人でなにができるんだ!
カーリウス: 一人じゃないですよ?
ファリンダー: カーリウス?
カーライド: まぁ俺もやられっぱなしは癪だしな!
ファリンダー: お前ら。
父: とは言ってもお前ら三人で何が、
キラー: 俺が付きますよ。
父: キラーか。
キラー: こいつらは今成長途中です。見守ってやるのが大人の俺たちの今やることだと思いますよ。
父: そうだな。わかった。行ってこい!
ファリンダー: ありがとう父さん。行こうみんな!
全員: おぉ!
死んだら異世界最強になっていた!! そらいろ @sorairo00
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