第15話あき萩も 色づきぬれば きりぎりす
題しらず
よみびとしらず
あき萩も 色づきぬれば きりぎりす わがねぬごとや よるはかなしき
(秋歌上198)
※きりぎりす:現代のコオロギ
秋萩も、(秋の深まりにつれて)色づいて来ると、コオロギも私が眠れないと同じように、夜は悲しいのだろうか。
題しらず
よみびとしらず
秋の夜は 露こそことに 寒からし 草むらごとに 虫のわぶれば
(秋歌上199)
秋の夜は寒い。
とりわけ、露が寒い。
それだから、草むらごとに鳴く虫が辛くて鳴くのだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます