第2話 試験会場での出会い

父: その試験に合格して晴れて神聖学園に入れるわけだ


ファリンダー: ちょっと待って、なんで神聖学園に入らなきゃ行けないんだよ!

入らなくても後継者にはなれるだろ?


父: 神聖学園に入ってしっかりとした剣、武、魔、全てを学ばなければ後継者には、なれないんだ。


ファリンダー: ってことは、神聖学園では何でも教えてくれるってこと?


俺は今まで以上に強くなれると思って聞いてみたそうしたら


父: あぁ剣、武、魔、だけでなく学力もつけてくれるらしいぞ


ファリンダー: 。。


俺は少し考えてから答えた


ファリンダー: 俺行くよ


父: 本当か?


ファリンダー: うん!だって行かなきゃ強くなれないんでしょ?


父: まぁ今日は試験だけだから気を抜いて頑張ってこい


ファリンダー: わかってるよ。


ガチャ


よし!父さんに道を教えてもらったし、行くか


母: ねぇやっぱりやめておいたほうが、、


父: いやこれはあいつ次第だ


母: 。。


ファリンダー: うわー!でっけー


父さんに書いてもらった地図を見ながらきたけど、

街の人に聞いた方が早かったんだよなー。


ファリンダー: 本当父さんってこうゆう所だけは抜けてるんだよなー


??: ねぇねぇ君も試験受けるの?


突然後ろから声をかけられた


ファリンダー: うわ!


??: 凄いびっくりするね!


ファリンダー: そりゃびっくりするだろ?


??: で?君も受けるんだよねここにいるってことは


ファリンダー: まあな。っていうかお前誰だよ


カーリウス: 申し遅れました

私カーリウス.カージャールと申します。


ファリンダー: あ!俺はリージャエル.ファリンダー!

よろしく


カーリウス: よろしくファリンダー!


ファリンダー: おうカーリウス!


ファリンダー:そろそろ行くか!


カーリウス: そうだね!


??どいてくださる?


いじめっ子A: あんた邪魔なのよ!


いじめっ子B: 何お嬢様ぶってんのよ!


いじめっ子Cそういう所がムカつくのよ!


??: 。。


カーリウス: あれって、


カーリウスが何かを言おうとしていた


ファリンダー: どうした?


カーリウス: いや、あの子も受けるのかなって


ファリンダー: お前ってホントに、友達作り好きだよな


カーリウスそうかな?笑


そんな話をしていたら


??:(助けて!!)


助けてと聞こえたような気がした


ファリンダー: なんか助けてって聞こえなかった?


カーリウス: そう?それより俺あの子に恋しちゃったみたいなんだけど


ファリンダー: どれどれ


カーリウスがみている方を見るとそこには


ファリンダー: おい、あれって


カーリウス: ん?あ!


カーリウスも正気を取りもだしたようで何が起こっているか理解出来たらしい


カーリウス: 行こう


ファリンダー: あぁ


そこには、


ファリンダー: 何してんだよ!


いじめっ子A: あ?あんたに関係ないでしょ?


いじめっ子B: そうよ、どっか行きな!


いじめっ子C: 痛い目見る前に消えた方が良いわよ


ファリンダー: はぁー、揃いも揃って


いじめっ子A: あんた死にたいみたいね!

あんたらやるわよ


いじめっ子B: りょうかーい


いじめっ子C: ささっとやっちゃおっか!


ファリンダー: めんど ボソ

カーリウスちょっと下がってて


カーリウス: わ、わかった


いじめっ子全体: 行くわよー

ファイヤーボール!


ファリンダー: この程度か。


弱すぎて指1本で消してしまった


ファリンダー: 父さんよりも手応えないな。


いじめっ子A: こんなんでへこたれないのよ

行くわよ


いじめっ子全体: ファイヤーブラスト!


ファリンダー: ボォ おーちょっと威力上がった。


いじめっ子B: なにあいつ。


いじめっ子C: 私たちの合わせ技を人差し指だけで消すなんて


いじめっ子A: まさか、あいつ、


いじめっ子A: ちょっとみんな集合!


いじめっ子B,C: ん?


いじめっ子A: ゴニョゴョ


ファリンダー: 何話してんだろー


いじめっ子全体: よし行くわよ!


何か始まりそうだ。まぁ何をしても俺には勝てないけどね


いじめっ子A: 散れ


ファリンダー: ?


いじめっ子A.B: あんたの相手は私たちよ


ファリンダー: 余裕だよ!


ん?何かおかしい あ!そうか1人消えてる


ファリンダー: もう1人のやつはどこだ?


いじめっ子A.B: 今さら気づいたって遅いのよ!


まさかと思い、後ろを振り返って見たらそこには、

カーリウスの前に立つ女の姿が。


ファリンダー: おい、やめといた方がいいぞ。


いじめっ子C: 私の力を見くびらない事ね!


そう言いながら奴は魔法を唱えた


いじめっ子C: ヴァレーヒ!


そう唱えた瞬間、炎をまとった龍がカーリウスに襲いかかった。

だが、カーリウスはビクともしない

そして龍が直前まで来た瞬間カーリウスがこう唱えた。


カーリウス: イジゲンブレイカー!


唱えた瞬間さっきまでいたはずの龍が消えた


いじめっ子C: なんで、あれは上級魔法のはず。

頑張って努力して覚えた魔法なのに。どうしてよー!


カーリウス: 君のは、上級と言っても難易度Bの魔法だろ?僕のは、難易度Sだもん。


カーリウスがそういうと、


いじめっ子C: 嘘でしょ?


いじめっ子A: 無理よあんなの


いじめっ子B: Sなんて勝てっこない


カーリウスが、自分が使っている魔法の難易度がSだって教えた途端、さっきまで強がっていたいじめっ子達はその場に崩れ落ちた。


ファリンダー: やべ、もうこんな時間だ。カーリウス行くぞ!


カーリウス: 待ってよ。僕も行くよ!


??: 。。

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