第102話おもふてふ このはのはのみや 秋をへて

寛平の御時きさいの宮の歌合いのうた

よみびとしらず


おもふてふ ことはのはのみや 秋をへて 色もかはらぬ 物にはあるらむ

                            (恋歌四688)


あなたのことを思う、その言葉だけが、秋を経て(紅葉の時期が過ぎても)、色が変わらないものなのでしょうか。(言葉だけではありません、あなたを深く思う心も、飽きることななどはなく、色もあせず、変わることなどありません)


あなたを愛しています、それは表面的な言葉だけではなくて、心も愛し続けています、その意味に解釈した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る